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三浦 靖の成幸者をめざす

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合区

2015年07月10日 | Weblog

10日(金)、島根県市議会議長会主催の議員研修会が あすてらす で開催されました。


講演テーマ「議会人が知っておきたい危機管理術」と題し、市町村アカデミー客員教授の大塚康男先生の講演でした。

「危機管理術」と聞くと、「防災」とか「安全・安心なまちづくり」を想像しますけど、内容は近年多発している地方議員による政務活動費や議員視察のあり方についてでありました。

政務活動費の報告書提出時における留意点や過去の判例に基づいた具体的な違法事例について経験を踏まえて話されていましたが、県内の各市議会は都市部の市区議会や県議会とは異なり、極めて少額であり、使途報告も厳しくチェックされています。

今回のような内容の研修会をしなければならない程、地方議会は落ちぶれたのかと思うと大変悲しくなりました。


ところで、今朝の新聞では参議院選挙区の合区について大きく取り上げられていました。

次期参院選で「一票の格差」の是正に向け、隣接4選挙区の2合区を含む定数の「10増10減」が実現する見通しとなり、維新の党など野党4党が提案していた10増10減案を自民党が受け入れる方針を決定し、参院の過半数を占める与野党が合意したことで、今国会中に10増10減を反映した公職選挙法改正案が成立することが確実となりました。

合区対象となる鳥取、島根、徳島、高知4県選出の閣僚は閣議後の記者会見で

「議論が成熟したとは思えず、納得していない。地方切り捨て論が出てくる。」(石破茂地方創生担当相)

「地方自治の大前提である都道府県制を壊す。反対は譲れない」(竹下亘復興相)

「合区はおかしい。長年の文化の積み重ね、アイデンティティーを無視し、(格差縮小の)数字だけでやっていくのはいかがなものか。」(山口俊一沖縄北方担当相)

「都道府県は固有の文化圏、生活圏であり、合区には賛成しかねる。」(中谷元防衛相)

と揃って反対を表明されています。

ちなみに今回の格差是正を実現したとしても最大格差はなお3倍を超え、多くの党が唱えていた「2倍以内」には遠く及ばず、急場しのぎの感は否めません。

つまり、今後も「違憲」「違憲状態」の判決が続々と下されてしまうということです。

こうなると抜本的な選挙制度改革を行うか、憲法を改正して衆参共に選挙区の根拠を明記するしかありません。

これまで議論を避けてきた国会の怠慢が生み出した象徴的な事柄と言えるのではないでしょうか。


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1 コメント

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同感! (グラン)
2015-07-11 18:22:56
議員のご意見は、良い意味で、真摯に一言コメント入れたくなります(笑)

真っ正面から質の高い議員活動に取り組んでおられる様子が見てとれます。

今後ともご活躍を祈念しております。



確かに!(笑)

月額一万円程度の大田市議会議員の政務活動費で、大袈裟に議員研修などと、馬鹿げた事をやっとる暇があったら・・の話(笑)


よっぽど暇なんでしょうなぁ(呆)題材さえもタイムリーでは無い!


島根の議長会も大した事無いですなぁ!


真面目に聞いてる議員がいたら、それこそ情けない!

議員のお気持ちよくわかります(笑)


そんな事やっとる暇があったら、狂気の安倍政権(公明党も狂っています。何が平和の党でございましょう。やっとる事は立党の精神からも大きく逸脱しています(怒))が、


証拠固めの為の議会延長までやって、議論をやった事にして法案成立に血眼になっている「安全保障法案」について、議論でもしなされの話!!(怒)


この問題こそ、中央政治もヘッタクレもない、我々の孫子に直接関わる大問題!

こんな問題を議論するために、地方議員といえども、貴殿方は政治家として、存在するのです。


今や、全国310以上に及ぶ地方議会が、流石にこの法案だけは、反対!或は慎重審議を!(賛成議会は僅に6議会)と議会決議を行って国会に意見書提出しておると言うのに、我が大田市議会は、どんな議論になっておるのか?


又、私が出掛けていかなければならないのでございましょうかね~?


貴殿方議員全員相手に、私一人でも、徹底的に討論をしてみましょうか?

こんな憲法を蔑ろにする法案は、わざわざ市民が意見書陳述するまでもなく、保守、革新の問題でもなく、心ある議員が、自主的に手をあげて、議会で決議する話でしょうが?・・遅いですよ(怒)
違いますか?


それとも、大田市民の大半は、この安保法案に賛成とでも思われているのか?


流石にこの問題は、我々市民の意見書提出を待つまでもなく、心ある議員の提案で議論して採決して頂きたいもの!



さてさて、一票の格差!
人口一人当りに割っての議員定数の確定など、ナンセンスの最たる話!


議員のお考えに全く同感!

こんな事やったら、ますます地方は衰退していくのは必定!


「何とか大田市の為!」と、貴殿方議員が頑張ったとて、こんな事次から次へとやられたら、無力感に苛まれてしまう事でしょう。


そもそも、「構造改革」などと、言葉遊びで無知な国民をだまして、自民党政権が、官僚に操られるままにやって来た事は、(民主党の菅・野田の末期政権もです!)


地方を衰退させ、人口を都市部に集中させる結果を招いたのです。現実でしょ!

特に自民党系列議員、公明党系列議員が救われないのは 、今、安倍自公政権がやっている、或はやろうとしている、

発送電分離や軽自動車税の増税、農協改革と言う名の農協解体、TPP等は全て、

完全なる、地方衰退政策だと言う事です!(怒)


この上、考えもなく全く馬鹿げた人口一人当りに割った一票の格差是正などやったら、どうなるか?


結果は更なる格差拡大、地方衰退以外に何か見えますか?と言う話!


更に、更に情けないのは、石破大臣も竹下大臣も、あんたら何言ってるの?情けない!


貴方達は、それを議論するために、国会に行っているんでしょうが?の話なのでございます(怒)


自分達の議論の怠慢を棚に上げて、事ここに至って反対表明はないでしょ!

何年国会議員をやっているの?

研究或は、議論する時間は充分あったはず(怒)


この問題は、国会議員の質の低下の最たる話だと思うは、私だけでございましょうか?

まぁ、送り出しているのは我々国民!

「国民のレベル以上の議員は出ない」といいますから、我々国民の思考深度も浅はかになっているのでございましょう。

この問題は、俯瞰してみれば、国土保全、国家リスク回避の上からも、「曖昧」のままで宜しいと、私は思うのです!


議員の意見に賛同します。

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