言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

報告会終了

2013年11月30日 | Weblog
29日(金)、温泉津まちづくりセンターを会場に開催された輝新会報告会に21名もの参加者においでいただき感謝申し上げます。ありがとうございました。

寒い中での開催でしたが、質問や意見が相次ぎ、時間をオーバーしての終了となりました。

支所の問題、水道料金、防災関係、まちづくり関連と多岐にわたり、地元議員には答え辛いものもありました。

4か月後に市議選を控えていますので、地元有権者に対し都合の悪いことは伝えたくはないかもしれません。

しかし、冷静に現状を見据え、毅然とした態度で答えなければ、要望を聞くだけでは政治家としての責務を果たすことを放棄したことになります。

厳しい現状を有りのままに伝え、市民・有権者の協力を得る努力は必要と考えます。

この姿勢だけは崩さずに、ポリシーを持ち続けたいと思っています。



さて、グランさんのコメントに対して。

私は売れっ子ブロガーではないので即座に返答や更新はできません。目前に12月議会等を控え多忙極まりないスケジュールの中、活動報告のブログ更新をするのがやっとです。昨日、輝新会の報告会も終わったところです。その辺りは御理解下さい。また、勉強不足だと言われるならそれも素直に認めます。そこで、
特定秘密保護法に関して、「頓珍漢な返答」「これが見抜け無いようでは、とてもとても政治家などとは言えません!」と言われております。
同法案は「我が国の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要であるものについて」と明記されており、木鶏さんが思われているような議会の採決を秘匿することなどありえませんし、TPP交渉についても交渉時は国益上、相手国に漏れないために一時的には機密扱いされることもあるかもしれませんが、交渉後は開示されるはずです。
グランさんが懸念されている状況は、大日本帝国憲法の下では起こり得ること(起きたこと)ですが、現在の日本国憲法の下では憲法違反ということになります。したがって治安維持法と同様というのは解釈の飛躍と申し上げました。
日本国憲法は日本国の最高法規であり、他の法律に侵されることはありません。三大原則の「基本的人権の尊重」「国民主権」は決して脅かすことのできないものであるからです。
国民が憲法を守るのではなく、憲法が国民を守るのです。
むしろ、グランさんのように自分の主張に同意できない者を一刀両断にバッサリと切り捨て(公のネット上で)攻撃し、相手を隷属させようとする手法こそがファシズム的だと思います。



カメムシ

2013年11月28日 | Weblog
カメムシ、通称・屁こき虫の多い年は、冬の雪が多いと言い伝えられています。

25日(月)の輝新会活動報告会は大国まちづくりセンターであり、14名もの参加者があり大変喜びました。大国地区の皆様ありがとうございました。

カメムシまでもが歓迎してくれたのか、会場準備中に20数匹捕獲したにもかかわらず、報告会の最中にも次から次へと飛び回って大変でした(笑)

あの様子では、今シーズンは大雪になるかもしれません。


23日(土)は川合小学校の学習発表会。大勢の保護者と地域の方々がお集まりでしたので、冒頭のPTA会長挨拶で、体育館の耐震化と校庭の芝生化について状況説明しました。
6年生の長男にとって最後の発表会であり、我が子も含め同級生みんなの成長に思わず涙腺が緩んでしまいました。連合音楽会の時もそうでしたが、川合っ子の歌声は素晴らしいです。

24日(日)はスポ少の一中校区交流大会。最後の試合でしたが、結果は・・・。もう少し強くなって欲しかったです。
夜には、物部神社の鎮魂祭でした。今年も全国各地から参拝者があり賑やかでした。

25日(月)は農業委員会。夜は仁摩町の大国まちづくりセンターで活動報告会。

26日(火)は副市長の送別会でした。本当にお疲れ様でした。






知る権利

2013年11月23日 | Weblog
輝新会の活動報告会も4会場を終え、次第に参加者も増えつつあります。

鳥井会場は8名、昨夜の志学会場は12名でした。


さて、鳥井会場において大田市の情報公開に関する質問があり、大田市は市民の「知る権利」を阻害するような状態であり、県内8市と比較しても情報公開度調査は最下位であると指摘されました。

