言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

日本一

2014年12月31日 | Weblog
今年も残すところ半日となりました。

4月には皆様のおかげにより3期目の当選を果たすことができ、来年も御期待にそえるよう大田市勢発展のために頑張りたいと思います。


年末になり2つの嬉しいニュースが伝えられました。


1つは「ふるさと納税」の大幅アップです。

私が一般質問で提案していた「クレジットカード決済」による納付が12月から可能となり、「ふるさとチョイス」のホームページにアクセスし、簡単にお申込み手続きをしていただけることになりました。

ご寄付に対する御礼の特産品も充実し、さらに1月からは減税対象となる寄付の上限額が住民税の1割から2割へと2倍に引き上げられ、これまで確定申告が義務付けられていましたが、納税手続きを簡素化するために税務署への確定申告を不要とし、寄付した自治体への申請だけで済む特例制度が新たに設けられました。

全国に大田市ファンクラブが広がるとともに、大田市にとって貴重な税外収入となり、少しでも財政健全化に寄与することを期待したいと考えています。


2つめは、宝島社の「2015年版 住みたい田舎ベストランキング」の1位に大田市が選ばれたことです。



宝島社が12月29日に発売した「田舎暮らしの本」2月号で、「2015年版 住みたい田舎ベストランキング」を発表。

定住促進に積極的な295市町村を対象に10ジャンル全95項目のアンケートを実施し、「田舎暮らしに最適な自治体」をランキングでまとめたもので、アンケート項目には、田舎暮らしの実現に重要なポイントとなる「自然環境」「移住者支援制度の充実度」「子育てのしやすさ」「医療介護体制の充実度」などが設けられています。

第3回を迎える今回のランキングでは、大田市が総合1位になり、「移住者支援制度が充実」「就職・就農支援が手厚い」「子育てのしやすい環境」などの理由から選ばれたようです。

◎総合ランキング

1位 大田市(島根県)
2位 鳥取市(鳥取県)
3位 豊後高田市(大分県)
3位 薩摩川内市(鹿児島県)
5位 武雄市(佐賀県)


嬉しいニュースで今年のブログを締めくくることができました。

来る新年もよろしくお願いします。


瀬戸際

2014年12月26日 | Weblog
民主党の代表選が活発になってきている。

近頃では、民主党のことを「忌避政党」と言うらしい。

民主党政権時代、出来もしないことを掲げ、国民を欺き騙し続けた結果、有権者の失望感だけが残り、自民党の対抗軸と成り得ず、国民からそっぽを向かれた政党という意味だそうだ。

