言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

年度末を迎えて

2009年03月31日 | Weblog
 桜も見頃になりました。やはり例年より早いようです。そのため花見には少し肌寒い感じがします。

 本日、退職者の辞令交付式がありました。永年、公務に努められた皆様お疲れ様でした。心より感謝申し上げます。退職されようとも、今後とも市政発展のため後進育成のご指導いただきますようお願い申し上げます。
 
 明日から新年度です。大田市は今までの公民館・連絡所体制から「まちづくりセンター」に生まれ変わります。市民のためにより利用し易い施設・体制になることと期待しています。そのためにも本庁・支所・センターとの密接な連携をもって、市民生活の向上に努めていただきたいと思います。
 先般、人事異動の発表もありました。新しい体制のもと、多く抱えている諸課題の解決のために尽力いただき、そのためにも我々議会もしっかり行動しなければなりません。

出雲市長選挙公開討論会

2009年03月27日 | Weblog
 昨日、出雲市長選挙「出雲市の未来を語る公開討論会2009」があり、ちょうど出雲に入院中の盟友を無理矢理誘って傍聴に行ってきました。
 今回の市長選挙の関心の高さを示すように会場はかなりの人で埋まっていました。5つのテーマごとにそれぞれの意見を主張され、テーマは1、基本理念(現状と将来像)2、重要施策(すぐに実行するもの)3、重要施策(任期中に実行するもの)4、具体的課題(行財政改革・地域活性化策など)5、その他の重要施策というものでした。
 出雲市は「阿国座」建設の問題など多くの課題を抱えていますが、人口も財政規模も島根県においては松江市に次ぐ2番目の都市であり、あらゆる素材が豊富に潜在していると思います。そんな地域だからこそ、市長選挙に複数の立候補者があり、議論を戦わせながらあるべき姿の出雲市を目指しているように感じられました。

 さて、残念なことが一つだけありました。討論会の中で、松江市という地名は何度も出てきましたが、大田市という言葉は全く聞けませんでした。隣接市にもかかわらず、西を向かずに東ばかりに目を向けているということです。我々は、そういった現状をしっかり認識しなければなりません。いくら県央の中核都市と叫ぼうとも、県内他市は全くその認識などありません。なんとしてもキラリと光るまちづくりをしていかなければならないと感じました。

商品券の完売について

2009年03月25日 | Weblog
 23日(月)、プレミアム付商品券(石見銀山丁銀券)が発売されました。発売と同時に凄い売れ行きで、午前中に売り切れた発売所もあったそうで、二日目の昨日で全て完売したそうです。全員協議会で、「もし売れ残ったら・・・」と質問した私が馬鹿でした。想像以上の結果となり喜んでいます。
 これが、大田市の消費拡大に繋がり、景気回復の微かでも光明となることを期待しています。商品券を購入できた方々には、くれぐれも大手量販店ではなく地元小売店さんでご利用いただきたいと思います。
 
 さて、今回の石見銀山丁銀券ですが、発売が定額給付金の給付前となったことで余裕のある方だけが購入できたことや、一部の方による買占め行為、発売開始が平日の午前からとなったことなど、様々な課題も残してしまったようです。
 一方で、プレミアム部分の世界遺産センター等施設の入場券を買い集める行為も発生しているようです。

 これからもいろいろな問題が発生するかもしれません。しかし、失敗やトラブルを恐れて何もしないことが一番の罪と考えます。障害を抱えながらも前進する行政となってほしいと思います。

3月定例議会終了

2009年03月23日 | Weblog
 週末3連休の陽気で一気に桜が咲きはじめました。久々の更新です。
 先週19日無事に3月定例議会を終了し、ホッと一息といきたいところですが、年度末ということもあり相変わらず忙しい日々を過ごしています。
 
 21日(土)は毎年恒例の三瓶西の原の野焼きがありました。今年は少し様子が変わっていまして、マスコミ関係の方が多いこと多いこと・・・。やはり、大分県での事故により注目が集まっていました。当日は、消防関係の皆さんも万全の体制で安全対策に努められていました。関係者の皆様お疲れさまでした。

 ところで、昨日の地元紙朝刊に政治家の言葉についてのコラムが載っていました。言葉に関する諺は数多くありますが、往々にして多言・放言を戒めたり、沈黙を讃えるものです。確かに誰しも自らの発言に無責任ではいられませんし、況や政治家は誰よりも発言に責任を持たなければなりません。しかしながら、それを恐れてばかりいて「だんまり」を決め込んだり、意思表示や考えを表明しないのは、市民の代表である議員としてもってのほかと考えます。今の大田市議会も一部の議員の無駄な発言を除けば、静かなもので議論の場としては寂しいものです。私も含めて今3月議会は一般質問も少なく僅かでしたし、委員会の中でも発言をしない方々が多くいました。もう少し積極的に議会にかかわっていただきたいと思います。
 
 
 

