12月議会終了後、全員協議会が開催され「大田市立病院のあり方検討会」の報告がありました。
7月に設置され、西尾副院長を座長とし、12月までに5回の会合を重ねられました。
大田市の喫緊の課題である大田市立病院の医療機能の低下などについて、大田宣弘元県立中央病院副院長など専門家を交えて忌憚無く、白熱した議論がなされたようです。
まとめられた提言には、第1章「市立病院をめぐる現状と課題」、第2章「市立病院の役割と責任」、第3章「重点的に取り組む事項」、第4章「早期に着手すべき課題」、第5章「進行管理」となっています。
特に、第3章「重点的に取り組む課題」では、
◎医療機能の充実・整備として①救急医療の推進②大田総合医育成センターの着実な推進③看護体制の再編・強化④安全・安心な市立病院の実現。
◎医師確保対策として①島大医学部や県との連携強化②総合医療学講座の活用。
◎健全な経営基盤の確立として①経営健全化計画の策定②経営目標の設定。
◎地域連携の推進として①地域医療の充実・推進②医師会との連携強化。
◎市民に信頼され親しまれる病院づくりとして①市民に対する医療サービスの向上②市民と行政の連携。
また、第4章「早期に着手すべき課題」では、
◎行動目標の設定
◎組織体制の見直し・再編として①開設者(大田市)と市立病院のそれぞれの責務と役割分担②病院が一体となった医療提供体制の整備。
◎新病院建設の検討・協議。
◎運営形態の検証。
となっています。
正直、遅きに失した感は否めませんが、大きな前進には間違いありません。
外部からの人材登用により動き出した偉大な第一歩です。
提言の中にもありますが、「大田市における医療行政の取組みについては、これまでは、その専門性もあって医療現場に関心が薄く、医療行政を担う組織や体制が十分に整備されていない。医療行政の最終責任は行政にある」
まさに、これに尽きると思います。
様々な場面で、病院は聖域であり、触らぬ神に崇りなしというスタンスで本庁からスタッフを送り込んでいました。
今こそ、内部の膿を出し切り、外部の新鮮な人材によって改革に邁進しなければなりません。
ぬるま湯は居心地が良いので長く浸かっていたいものです。しかし、熱湯で殺菌し、冷水で保存してこそ長持ちするものです。
大田市立病院の覚醒、大田市民の覚醒が求められています。
7月に設置され、西尾副院長を座長とし、12月までに5回の会合を重ねられました。
大田市の喫緊の課題である大田市立病院の医療機能の低下などについて、大田宣弘元県立中央病院副院長など専門家を交えて忌憚無く、白熱した議論がなされたようです。
まとめられた提言には、第1章「市立病院をめぐる現状と課題」、第2章「市立病院の役割と責任」、第3章「重点的に取り組む事項」、第4章「早期に着手すべき課題」、第5章「進行管理」となっています。
特に、第3章「重点的に取り組む課題」では、
◎医療機能の充実・整備として①救急医療の推進②大田総合医育成センターの着実な推進③看護体制の再編・強化④安全・安心な市立病院の実現。
◎医師確保対策として①島大医学部や県との連携強化②総合医療学講座の活用。
◎健全な経営基盤の確立として①経営健全化計画の策定②経営目標の設定。
◎地域連携の推進として①地域医療の充実・推進②医師会との連携強化。
◎市民に信頼され親しまれる病院づくりとして①市民に対する医療サービスの向上②市民と行政の連携。
また、第4章「早期に着手すべき課題」では、
◎行動目標の設定
◎組織体制の見直し・再編として①開設者(大田市)と市立病院のそれぞれの責務と役割分担②病院が一体となった医療提供体制の整備。
◎新病院建設の検討・協議。
◎運営形態の検証。
となっています。
正直、遅きに失した感は否めませんが、大きな前進には間違いありません。
外部からの人材登用により動き出した偉大な第一歩です。
提言の中にもありますが、「大田市における医療行政の取組みについては、これまでは、その専門性もあって医療現場に関心が薄く、医療行政を担う組織や体制が十分に整備されていない。医療行政の最終責任は行政にある」
まさに、これに尽きると思います。
様々な場面で、病院は聖域であり、触らぬ神に崇りなしというスタンスで本庁からスタッフを送り込んでいました。
今こそ、内部の膿を出し切り、外部の新鮮な人材によって改革に邁進しなければなりません。
ぬるま湯は居心地が良いので長く浸かっていたいものです。しかし、熱湯で殺菌し、冷水で保存してこそ長持ちするものです。
大田市立病院の覚醒、大田市民の覚醒が求められています。