いったい我々の「知る権利」とは何でしょう。

国や地方自治体の政治に関する情報を、国民・市民が自由に入手する権利で、公権力により妨げられることなく自由に情報を受け取るという消極的自由権的側面と、情報の積極的な提供・公開を公的機関に対して要求するという積極的請求権的側面があります。

日本国憲法第21条に定められている表現の自由の保障は、単に表現活動を行う者の自由だけでなく、それに対応するものとして、表現の受け手の知る自由をも当然に保障しているものと考えられています。
しかし、行政活動の領域が広がってくるとともに国家秘密も増大し、また、マスメディアの発達により、社会の情報流通過程において国民は、与えられる情報をただ受け取るだけという受動的な地位に置かれるようになってきました。こうした状況のなかで、国民が必要とする情報を十分に得るためには、情報の受け手である国民の側から、知る権利を積極的に主張することが必要であると考えられるようになりました。

つまり、我々国民は「必要な時」に「必要な情報」を「誰にも邪魔されることなく」得られるということになります。

ただし、行政側が何でもかんでも情報として一方的に垂れ流せば、その量の多さのため市民の取捨選択が酷く困難になる恐れがあります。

普通一般の日常生活を送っている市民の中に、いったいどれだけの人が「知る権利」を阻害されていると感じている人がいるのか疑問に思います。

むしろ、あらゆる媒体を使ってきちんと伝達しているにもかかわらず、「知らない」「聞いてない」と言われる方が多いと感じます。

一方、国家においては外交・通商・安全保障など国民の生命・財産と国益を最優先にしなければなりませんので秘匿性が高くなります。

特に、日本にはスパイ防止法のような外国の諜報機関から自国を守る法律がありませんから尚更です。

そこで、グランさんからのコメントに対する私の考えを述べたいと思います。

全ての公務員は法律により(国家公務員法や地方公務員法など)秘密漏えいを禁止され、処罰の対象とされています。

そこで、すべての公務員を性善説に基づき、国家国民を守り、その利益を損なうことのない存在として信じていれば今回の「特定秘密保護法案」など全く意味のないものでしょう。

しかし、自らの利益のために、国家国民の利益を損ない、さらには危機に陥れるような輩が存在しているとするならば、より厳しい法律も必要となるのではないでしょうか。

これを右傾化と言われ、大日本帝国の復活と唱えられるのであれば少々飛躍が過ぎるのではないかと思います。

むしろ、国民がマスコミの流す情報を鵜呑みにして、扇動的な状態で投票行動を行う方に危機感をおぼえます。

グランさんが、公務員に対して絶対的な信頼を寄せているとは到底思えないですが、いかに。


事務事業評価

2013年11月21日 | Weblog
昨日、行財政改革特別委員会を開き、予定していた「事務事業評価」を行いました。

評価対象の事業は以下の10件です。

①まちづくりセンター関連事業(修繕・耐震補強・空き校舎活用)
②地方バス路線確保対策事業
③放課後児童対策事業
④ゴミ処理関連事業
⑤石見の国おおだ観光振興事業
⑥農地・水保全管理支払金交付事業
⑦道路維持・道路愛護団奨励事業
⑧大田市駅東側まちづくり事業
⑨水道事業会計補助金事業
⑩重要伝統的建造物群保存地区整備事業