今回の代表選では、野党再編に前向きな細野豪志元幹事長と自主再建を強調する岡田克也元代表の争いである。

これまで数多の政党が野党再編という離合集散を繰り返し、国民の期待を裏切ってきたことか。

選挙のたびに少数政党となり、「終には滅びぬ」政党の多いこと。

近年の日本政治は、常にこの繰り返しであり、政治の成熟には程遠いような気がする。

政治というよりも、政治家の問題かもしれない。

やはり今一度、選挙制度を見直し、小選挙区制から中選挙区制に戻す方が日本国民の気質に合っているのではないか。

議員定数の削減も選挙制度の見直しも有権者の思いを大切にしなければならない。

政治家の都合ばかりでは、これからも低投票率が続くと思う。


とにかく民主党の再興こそ自民党の暴走を止める唯一の道となるのではないかと考える。

アニバーサリー

2014年12月24日 | Weblog
12月は家族内でのイベントが続きました。

結婚記念日や次女の誕生日、そしてクリスマス。

今年は結婚して15年目という節目でしたので、夫婦でコンサートに行きました。

妻が大好きな「竹内まりや」さんの全国ツアーが30数年ぶりにあるということで広島まで出掛け、少し早い結婚記念日のプレゼント(結婚して初めて)を用意しました。

まりやさんの御家族と並んで夢のような時間を過ごすことができ、夫婦二人で大変感激しました。


さて、22日には大田第一中学校の体育館が完成し、その竣工式がありました。

総工費8億3千万円、3階建ての立派な体育館です。

1階は武道場と部室、2階はアリ-ナ、3階にはミーティングルームという充実した設備です。

生徒の皆さんには、この新しい体育館で「鍛えあぐべし このからだ」となってほしいものです。











門松づくり

2014年12月21日 | Weblog
年末の恒例行事が1つ1つ消化されていきます。


昨日は早朝から川合まちづくりセンターの大掃除。

利用者団体が集まって一年間に溜まったスス払いをしました。

おかげ様で隅々まで綺麗になり、新しい年を迎えることができます。


夕方からは、青パト隊の年末年始特別パトロール出発式。

大田警察署から署長さんをはじめ関係者にお越しいただき、児童・園児が一日隊長に任命されました。

この模様は、後日、ぎんざんテレビで放映されると思います。


そして、今朝は門松づくり。

リバース会員が、まちづくりセンターと地元の福祉施設のために手作りの門松を立てています。

年々手際が良くなり、全ての作業を午前中で終えることができました。


これで今年の「まちセン」関係の行事を全て終了。


広報広聴委員会

2014年12月19日 | Weblog
本日、広報広聴委員会があり、12月定例議会の模様をお知らせする「議会だより」の編集作業を行いました。

以前にもお伝えしましたが、「議会だより」を出来るだけ早く市民の皆様のお手元に届くように翌月発行しています。

そのため編集作業は議会最中から忙しく、担当議員は原稿の締切に追われています。

ちなみに私の場合は、一般質問の原稿、答弁の原稿、委員長報告の原稿といった具合です。

ということから、ベテラン議員は広報広聴委員会への所属を敬遠しがちとなり、若手に偏る傾向があります。

確かに多忙で面倒くさい作業が目白押しの広報広聴委員会ではありますが、「国語力」「言葉力」を養うには良いかもしれません。

議員それぞれの言い回しや言葉づかいは参考になりますし、独特の観察力や表現力は面白いものです。

しかしながら、何度注意をしても「質問」ではなく「要望」を原稿にしてくるベテラン議員には辟易させられます。


行革特別委員会報告

2014年12月16日 | Weblog
12月定例議会最終日に行財政改革特別委員会の中間報告を行いました。

 それでは、行財政改革特別委員会の中間報告を行います。しばらくの間、御清聴いただきますようお願い申し上げます。
 9月定例会後、当特別委員会は5回開催しており、その協議題はいずれも事務事業評価についてでありました。

 まずは、9月29日に開催しました第4回です。委員全員出席のもと、事務事業評価の実施時期、スケジュール、手法、事業の選定に関して協議を行いました。
 事務事業評価の実施日は各常任委員会の視察後となる11月10日に決定し、タイムスケジュールや手法については、「質疑時間が足りなかった」という昨年の経験を踏まえ、1事業当たり50分と定め、そのうち10分から15分程度、所管部署の担当係長による事業概要、事業の効果、問題点等の説明時間とし、残り時間を委員による質疑に充てること、さらに、「それぞれの意見を集約するための評価シートが必要」という意見があがりましたので準備することといたしました。
 また、評価事業の選定数については6事業とし、次回開催までに、各自、平成25年度決算書および関係資料を参考にしながら、候補を絞って数点上げていただくことといたしました。

 続いて、10月7日開催、第5回についてです。委員全員出席、予定どおり評価対象とする事業を各委員より列挙していただき、各委員の意見を集約しながら絞り込みの作業を行いました。
 事業絞り込みの段階で、これまで評価の対象とされた事業は外すこと、関連性の強い事業は一つにまとめることとし、昨年同様、それぞれの事業に対し担当委員を配置し、次回までに事前調査・研究を行い、資料並びに報告書を作成することを申しあわせました。
 なお、選定いたしました6事業については、後ほど意見具申とあわせて報告いたします。

 次に、10月24日開催、第6回について、委員全員出席のもと、前回申し合わせたとおり各担当委員が調査した内容を資料提示にあわせ報告をしていただき、対象事業それぞれの目的や効果、実績を検証し、課題点や問題点について協議いたしました。

 そして、11月10日開催、第7回についてですが、委員全員出席のもと、事務事業評価を実施いたしました。当日は当特別委員会外の議員諸氏にも多数傍聴していただきましたことに心より感謝を申し上げるところでございます。
 委員会は午前8時50分に開会し、冒頭、青木副市長にご挨拶いただき、定刻の9時より事務事業評価を開始し、全ての日程を終了したのは午後4時過ぎでございました。
 執行部の皆様、各委員とも万全の準備をしていただいておりましたのでスムーズに進行ができ、また予定時間を超えるほどの熱心な質疑もあり、充実した審議ができたのではないかと思われるところでございます。

