言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

別離と門出

2015年03月25日 | Weblog
卒業式も終わり、学校行事の1年の締め括りが済みました。

そして、学校をはじめ官公庁の異動も発表され多くの方々との別れの季節です。

昨夜は、川合小学校の送別会に出席し、このたび異動されるお世話になった先生方とお別れをしました。

思い出と淋しい気持ちで一杯ですが、新たな学校でもご活躍されることを祈っています。


さて、議会閉会から1週間経ちました。

新年度予算が主な議案でしたが、全てを可決成立させ新たな年度へ向け出発準備しなければなりません。

本会議終了後、全員協議会が開かれ

①公共施設白書
②第3次行財政改革大綱
③平成24年度財務書類

について説明がありました。

①は大田市が所有する施設、特にハコモノと呼ばれる公共施設を適正に管理・運営するために作成されたデーターです。今後、建て替えや修繕など多額の費用が必要と見込まれることから、財政状況の推移と照らしあわせながら市民サービスの維持に努めなければなりません。

②については、当市における5年間の行財政改革の羅針盤です。以下は特別委員会での審議模様を報告したものです。

行財政改革特別委員会の中間報告を行います。
昨年12月定例会終了後、年が明けて2月5日に第9回を開催しています。
当日は、委員全員出席、執行部より青木副市長をはじめ、関係部課長に御出席いただいております。
協議題は、第3次大田市行財政改革推進大綱(案)についてであり、事前に資料を配布しておりましたので、簡潔に概要説明をいただいた後、質疑に入りました。
主な質疑です。本大綱の策定過程における内部協議の様子と次期総合計画との整合性についてはという問いに、まずは行革に関する各課の素案を事務局で取りまとめ原案を作成し、課長クラスで構成する庁内の横断的な幹事会を開き幅広い視点での議論を経て、副市長を本部長とする推進本部会議における意見を踏まえながら最終的に取りまとめの作業を行ったとのことであり、また、次期総合計画は27、8年度の2か年で策定予定であるが、当然、行革大綱との整合性を図りながら進め、見直しが必要となれば随時対処していくという答弁でした。
 次に、行革による、これまでの削減・効果額と職員人件費に関する問いには、平成17年度から25年度までの1次・2次あわせて総額約41億円の効果が達成でき、そのうち人件費の抑制分、約11億円が含まれている。なお、平成26年のラスパイレス指数は99.2%となり、県下2番目に高い水準になったという答弁でありました。
 さらに、職員の人材育成に関しての質疑では、このたびの大綱では職員研修の充実や職員提案制度の活用、女性職員の積極的な政策立案への参加などを掲げており、質の高い市民サービスの実現に向けて鋭意努めるとのことでした。
委員からの意見としては、これまで定員管理や人件費の抑制による削減効果額にばかり注視していたため、職員のモチベーションの低下が懸念され、また市民から接遇に関しての厳しい声も聞かれる中で、今後は職員の意識改革と接遇向上を重点課題として捉え、使命感と情熱をもって行政サービスに従事していただき、市民満足度の向上を目指すべきとの意見がありました。
以上で、行財政改革特別委員会の中間報告を終わります。

一般質問

2015年03月13日 | Weblog
今議会の一般質問です。

観光振興について取り上げました。

 今議会の冒頭、竹腰市長は施政方針におきまして、観光振興に関し、高速道路時代の幕開けにより当市への来訪者の増加が期待できることから、積極的な誘客活動を展開していくと力強くおっしゃられ、さらに、2年後に控えた石見銀山世界遺産登録10周年記念に向けた取り組みや大田市観光協会への専門職の配置、自主・自立を目指した組織強化など観光振興に対する大きな決意が伺えたところです。

