12日は川合町商工振興会の総会があり来賓としてお招きいただきました。
昨年はビラ大田など大型の福祉施設が相次いで建設され、今年はいよいよ新学校給食センターがオープンすることから、川合町としても地産地消や食育の面で大きく貢献したいと思います。そのためにも「地元・商工振興会さんのご協力が必要です。」とお願いをしました。
13日は午前中に坂根邸の味噌加工場竣工式。午後からは人権教育研修会。人権教育研修会は川合小学校、PTA、まちづくりセンターと中央公民館の共催で今年は三瓶池田診療所の長坂先生夫妻のお話を聞かせていただきました。音楽を交えてのお話(お話を交えた音楽会?)で、子どもたちにも解り易く、親しみのもてる研修会となりました。
さて、懸案事項であった川合町忍原の坂根邸が小さいながらも貴重な第一歩を踏み出しました。
遡ること数年前、ある団体がこの坂根邸を日本文化・古民家として外国へ移築する計画を立てました。
しかしながら移築費用が膨大になることから計画を断念し、その代わりに大田市が取得することになりました。
取得後、市内各地で展開している田舎ツーリズムの拠点施設として整備し、宿泊型農家体験施設を目指しました。
もともと生活水に恵まれない地区であったことから水源確保のため井戸掘りを最優先に着手したのが一昨年のことです。
個人的にも議員としても取得前から疑問を抱いていたので、担当者に取得の意義を問い、計画の無謀さを訴えましたし、当然、水量不足の恐れを地元民として伝えました。ボーリング調査の無意味さを指摘し、上水道の延長が現実的であり、地域住民の生活環境の改善について議論したものです。
地元説明会に出席した時、住民への熱心な説明の中で、担当者の意気込みと情熱に絆され、大きな希望に向け地元議員として共に歩むことを決意しました。
その後、水源確保のためのボーリング調査は予測通り失敗に終わり、担当者は異動により知らぬ顔、その上、事業計画を遂行すれば1億以上の予算が必要となることが分かり、計画は断念せざるを得ない状況となりました。
そこで、当初の計画は諦めても、細々と活用するには何をすればいいのか、寄贈していただいた坂根さんの厚意に報いるにはどうしたらいいのかを考え、まちづくりセンターで25年続いている「味噌加工グループ」に協力していただくことになったものです。
今回この懸案事項を通して、議会人として沢山の事を学ばせていただきました。
反対することや追及することは誰にでもできる簡単なことです。それは責任をとらなくてもいいからです。
しかしながら、総論賛成、各論反対の予算案を承認した議会の責任は誰もとることはできません。
執行部を代表する市長のみが責任を追及されるからです。
我々は、予算案を提出した執行部とそれを承認した議会の両方に大きな責務が課せられていることを忘れてはなりません。
執行権が無いという言い訳は通用しない時代が来ているような気がしています。
昨年はビラ大田など大型の福祉施設が相次いで建設され、今年はいよいよ新学校給食センターがオープンすることから、川合町としても地産地消や食育の面で大きく貢献したいと思います。そのためにも「地元・商工振興会さんのご協力が必要です。」とお願いをしました。
13日は午前中に坂根邸の味噌加工場竣工式。午後からは人権教育研修会。人権教育研修会は川合小学校、PTA、まちづくりセンターと中央公民館の共催で今年は三瓶池田診療所の長坂先生夫妻のお話を聞かせていただきました。音楽を交えてのお話(お話を交えた音楽会?)で、子どもたちにも解り易く、親しみのもてる研修会となりました。
さて、懸案事項であった川合町忍原の坂根邸が小さいながらも貴重な第一歩を踏み出しました。
遡ること数年前、ある団体がこの坂根邸を日本文化・古民家として外国へ移築する計画を立てました。
しかしながら移築費用が膨大になることから計画を断念し、その代わりに大田市が取得することになりました。
取得後、市内各地で展開している田舎ツーリズムの拠点施設として整備し、宿泊型農家体験施設を目指しました。
もともと生活水に恵まれない地区であったことから水源確保のため井戸掘りを最優先に着手したのが一昨年のことです。
個人的にも議員としても取得前から疑問を抱いていたので、担当者に取得の意義を問い、計画の無謀さを訴えましたし、当然、水量不足の恐れを地元民として伝えました。ボーリング調査の無意味さを指摘し、上水道の延長が現実的であり、地域住民の生活環境の改善について議論したものです。
地元説明会に出席した時、住民への熱心な説明の中で、担当者の意気込みと情熱に絆され、大きな希望に向け地元議員として共に歩むことを決意しました。
その後、水源確保のためのボーリング調査は予測通り失敗に終わり、担当者は異動により知らぬ顔、その上、事業計画を遂行すれば1億以上の予算が必要となることが分かり、計画は断念せざるを得ない状況となりました。
そこで、当初の計画は諦めても、細々と活用するには何をすればいいのか、寄贈していただいた坂根さんの厚意に報いるにはどうしたらいいのかを考え、まちづくりセンターで25年続いている「味噌加工グループ」に協力していただくことになったものです。
今回この懸案事項を通して、議会人として沢山の事を学ばせていただきました。
反対することや追及することは誰にでもできる簡単なことです。それは責任をとらなくてもいいからです。
しかしながら、総論賛成、各論反対の予算案を承認した議会の責任は誰もとることはできません。
執行部を代表する市長のみが責任を追及されるからです。
我々は、予算案を提出した執行部とそれを承認した議会の両方に大きな責務が課せられていることを忘れてはなりません。
執行権が無いという言い訳は通用しない時代が来ているような気がしています。