所管課の担当者による事業概要の説明に10分間。
議員からの質疑が20分間。
合計30分間というタイムスケジュールで審議をしました。

午前9時より開始し、午後4時30分に終了する頃には疲労感が漂うほどの委員会となりました。

概ね実施して良かったなと感じていますが、多くの課題と反省点も残りました。

それは、我々が事業を仕分けたのではなく、職員が議員を区分けしたのでは・・・と思われる場面があったからです。

何はともあれ、予算編成準備期の忙しいところ関係された皆様のご協力に感謝申し上げます。



空席

2013年11月19日 | Weblog
昨夜は、波根まちづくりセンターでの報告会でした。

「雪起こし」と思われる雷が鳴り響き、我々の話す声が掻き消されてしまう程でした。

そんな悪天候の中にもかかわらず3名の参加者があり感謝申し上げます。ありがとうございました。

確かに会場では空席が目立ちますが、「やまざる」さんのコメントに励まされ、懲りずに諦めずに頑張らなければなりません。


本日、臨時議会が開かれました。

議案は人事案件であり、教育委員会委員と公平委員会委員、監査委員の任命・選任同意です。

教育委員には大国教育長の再任、また岩根教育委員長に代わり、梶伸光氏が任命されました。

公平委員会委員の河原氏と監査委員の丸山氏は再任です。

そして、注目の副市長人事は蓮花副市長が退任されることになり、しばらくの間、空席という状況となりました。

大田市職員生え抜きの蓮花副市長は、まさにミスター大田市役所であり、豊富な経験と知識で安定した事務方のトップとして職責を全うされてきました。

議会では舌戦を交えることもありましたが、的確な答弁にはいつも敬服していました。

さて、副市長の職務とは、地方自治法の167条に「副知事及び副市町村長は、普通地方公共団体の長を補佐し、普通地方公共団体の長の命を受け政策及び企画をつかさどり、その補助機関である職員の担任する事務を監督し、別に定めるところにより、普通地方公共団体の長の職務を代理する。また、第2項、市町村長の権限に属する事務のうち委任を受けたものについて、執行する」と規定されています。