 さて、大田市の観光振興は、平成21年6月に策定された「大田市新観光計画」に基づき進められていることは申し上げるまでもありません。この計画が策定された背景を思い返せば、石見銀山がユネスコの諮問機関であるイコモスから厳しい評価を受けながらも劇的な逆転で日本で14番目の世界遺産に登録され、急激に観光客が増加し、その対応策が求められた頃であり、また、長年の懸案事項でありました三瓶保養施設管理公社の解散や三瓶観光に係わる諸施設の取得など三瓶観光の活性化に向けた再スタートの必要性に迫られたことなどを契機として、世界遺産石見銀山と国立公園三瓶山を大田市観光の両輪として本格的に位置付け、滞在型観光を目指し、交流人口の拡大に取り組むために策定されたものと記憶しております。

 あらためて、この新観光計画を読み返しますと、資料編も含め80数ページにわたるボリュームもさることながら、現状分析と課題把握に優れ、先見性のある計画であったと感服したところです。そこで、1点目の質問をいたしますが、本計画の進捗状況、また計画に基づき展開されたこれまでの施策に関し、どのように検証・評価されているのか、お聞きいたします。

 私見ではありますが、計画内にある施策を凡そクリアーしているなと一定の評価をいたします。しかしながら一方で、時代は移り変わり計画策定から早6年が経過し、石見銀山の世界遺産登録5周年記念、三瓶山の国立公園指定50周年記念という大きな節目を迎え、その記念事業を無事に終えた今日では、本計画はその役割を概ね果たし、社会環境の変化や技術革新とくに情報通信技術分野の発展は目覚ましく進み、現状に即さない時代遅れの点が見られることや、先ほど申し上げたように石見銀山と三瓶山に主眼を置き過ぎ、市内を3つのエリアで括ったために大きな偏りが生じ、市域全体の隠れた観光資源にまで及んでいない点などが見受けられます。
 
 今後も間違いなく世界遺産石見銀山と国立公園三瓶山が大田市観光を代表する両巨頭であることには変わりはありませんが、2年後に控えた石見銀山世界遺産登録10周年記念や5年後に開催される東京オリンピック・パラリンピックによる外国人観光客の増加も予想される中、やはりオール大田で観光のグランドデザインを描き、市内各地の埋もれた多くの観光素材を今一度掘り起し、せめてブロック単位程度でのゾーニングを施しながら、より具体的な実施計画・行動計画的な要素が強いものにリニューアルすべき段階に来ていると考えますが、ご所見を伺います。
 
 自然、歴史・文化の豊かな大田市、日本の原風景、本物が溢れる大田市を自信と誇りを持って全国に発信し、住みたい田舎・日本一、そして訪れたい田舎・日本一を目指して市民の総力を結集して実現しようではありませんか。
以上で登壇しての質問を終わります

3・11の今日

2015年03月11日 | Weblog
東日本大震災から4年。

あらためて4年前のことを思い出します。

震災から半年余り経過した現地は、まだまだ大津波の傷跡は残ったままで瓦礫の山が多く、仮設住宅の被災者の皆さんは不安と闘っていました。

2年後に訪れた時は、瓦礫の山は片付いていましたが、なかなか再建にまでは至らず、復興の遅れを痛感しました。

そして4年が過ぎ、思うように進んでいない現地の映像を観ると、政治の無力感に腹立たしさを覚えます。

我々が選んだ故郷の代表が、その責任者であれば尚更、政府には全力で復興に取り組んでいただきたいと強く願います。


桃の節句

2015年03月02日 | Weblog
早いもので3月弥生に入りました。

昨日は、我が家に長女のお友達が集まり、ひな祭りパーティーをしました。

主役であるはずの飾られた雛人形は関係なく、おしゃべりとお菓子が目的のような感じでした。

何時の時代も「花より団子」ですね(笑)


さて、明日からは3月定例会が始まります。

初日には、市長による施政方針があり、新年度に向けた大田市の取り組み・予算が披露されます。

政府による地方創生が、いよいよ具現化される予算と思われますが、全国均一の金太郎飴ではなく、独創的で工夫の凝らした施策を期待したいと思います。

一般質問は、5・6日に予定されており、私の出番は6日の朝一番ではないかと思われます。

質問の内容は「大田市の観光振興について」です。