 事務事業評価・取りまとめの第8回を、11月19日に委員全員出席のもと開催いたしております。初めに、全体を通しての総括的意見を各委員よりいただきました。
 御紹介いたしますと、おおむね実施して良かったので、来年も継続して実施すべき取り組みではないかということ。評価対象事業の選定時には執行部の意見を聞き参考にすべきである、時間配分は良かったが、質問・答弁の両発言者が簡潔明瞭に心掛けるべきというものでした。

 それでは、このたびの事務事業評価における結果ならびに指摘事項、提言を申し上げます。

 最初に、新エネルギー導入促進事業についてです。福島原発の事故と地球温暖化防止を受け、今後ますます再生可能エネルギーの重要性は高まると思われるため基本的には「継続」という結果ではありますが、太陽光発電設備の設置補助に関しては他市並みに減額することが妥当であり、大田市の地域特性を生かした再生可能エネルギーの更なる普及促進に向け、速やかに次期計画・アクションプランの策定を望むものです。

 次に、介護保険事業・地域包括支援センターについての結論は「現状のまま継続」です。しかしながら組織体制、具体的には職員の雇用状況に関し、専門性が高い資格職員の確保が厳しい中、現状では嘱託・臨時職員が非常に多く、今後、直営事業として継続するにあたり正規職員の配置が困難であるならば、県内他市の事例を参考にし、公平性の保たれる民間に委託することを視野に入れ検討していただきたい、というものでした。

 続いて、生活排水処理事業についてです。制度そのものは「継続」という委員会の判断ですが、昨年度、下水道基本構想が見直され、集合処理区域は縮小、個別処理区域が拡大しています。河川や海の環境保全・水質浄化に向け汚水処理人口の普及率向上は必須であるため、本事業の目的並びに制度の住民周知を徹底していただくとともに、あわせて公共下水道の接続率向上にも努めていただきたいということです。

 4番目に、有害鳥獣被害対策事業について。本事業は今年度、その体制が見直されたばかりではありますが、被害の増加と制度変更により住民に大きな混乱が生じていることから「事業費の拡大・手法の見直し」という結論となりました。具体的には、昨年度までの捕獲奨励金を復活させ、現行の防護柵の設置補助事業等と組み合わせながら積極的に有害鳥獣対策を推進していただき、また、専門の担当部署を新設し被害相談窓口を一本化させることで市民サービスの向上に努めていただくことを望みます。

 5番目の大田市民公園及び大田運動公園指定管理料については、「現状のまま継続」であります。民間の手法を用いて、弾力性や柔軟性のある施設運営を行なうことが引き続き期待されるところではありますが、スポーツ振興に向けた行政によるソフト面の支援を充実させることと、指定管理者制度における第三者による評価機関の設置をすべきという意見が出されました。

 最後に、学力・教育力向上プロジェクト事業ついてです。当委員会の判断は、「事業費・事業内容の拡大・拡充」となりました。事業目的の達成に向け、教育現場における人材の確保・充足は急務であり、これまで以上に学校・保護者・地域が緊密に連携して未来の大田市を担う子どもたちの育成に取り組み、教育環境の更なる充実を望むものです。

 以上が、行財政改革特別委員会の結論でございますが、執行部におかれましては、このたびの報告を真摯に受け止め、新年度予算、施策に反映していただくことを強く期待いたします。

 おわりに、このたびの事務事業評価実施に当たりまして、執行部の皆様、特に評価対象事業の担当職員の皆様には大変お忙しい時期にもかかわらず御協力いただきましたことに感謝申し上げ、また委員諸氏には、重ねての委員会開催にもかかわらず精力的に取り組んでいただきましたことをここにお礼を申し上げます。

 これで行財政改革特別委員会委員長の中間報告を終わります。御清聴いただきましてありがとうございました。

ノーサイド

2014年12月15日 | Weblog
「今でしょ」総選挙の投開票が終わって一夜明けた本日、12月定例会も無事に閉会日を迎えました。

選挙中の議会活動だったのか?

議会中の選挙活動だったのか?

