言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

教育振興会

2010年05月27日 | Weblog
 先般、川合小学校教育振興会の評議員会が開かれました。
 この会は、自治会長とPTAの役員がメンバーとなり、川合小学校の教育振興を図り、児童の教育活動に必要な経費に協力することを目的としています。規約が昭和43年から始まっていますので、恐らくそれ以前からあったものと思われます。
 川合町内の1世帯あたり500円をいただき、運動部活動費、学習活動費、情操教育活動費、研究活動費など様々な使途で子どもたちの教育環境を整えさせていただいており、大変有難いものです。

 このような地元の学校を支える後援会が存在する地域はいいのですが、全く何もない地域は学校予算の中で「やりくり」をしなければなりません。必要なものに優先順位を付けながら出費を抑えることは大切なことですが、本来必要なものまで我慢しなければならない状態、特に子どもたちに負担・我慢を強いるのは少し寂しい気がします。それが、地域によって格差があるようではいけません。
 それぞれの家庭において、我慢強い子を育てていただくのは結構なことで奨励すべきことですが、学校の教育環境を他校より我慢せよというのはどうでしょうか。
 

大田一中耐震補強・大規模改修事業

2010年05月22日 | Weblog
 先日、標記事案について一中校区内の市議会議員を対象に説明会がありました。
 その日の夜にはPTAの皆さんに説明をしたようです。

 事業の概要は、約2億6000万円を投じて耐震補強工事と老朽化に伴う大規模な改修を行うものです。
 
 耐震補強工事は、鉄骨の筋交いを校舎内の柱と柱の間に入れ、耐震度調査により基準以下であったものを耐震基準内への改善を図るものです。
 
 大規模改修工事は、
 ①屋上の防水
 ②外壁塗装
 ③教室床・天井の前面張替え、内装の再塗装、教室内建具の入れ替え
 ④教室・廊下の照明器具取替と増設
 ⑤各階トイレの全面改修・洋式便器の設置
 ⑥給水管の取替、配水管の改修
 ⑦その他 放送設備改修、非常階段修繕塗装、黒板塗装、教室ロッカー、掲示板、掃除用具入れ取替、生徒下駄箱取替、校舎正面ベランダ手すり改修、街灯設置、排水溝改修、グラウンド側溝グレーチング設置です。
 
 工期は今年6月中旬から12月上旬までで、校舎の内部工事については夏休み期間中に行い、部活動への影響は多少あるかも知れませんが、とにかく授業に影響が出ないように配慮されました。

 個人的には、築後45年を経過しており、耐震度が低く、老朽化が激しいということであれば、適当な場所に改築すべきと考えます。3月の総務教育委員会の中でもそのように主張しました。
 大田市学校再編実施計画が策定されましたが、教育委員会の予定通りに進むとは到底思えません。地域の実情を考えれば当然のことと思います。そんな中、大田一中の位置付けが不変ということであるならば早期に建て替え、生徒の教育環境を充実させるべきではないでしょうか。いつまでも大田市の公園ゾーン内に存在させる必要があるのでしょうか。


再開

2010年05月17日 | Weblog
 永らくブログの更新をしていませんでした。ご心配いただきました皆様、大変申し訳ございません。農業(水稲)の方も一段落したので再開いたします。
 
 ということで、久々に更新します。

 先週末から、いろいろな事が起きました。
 何といっても青木幹雄参議院議員の体調不良により不出馬、そして、長男・青木一彦氏が後継者として擁立されることが決定したことでしょう。

 この件についていろいろとご意見があろうかと思いますが、自民党島根県連という一つの組織が決定したことです。その組織が代表として選定したのですから、粛々と今夏の参議院選挙に向けて党員・党友全体が活動していくと思われます。
 その他の有権者がどう審判を下されるかはそれぞれの一票に委ねられているということです。

 今回の候補者選定に至る経過は、各支部の意見集約を行い、且つ規約に則って公平公正に実施され、青木一彦氏に決定をしました。
 しかし、組織の末端の一人として一言物申すとすれば、公募による候補者の選定をしていただきたかったということです。緊急事態であり時間が限られているとはいえ、政権奪還を切望する政党であれば、非常事態だからこそオープンな公募制を行うべきではなかったかと残念でなりません。結果的には同じことになったかもしれませんが、過去の密室型政治を行ってきた自民党が変わったのだという姿・印象を県民・有権者にアピールする絶好の機会であったのではないかと考えます。
 「世襲」という批判を覚悟の上で戦わなければならない選挙が刻一刻と近付いてきています。