3月議会終盤

2009年03月14日 | Weblog
 今週は一般質問、総括質疑、総務教育委員会がありました。
 
 今議会は一般質問を見送り、新年度予算と条例案件に対する質疑に力を傾注しました。総額212億円余りの予算となりましたが、1月・2月補正予算が前倒しの繰越予算となりますので、実質は15か月予算で230億円程度の規模となります。
 
 さて、予算概要の中に『三瓶活性化事業 12億円』とあります。これは、21年度をもって解散する「さんべ保養公社」の債務負担と土地・建物を買い取るための予算です。つまり、過去の借金、失敗した事業のツケということになります。この問題については、何度も議会の中でも取り上げられましたが、いよいよ処理に対して前へ進むことになります。新聞にも載っていましたが、この問題については、きちんと市民に説明をしなければなりません。ただ黙って見過ごす訳にはいきません。言うべきことは言っていかなければなりませんし、説明責任、責任の所在を明確にしていかなければならないと考えます。

3月議会スタート

2009年03月07日 | Weblog
 3月5日より3月議会が始まりました。上程議案は平成21年度予算など盛り沢山の内容です。
 議案は以下のとおりです。
第325号 平成21年度大田市一般会計予算
第326号 平成21年度大田市国民健康保険事業特別会計予算
第327号 平成21年度大田市国民健康保険診療所事業特別会計予算
第328号 平成21年度大田市老人保健医療事業特別会計予算
第329号 平成21年度大田市後期高齢者医療事業特別会計予算
第330号 平成21年度大田市介護保険事業特別会計予算
第331号 平成21年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
第332号 平成21年度大田市生活排水処理事業特別会計予算
第333号 平成21年度大田市簡易給水施設事業特別会計予算
第334号 平成21年度大田市農業集落排水事業特別会計予算
第335号 平成21年度大田市大田市駅周辺土地区画整理事業特別会計予算
第336号 平成21年度大田市下水道事業特別会計予算
第337号 平成21年度大田市水道事業会計予算
第338号 平成21年度大田市病院事業会計予算
第339号 大田市議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例制定について
第340号 大田市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例制定について
第341号 大田市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について
第342号 大田市職員の勤務時間に関する条例等の一部を改正する条例制定について
第343号 大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
第344号 大田市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について
第345号 大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について
第346号 大田市介護保険条例の一部を改正する条例制定について
第347号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について
第348号 大田市小規模集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について
第349号 大田市荻村集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について
第350号 大田市生活改善センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について
第351号 大田市教育研修センター設置条例の一部を改正する条例制定について
第352号 大田市立学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例制定について
第353号 大田市仁万コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について
第354号 大田地区広域市町村圏振興協議会の廃止について
第355号 荻村集会所の指定管理者の指定について
第356号 井田生活改善センターの指定管理者の指定について
第357号 福浦生活改善センターの指定管理者の指定について
第358号 仁万コミュニティセンターの指定管理者の指定について
第359号 市道路線の認定及び廃止について

 一般会計予算の詳細は次回ブログに書きますが、私は今回一般質問を取りやめ、予算議案の質疑に力を傾注することとしました。

議会中継について

2009年03月03日 | Weblog
 議会中継について、石見銀山テレビさんから、大田市議会中継報道についての許可願(1月19日付)があったそうです。先日の会派(!?)新生会のなかでは、とりあえず結論は先延ばしに・・・ということになりましたが、4月からは試験放送も始まります。このような状況の中で、議会人として情報公開の意味からも早急に結論を出すべきではないでしょうか。大方の議員さんは、「本会議のみ」というお考えのようですが、私は「全員協議会」や「常任委員会・特別委員会」なども報道すべきではないかと考えます。傍聴の許可願を出されれば原則公開してきているわけですし、ましてや全国の議会ランキングにおいても県内最下位であった大田市議会。どこよりも先駆けて議会の透明性をアピールしてもいいのではないでしょうか。発言が制約されるとか、議会の信用に係わるなどという人もいらっしゃいますが、日頃から議会人として発言に責任をもってさえいれば、何の問題もないと思います。
 我々は市民の代弁者として行政をチェックし物申す存在であるべきと考えます。

子育てサロン

2009年03月02日 | Weblog
 昨日、子育て「ママとパパのおしゃべりサロン(県民協働実践事業)」がサンレディー大田で開かれました。主催はNPO法人・緑と水の連絡会議さんで、私が勤務しているグループホーム七色館で実施している職員のための病後児保育を紹介されました。
 おしゃべりサロンでは、子育ての悩み、苦労話、楽しかった話などいろいろな話題で盛り上がりました。特に、子育て支援に関する情報がお母さんのところまで届いていないとの苦情があり、大田市子育て支援課からも参加していらっしゃったので、対応できる限り子育て世帯に分かりやすくお届けするとのことでした。情報不足は市外から転居されてきた方々には、切実な問題であり、頼るところもなければ心細くなります。少しでもそういった状況を改善できればと痛感しました。