国の大勢は選挙前と変わらず、引き続き自公政権が担うこととなり、野党内で明暗が分かれる結果となりました。

今回の選挙で大躍進したのは共産党のみで、批判の急先鋒であったはずが思わぬアベノミクス効果を享受することになりました(笑)

いずれにしましても関係者の皆様、寒い中ではありましたが本当にお疲れ様でした。


大田市議会は上程された議案全てを可決成立し、滞りなく新しい年を迎える準備に入るつもりでした。

が、しかし、本会議終了後の全員協議会で「中期財政見通し」について説明があり、平成27年度からの実質収支が赤字となり、その収支不足を補うために基金も大きく減少していくことから、平成29年度までの3か年を集中健全化期間として以下の取り組みを行うこととなりました。

①市単独の補助金は対前年比マイナス10%(3か年)
②公共事業費は総合計画ローリング後、マイナス10%
③物件費、維持補修費は対前年度マイナス10%(3か年)

「事業の選択と集中」という使い古されたフレーズがいよいよ本格化されようとしています。

むしろ市民にとっては地域の存亡を賭けた「我慢比べ」と言った方が正確かもしれません。


12月定例会 一般質問

2014年12月09日 | Weblog
今議会の一般質問です。

テーマは1、大田市上水道の異臭問題と2、森林資源の活用についてです。

 まずは、大田市上水道とりわけ三瓶ダム水系の異臭問題から質問させていただきます。
 
 安心・安全・安価な飲料水の供給は、今や我々の日常生活において必要不可欠なサービスとして捉えられ、快適な市民生活を営む上で、基本的な生活基盤の1つとしてのインフラ施設であり、電気や通信と並ぶ重要なライフラインであることは申し上げるまでもありません。
 
 これまで大田市当局におかれましては、安定的な水道水を供給するために各種事業を展開され、大規模断水以降は老朽管の更新敷設を着実に進められていますし、さらに高料金対策として一般会計からの繰り入れを講じられるなど、そのご努力は十分承知しているところです。
 
 しかしながら、肝心の水道水源・当市の水瓶である三瓶ダム湖の水質悪化が毎年夏場以降、生じることにより、水道水の異臭が発生し、市民の皆様に多大なる不快感・不信感を与えており、我々のところにも苦情が寄せられています。特に、本年の事態は長期にわたり、一向に終息を迎える様子が見られず、また異臭の度合いも例年にない程であったと耳にしています。
 
 そこで、今回一連の事態に関し、以下5点にわたり質問いたします。
 1点目、本年最初に水道水の異変・異臭に関する苦情が市役所に寄せられたのはいつでしょうか。
 2点目、異臭の原因と水質の安全性について伺います。
 3点目は、その対策について、また、4点目としてダム湖の水質保全に向けた県など関係機関との連携について伺います。
 5点目ですが、今回の事態について、住民に対し、直近まで明確な状況説明が全く行われていませんでしたが、住民周知の状況について伺います。


 続いて、森林資源の活用と木質バイオマスの普及促進について、お尋ねいたします。
 
 我が国・日本は、その国土の約7割を森林が占め、先進国中、北欧のフィンランド、スウェーデンに次ぐ世界第3位を誇る、世界有数の森林国家であり、古来より森林の豊かな恵みを享受して生活を営んできました。
 
 具体的には、木材の生産やキノコ類などの林産物の生産はもちろんのこと、土砂災害等を防止する国土保全機能、渇水や洪水を緩和しながら良質な水を育む水源涵養機能、生物多様性の保全、地球温暖化防止機能など様々な環境保全機能を果たし、我々日本人は森林の持つ多面的・公益的機能に守れてきたと言っても過言ではないでしょう。
 
 ちなみに、この森林資源を貨幣換算した場合、木材など経済資源としての価値は年間約6700億円、その他の環境資源としての価値は年間約70兆円になると日本学術会議は試算しています。
 
 ここ大田市は、まさに日本の縮図のような地勢であり、当市の山林面積は55.8%、林野率に至っては約80%となり、この豊かな森林資源を有効に活用することが中山間地域の維持・活性化につながる糸口となり、そして、その具体策の1つとして木質バイオマスの普及促進が挙げられるのではないかと考えます。

 そこで、以下3点について質問いたします。
 まず1点目、平成22年度から32年度を計画期間とする大田市森林整備計画の現状・進捗状況と本年度が折り返しの5年目となりますので、前期の評価についてお聞きします。
 次に、これまで国の方針により建築資材に役立つスギやヒノキなど針葉樹に偏った植林を行い、木材生産を優先する森づくりを中心としてきた歴史的背景ではありますが、近年、広葉樹を軸に多様な樹種を高い密度で植え、その土地に本来あったはずの森を再生する運動が広まりつつあります。針葉樹より広葉樹の持つ高い公益的機能を生かすために、広葉樹を中心とした造林事業に転換してみてはいかがと考えますが、ご所見を伺います。
 最後に、本計画内の重点的に推進する事項として「地域産材と木質バイオマスの利用促進」とあり、新エネルギービジョンに基づき木質バイオマスを活用したボイラー、ストーブの導入を図ると明記さています。大田市の木質バイオマスにおける現状についてお聞きいたします。

