言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

9月定例議会終了

2009年09月30日 | Weblog
 昨日で9月定例議会が終了しました。
 最終日に、今議会上程された議案は、全て採択され無事に終了しました。
 
 なお、ロード銀山敷地・駐車場等の土地の取得について、3度の産業建設委員会の審議経過、結果が委員長より報告され、賛成多数採択、1名の反対者がありました。その1名は立派に信念を通された瞬間でした。一貫して、不透明な陳情の流れ、解散に至った団体の体質を非難してのもので、問題の本質をしっかり追及する姿勢でした。それよりも、この陳情に対しての一部議員の認識不足、調査不足にはホトホト呆れ、あまりにも無関心な姿にガッカリしました。賛成・反対の意思表示を市民の代表として行う立場を自覚できていません。いつでも、誰にでも賛成・反対の理由が述べられるだけの確信を持っていかなければならないと改めて思いました。

町民運動会

2009年09月28日 | Weblog
 川合町の町民運動会が開催されました。一年を通して町内最大のイベントであり、普段顔を合わせることが少ない各自治会の子どもからお年寄りまでみんなが同じテントの下から応援する姿は、素晴らしい光景でした。
 私も百足競争とリレーに出場し、身体中があちこち痛みます。年齢を感じずにはいられません。日頃の運動不足を反省しているところです。
 川合町の町民運動会は、小学校の運動会と共催ですから、子どもたちはもちろんのこと、保護者、祖父母まで参加され、3世代揃うことも珍しくありません。こういう形式での行事は、これからも続けていければと願っています。「まちづくり」の原点であるでしょうから。
 大会役員、お世話役の皆様本当にお疲れ様でした。心より感謝いたします。

総裁候補

2009年09月25日 | Weblog
 連休中に稲刈りを滞りなく済め、ホッとしたのも束の間、急遽昨日から上京しています。 理由は、自民党総裁選挙の公開討論会に島根県連の青年局役員として出席することになったからです。
 
 公開討論会には全国から青年局・女性局役員が集まり、総裁候補者の生の声を聞き、その場で質問をぶつけるという趣向で行われました。質問の中で「誰が総裁となっても協力し支え合えるのか?選挙前のように足の引っ張り合いは止めていただきたい」との質問に会場から大きな拍手が沸き挙がりました。集まった誰しもが選挙前の党内のゴタゴタに嫌気がさしていたと思わせる一幕でした。
 さて、候補者の評価ですが、河野太郎氏がずば抜けて雄弁、迫力があったと感じました。谷垣氏の実績と票固めには届かないと思いますが、意外と地方票が河野氏に流れるかもしれません。いずれにしても、自民党は解党の危機を脱するために、現状をきちんと見詰め、これまでの猛省と、今後のしっかりとした理念・政策を持たなければなりません。それが出来なければ「壊党」となるのは、日を見るより明らかです。

 さて、25日~27日まで日本橋にある「島根館」におきまして「大田ブランド」中心の物産展が開催されています。顔を覘かせてきましたが、初日ということもあり沢山の方にお出かけいただいていました。地元からも一部の出店社と大田市職員が売り子として頑張っていました。日本橋三越前という最高の立地条件で、知名度アップ・販路拡大に繋がる成果を期待していますが、そもそも島根館という特定のお客さんが多い所ですので路上へ出て呼び込みをするくらいの元気がないと厳しいかもしれません。今後は、首都圏の大手スーパーや百貨店での企画を試みてほしいと思います。
 また「大田ブランド」自体の検証・再考が必要であると思います。

 





シルバーウィーク

2009年09月23日 | Weblog
 19日・土曜日から23日・水曜日までを秋の大型連休「シルバーウィーク」と名付けられました。春が「ゴールド」だからなのか、それとも「敬老の日」を挟んでいるからなのか定かではありません。過ごし易くなったいい季節に行楽地へ出かけた方も多かったのでは…。
 世界遺産の石見銀山大森地区の人出もかなりのもので、路上駐車の車で溢れかえっていました。かねてより懸案事項であった駐車場の整備と駐車料金の徴収。きちんと臨時駐車場の用地を確保し、しっかりと料金を徴収することで、大田市の税外収入アップを図り、市民に目に見える世界遺産効果を出さなければなりません。
 先の「まちづくり懇談会」でも指摘されましたが、「銀山、銀山と税金を投入するくらいなら、市民の福祉向上に役立ててほしい」と。これが市民の声なのです。実感ある経済効果が見られない限り、こういった声は大きくなるばかりです。もちろん大田市は観光産業を核とした振興策に力を入れて、外貨獲得を目指すことには大賛成です。というよりも地場産業の育成・発展が難しく厳しい現状を見れば、とりあえず観光振興に重点を置くのは必然であると考えます。
 財源確保のための「観光計画」変更は、もうたくさんです。1円でも多く稼げる、1人でも多く来訪される手立てを早急に求めるためにも「プロデューサー」の活躍に期待します。

決算委員会

2009年09月18日 | Weblog
 一般会計・特別会計決算審査特別委員会が終了しました。昨年20年度の歳入・歳出の状況、事業執行が適切に行われているかどうかの審査です。
 決算は、予算と共にしっかり議会の機能としてチェックしなければならないものです。
 それぞれの所管ごとに歳入と歳出について質疑を行い、事業の成果について報告を聞きました。ただ単に、お金の出入りがきちんとしているかどうかの確認であれば監査委員がいますので、そちらがすればよいことです。決算委員会は、それぞれの事業がいかに必要なもので、その成果を審議するものです。そして、次年度以降に市民生活向上のために生かしていかなければなりません。

