言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

大衆迎合

2008年07月29日 | Weblog
 益田市長選挙は見事新人候補が当選されました。同世代の人間として素直に祝福したいと思います。しかしながら、今後の市政運営は非常に厳しいことが予想されます。同じ石見4市の仲間として新市長の辣腕をふるっていただくことを期待し石見全体が発展することを願っています。

 さて、今回の益田市長選挙はどうか分りませんが、近年の政治があまりにも酷いために、実効性の低い政策でありながらも、国民・市民の耳障りのいい政策を打ち出した候補が当選されることが多々あります。社会的・経済的閉塞感の中、致し方ないところではありますが、マスコミの扇動も手伝って、大衆迎合的な結果が残念でなりません。政治家が国民・市民の立場からかけ離れるのは大いに問題ですが、選挙のために現実とは程遠い政策を主張するのは断じて許せません。マニフェストは、それを抑止するために存在するのであります。
 国家の、自治体の10年先、50年先を見据え、子供や孫など子孫に胸を張って残せる地域をつくっていかなければなりません。時には、夢を語ることも必要でしょう。そのためには、今現在、国家を、地域を支えている者が歯を喰いしばって耐えることが必要ではないでしょうか。
 甘い方へ、楽な方へ進むと破滅の世界が待っているような気がします。
 政治家の端くれの一人として襟をたださなければなりません。





新不燃物処理場用地選定検討特別委員会

2008年07月24日 | Weblog
昨日、新不燃物処理場用地選定検討特別委員会がありました。
3名の欠席者があり、特に資料請求をされた委員ご本人が欠席されるという異常事態のオマケつきでした。ちなみに、請求された資料は何ら今回の用地選定委に関係なく、目的が何だったのか不可解でなりません。
そして、委員会の締め括りには、委員一人一人が最も望ましい候補地を挙げ、ほぼ全員が同じ地域を最終候補地としました。今後は、委員会として執行部に答申し、担当部署による建設予定地の住民説明に入っていくことになりますが、平成22年の11月には、現在使用中の埋立地は満杯になることから、少しでも早く対応できるようにしていただきたいと思います。
誠意とスピード感をもって!!

期待

2008年07月22日 | Weblog
先日の3連休、友人の結婚式のため久々に上京しました。中学以来の友人ですが、盛大な披露宴で幸せそうでした。

その披露宴会場でのお話をします。

新郎の御親戚で、大田市出身、今は東京でスーパーゼネコンにお勤めの方がいらっしゃって、いろいろとお話ができました。その方が地元の情報をあまりにもよくご存知でこちらがびっくりしたことと、故郷に対する熱い想いに感激いたしました。仕事で故郷から遠く離れていても、自分の生まれ育った田舎には格別の想いがあるということで、自分の仲間達と共に若い力で大田市を盛り立てて欲しいとエールを送られ、故郷を託された者として、改めて身の引き締まる思いでした。

ちなみに「ふるさと納税」についてお願いをしたところ、すでにご存知でした。


CATVフォーラム

2008年07月13日 | Weblog
昨日、CATVフォーラムがありました。全市議会議員に案内がありましたが、出席したのは半数もいませんでした。6月定例議会、あれ程いろいろあった中で了承されたCATV事業でありますが、あれはいったい何だったのでしょう。予算を承認さえすれば関係ないのでしょうか?事業者(ぎんざんテレビ)だけが一生懸命すればいいのですか?もう少し議会人として責任感をもってはいかがでしょうか。
フォーラムの内容には、いささか不満もありましたが、この事業を進める上で我々がしっかり見守っていかなければならないと感じました。

議員研修会

2008年07月11日 | Weblog
昨日、出雲市において島根県市議会議長会主催による議員研修会がありました。講師は元衆議院議員の田中秀征氏でした。私は、そもそも国会議員時代からこの方が好きでありませんでしたので、政治評論家としての話もつまらないものでした。どうして、この方が講師として選ばれたのか不思議でなりませんし、主催者は講演内容をもう少しは考えるべきではなかったのではないでしょうか。地方議員にとって無駄なお話が多かったような気がします。欠席された議員さん、正解でしたよ。

さて、田中秀征氏は、自民党時代、ユートピア政治研究会の一員として若手から自民党の改革をしようとしていて、その研究会には、私が最も敬愛する政治家の一人鈴木恒夫さん(宗男ではないです。)も参加していました。(ちなみに、私は学生時代、鈴木恒夫衆議院議員のもとで勉強させていただいておりました。)。研究会のメンバーのほとんどが、宮沢政権崩壊後、「新党さきがけ」を立党され、日本新党の細川氏らと共に反自民政権を樹立されました。さきがけは、その後、政権に擦り寄ってばかりの行動であったと思います。
確かに権力は魅力的なものかもしれません。どうしても、権力を持つことが目的となって、その後どうすべきなのか、本来の目的が置き去りにされがちです。何をなすべきか、それこそが重要ではないでしょうか。




続:かわい寺子屋

2008年07月05日 | Weblog
昨夜、「かわい寺子屋」の運営委員会がありました。
冒頭、委員長である不肖私が挨拶し、議事に移りました。昨夜の議題は、夏休み中の活動についてであります。「かわい寺子屋」を設置した当初は、夏休み等の長期休業中は活動休止としておりましたが、行政側から「ぜひ夏休み中の活動に期待する」とのご意見をいただき、その是非についての協議を行いました。委員の皆様からは非常に前向きなご意見をいただき、なんとか設置する方向で協議を終了いたしました。まず、早急に川合小学校PTAより児童の保護者に対して希望調査をし、併せて指導員を確保することとし、運営費については、子育て支援課との協議をしなければなりません。
期間限定の放課後児童クラブは、大田市次世代育成支援行動計画にも明記してあるので、よもや「できません」などとは言いませんよね、担当課長さん。

特別委員会

2008年07月04日 | Weblog
 昨日、新不燃物処理場用地選定検討特別委員会がありました。この特別委員会は、議員全員が委員として構成された私にとっては初めての委員会の様子となりました。
 この問題については、今まで数回の全員協議会で説明があり、議員による各地の視察を終え、そして、この度、5か所の候補地から最終的な用地選定の運びとなります。平成25年の共用開始となっていますが、市内3か所の現存する不燃物処理場は、限界が近づいています。市民並びに関係地区住民のご理解を頂き、出来る限り早急に建設工事に取り掛かり、市民に安心感を与えなければなりません。市役所の関係部署諸氏には、ご苦労かとは思いますが、毅然とした姿勢で議会並びに住民に対しての説明を望みます。曖昧な説明程、混乱を招くもとですから。

 さて、委員会終了後、同僚議員と共に、新たな特別委員会を設置していただくために議長に対し要望しました。それは「地域医療問題検討特別委員会」であります。

『大田市議会は「市民が安全で質の高い医療を安心して受けられる地域医療体制の構築に向けた協力決議」を全会一致で可決いたしました。しかしながら、依然として医師・看護師不足など大変厳しい状況にある大田市立病院について、医療体制の確保・充実を切に願い、市民と行政、市議会がこの問題に一体となって取り組むことにより、大田二次医療圏の中核病院として、早期に地域に安心と安全を提供すべき医療体制の確保及び医療水準の向上に努めなければなりません。』

との趣旨で、特別委員会の設置を求めました。今、一番市民にとって身近で不安な問題は、この地域の医療体制であります。大田圏域内の町議会との連携も視野に入れての要望です。設置に向け、前向きに検討していただくことを望みます。