寒波襲来

2014年12月08日 | Weblog
例年より早く寒波が訪れ、慌てて冬用タイヤに交換されたのではないでしょうか。

幸い我が家は11月中に2台ともタイヤ交換していたので安心して運転できました。


さて、久々にブログに対するコメントにお答えしたいと思います。


まずは、「はる」さんに。

11月10日から25日まで市内7会場で輝新会報告会を行い、100人以上の方にお越しいただきました。

意見交換の場では、様々な意見や提言をいただき非常に参考になったところです。

また、制度や仕組みに対する質問や苦言も頂戴し、改善すべき点については反省しなければなりませんが、一方で、思い込みや勘違いなどもあり、きちんと説明しなければならない場面がありました。

具体的には、本年度からの有害鳥獣対策の制度変更に関してですが、昨年度に不正が発覚したため制度変更がなされたことや、または、大田市立病院の診療体制についての誤解などです。

我々議員には執行権がありませんが、状況や制度の説明は執行部に代わってでも丁寧に行わなければならないと考えています。


続いて、「昔の野球小僧」さんに。

五十猛小学校の温水プールが廃止になることは、関係者の皆様や地元住民にとって大変残念で寂しいことだと思います。

現状の建屋は老朽化が進み、安全性の面から取り壊すことに関しては仕方がなく、利用する子どもたちのことを考えれば、この点は御理解いただけると思います。

新たな建屋を建設するには多額の費用を要することから、教育委員会は「エアードーム」という簡易で少額な代替案を関係者に提案しましたが、受け入れてもらえず廃止という結果になりました。

しばらくの間、大田市は屋内温水プール施設を持たない市になってしまいました。

これまで続いてきた水泳競技の歴史や伝統が消えることは誠に残念ですし、水泳という運動が持つ幅広い効能は、スポーツ競技者はもちろんのこと、健康増進や老化防止対策にも大変有効なものです。

このような多面的効果を提供するための屋内温水プールを早期に整備する必要性は強く感じていますが、今年や来年すぐに出来るものではありません。

だからこそ、五十猛小プールに係る関係者の皆様には、数年の間でも代替案で辛抱していただき、活動を継続していただきたかったというのが正直な気持ちです。

とはいえ、未来の大田市を託す子どもたちのために、才能あるアスリートを輩出するために、新たな屋内温水プールの整備に向け、しっかりと活動して参りたいと思います。

師走

2014年12月02日 | Weblog
12月に入り、今年も残すところ1か月をきりました。

今日から12月定例市議会が始まり、衆議院選挙も公示されました。

それでなくとも忙しい師走にもかかわらず、様々な事が重なり目が回りそうです。

とはいえ、与えられた職責は果たさなければなりませんので、優先順位を間違えないように着実に片づけるしかありません。


本会議終了後、全員協議会があり以下の3件について説明がありました。
①「さんのあ」の跡地利用について
②五十猛小学校プールについて
③温泉津温泉街環境整備事業について

①は、大田町橋南地区の懸案事項でした「さんのあ」の解体と跡地利用についての説明があり、地元商店会の有志が組織する団体が国の交付金を得て、老朽化建物の解体と新たなテナント施設を建設されるようです。テナントはスーパーマーケット等を誘致する予定で、1年後のオープンを目指しています。
行政が手を拱いていた案件だけに、地元有志の意気込みに敬意を表します。

②は五十猛小学校の温水プールが当初の予定通り解体され、廃止されることに決定しました。
今回の結論に至るまでの紆余曲折、教育委員会のダッチロール状態には見るに耐えないものがあり、関係者間の調整ミスが浮き彫りになったのではないでしょうか。

③は温泉津温泉街の無電柱化や公共下水道などの環境整備がまたもや先送りとなりました。地元の同意が得られない事業は即座に中止し、首を長くして待っている他地域を優先すべきと考えます。世界遺産と伝統的建造物群保存地区に指定された温泉津温泉街ですが、街並みの時代背景を何時に設定するのでしょうか。理解に苦しみます。


さて、明後日は一般質問です。

今回は9人が登壇します。

私の出番は、12月4日の午後イチと思われます。