東日本大震災では町長が行方不明となり、副町長が職務代理者として陣頭指揮をとられた自治体もありました。

つまり首長に何か不測の事態があった時に職務代理者となる重要なポストであります。

近隣自治体では、議会の同意が得られず空席となったケースを聞いたことがありますが、後任が見つからず空席というのは危機管理上において大きな問題があります。

副市長人事は市長の専権事項ですので、ただ意中の適任者がいないということでの空席、今回の事態は極めて準備不足と言わざるを得ません。

市長3期目の門出に水を差すようで申し訳ないとは思いますが、「大田市は人材不足です」と言っているようなものです。



報告会の報告

2013年11月17日 | Weblog
15日夜、初めての輝新会報告会を開催しました。

久利まちづくりセンターには6名の方にお越しいただき感謝申し上げます。

予定時刻を20分オーバーしての報告会となり、様々なご意見をいただきました。


16日は、JC主催の講演会がありました。

講師は甲子園の常連校である智弁和歌山野球部監督・高嶋仁氏でした。

中高生の野球部員が多く参加していましたので、智弁和歌山の練習方法や試合に対する心構えを分かりやすくお話しいただきました。

「試合は勝つために」「勝たなければ意味がない」との持論から、人の何倍も努力しなければ実力は発揮できないとおっしゃっていました。

参加していた野球部員にもしっかりと伝わったのではないでしょうか。


さて、明日は波根まちづくりセンターでの開催です。

■東部ブロック
  11月18日(月)波根まちづくりセンター

■西部ブロック
  11月20日(水)鳥井まちづくりセンター

■三瓶ブロック
  11月22日(金)志学まちづくりセンター

■仁摩ブロック
  11月25日(月)大国まちづくりセンター

■高山ブロック
  11月27日(水)大代まちづくりセンター

■温泉津ブロック
  11月29日(金)温泉津まちづくりセンター

輝新会活動報告会

2013年11月12日 | Weblog
大田市議会「輝新会」の活動報告会を、市内7ブロックごとに下記の日程で開催します。

本日12日付各紙朝刊の折り込みチラシにも入っていますのでご覧ください。

開催時間はいずれの会場も午後7時~9時までです。

皆様お誘い合わせの上、是非ともご参加下さい。

■中央ブロック
  11月15日(金) 久利まちづくりセンター

■東部ブロック
  11月18日(月)波根まちづくりセンター

■西部ブロック
  11月20日(水)鳥井まちづくりセンター

■三瓶ブロック
  11月22日(金)志学まちづくりセンター

■仁摩ブロック
  11月25日(月)大国まちづくりセンター

■高山ブロック
  11月27日(水)大代まちづくりセンター

■温泉津ブロック
  11月29日(金)温泉津まちづくりセンター


川合町文化祭

2013年11月11日 | Weblog
9日(土)は、PTA中国ブロック研修大会があり広島まで行ってきました。

PTAの大会は派手な演出が非常に気になります。

小中学校の保護者である会員から会費を徴収し成り立っている団体にもかかわらず、講師やアトラクションはもちろんのこと演出までもが無駄遣いに思えてなりません。

いつになったら体質が変わるのか・・・。


10日は川合町文化祭でした。

オープニング後しばらく経ってから嵐のような雨・風でびしょ濡れとなり大変なことになりました。

町内の女性部やPTAなど各種団体がバザーの出店をしていましたので影響を心配しましたが、何とか予定した物はほぼ売り切れたようで一安心。

今年は記念すべき第30回でしたが、ある意味思い出に残る文化祭となりました。

関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。


立冬

2013年11月08日 | Weblog
昨日は立冬。

暦の上では冬となりました。

クールビズも終了し、昼間は過ごし易い気温となりましたが、朝晩の寒さは身体に堪えます。

さて、今週は議会の視察を終えたばかりで疲れを癒し、少しは体調を整えようと思っていましたが、なかなかそうはいきませんでした。

4日、大田市ペタンク大会があり、川合まちづくりセンターチームで出場しました。
予選は3戦全敗で決勝リーグには進めませんでしたが、敗者による交流戦では勝ち進み準優勝できました。
先日、ペタンク協会にも加入しましたので、練習を重ね県予選に挑みたいと思います。

5日、行財政改革特別委員会がありました。議会による事務事業評価(事業仕分け)を実施しますので、その10事業を選定しました。委員それぞれに担当事業を受け持っていただき、調査報告の中で問題点や改善点を指摘してもらう予定にしています。

6日、午前中は葬儀、午後からは事業仕分けの調査で市役所に。

7日・8日は、農業委員会の研修視察で安来市と鳥取県南部町に行きました。

1枚が1haもある田畑が広がり、規模の大きさを痛感しました。
トラクターの向こうにコハクチョウが舞い降りています。

田原会長の後ろにあるのは戦車ではなく108馬力のコンバインです。

行政視察その3

2013年11月07日 | Weblog
習志野市「公共施設マネジメント白書」について。

習志野市は千葉市の西側に隣接する自治体で、面積20㎢、約16万人の人口を有しています。

川合町よりも狭い中に16万もの人が住んでいることになります。

都心にも近く便利なことから、昭和の高度経済成長期に人口が増え始め、その頃に移り住んだ世代の方々が高齢者の仲間入りをしているそうで急激に高齢化が進んでいるということでした。

高度経済成長期に急増した人口を支えるためにインフラ整備を行い、現在それらの施設が老朽化し更新時期が一気にやってきた現状を打開するために公共施設マネジメント白書を作成しました。

この白書は、公共施設を通じて行われる行政サービスに係るコスト、建物・利用・運営の状況等、コスト情報、ストック情報の両面から実態を調査し、可視化したものです。

佐倉市のFMと同様、自治体の有する資産をムダ・ムラなく活用し、財政支出を抑えながら行政サービスを提供するための施策です。


大田市も過疎化・少子高齢化が進み、さらに合併したことにより多くの公共施設が有効活用されていません。
そして、それらは老朽化も著しく更新時期を迎えたものも多く存在します。
今後の財政負担を考慮しながら更新するのか、整理統合するのか突きつけられた大きな課題です。
佐倉市・習志野市の取り組みを参考にして今後の市政運営を考えなければなりません。