 さて、鳩山政権が誕生し組閣も終わり、いよいよ鳩山内閣が船出をしました。官僚政治の脱却、政治家主導の政府という命題で、世論の支持率も高く期待されています。国民の目線で政治を行うということです。大田市議会も市民の目線で市政発展に取り組まなければなりません。




前半戦

2009年09月14日 | Weblog
 9月定例議会も前半戦を終了しました。全員協議会では、
①大田市観光プロデューサーの決定
②新学校給食センターの用地選定と事業概要
③大田市立病院の診療体制
の三点が報告されました。

 ①については、石見銀山と三瓶山を核とした大田市の観光振興を図るために、中桐充彦氏が観光プロデューサーとして、平成24年3月31日まで観光協会に採用されました。
 ②については、旧川合中学校跡地に決定しました。地元住民としっかり協議を重ね素晴らしい施設となることを望みます。周辺整備が必要と考えます。
 ③については、大田市立病院に小児科と産婦人科の2名の医師が採用されます。一方で、外科医師が退職されることも報告されました。一進一退の状態がまだまだ続きます。医師・看護師確保に対して市民の皆様のご協力をお願いします。

信念

2009年09月10日 | Weblog
 一般質問を終え、やっと平常心に戻りました。通告書を提出してから原稿の準備を始めましたが、なかなか考えがまとまらず往生しました。普段なら2日もあれば完成するものが、今回ばかりは連日深夜まで、どんなにパソコンに向かっても原稿が仕上がりませんでした。なかなか選挙中の思考回路から脱却できないのが大きな要因だと思われます。リハビリ期間が少々短かったようです。
 ところで、一般質問でのハプニングを報告します。
 ある議員が新不燃物処理場についての質問をしました。明らかに「建設予定地を変更すべき」と思われる発言をしたところで、議員がぞろぞろと退席しました。この問題に関しては、これまで何度もブログで取り上げてきました。いずれにしても、議会が全会一致で決めたこと、担当職員が日々説得交渉に臨んでいるにも関わらず、繰り返し行われる暴挙。そして自分たちが出した要望書を正当化させようとする傲慢さに呆れての退席でした。
 私もその内の1人ですが…。今までこのブログで幾度も彼らを批判してきた者の信念として退席という意思表示をしたものです。
 黙って自席にて、あの質問を聴いていた方は何を感じていたのでしょう。我々の行動に「あいつらパフォーマンスが好きだからっ!」と突き放すような発言をした先輩議員はどんな気持ちで聴いていたのでしょうか。

無駄

2009年09月09日 | Weblog
 先頃、健康診断の結果がかえってきました。いたって健康体ではありますが、「タバコの吸いすぎと肥満に注意」と書いてありました。
 喫煙については、かねてより気を付けなければと思い禁煙宣言を試みますが成功しません。意志が弱いと反省しきりです。タバコ代もバカにならず、禁煙すれば月に一万円の出費が抑えられます。本当に無駄なことです。
 肥満については、もう少しで流行りのメタボリックシンドロームの仲間入りです。体質も原因の一つではありますが、何より運動不足が問題です。ウォーキングや腹筋をして体脂肪を燃焼させ、引き締まった体型になりたいと思っています。今後は、日々の体重をブログに載せなければならないかもしれません(笑)。

 ところで、政権与党の民主党は無駄を省き財源を捻出するとマニフェストで掲げていました。早速、既に決定していた補正予算などの一部執行停止・凍結もあり得るとの発言があり、中央省庁は頭を悩ませています。我々地方自治体も戦々恐々としながら新政府の誕生を待っています。
 そこで考えなければならないのは、「無駄」か「必要」かは、人それぞれであるということ。都会の人々にとって無駄な道路と感じるものであっても、地方に住む者にとっては様々な意味のある重要な道路もあり、それを政治家がきちんと判断しなければなりません。道路に限らず、いろいろな公共事業、補助金も同様です。一方的な価値観の押し付けには断固反対の態度で望みたいと思っています。
 ただ、私の身体にある贅肉のように本当に無駄なものもあるかもしれません。

機会

2009年09月03日 | Weblog
 遅くなりましたが、この度の衆議院総選挙に際しまして大勢の皆様にご支援ご協力いただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。
 今回の選挙、自民党の大敗北、民主党政権の誕生、少数政党の埋没といろいろな結果、課題を残しました。
 自民党は、これまでの政権与党として君臨してきた驕りを反省する絶好の機会ではないでしょうか。また民主党にとっては、念願の政権交代を実現し、与党第一党としての自覚と責任を全うする機会を得ることができました。さらに、埋没した政党は、何故このような結果に至ったのか検証するいい機会であり、決して政権に擦り寄るばかりではなく、存在意義を確認する機会と捉えてほしいと思います。

 さて、来週から9月定例議会が始まります。一般質問もライブ中継されるようになります。しかし、残念ながら、今回の質問者はたったの5名。我々に与えられた質問の機会は年間4回しかありません。市政発展のため有効に行使しなければならない発言権です。