言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

行く睦月

2013年01月31日 | Weblog
早いもので1月も今日で終わり。

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。

年度末まで猛スピードで駆けて行きそうです。

まずは活動報告から

25日、全員協議会が開催されました。議題は
①新病院建設基本構想について
②都市計画再編事業について
でした。
①については新聞報道もされていますが、現在地においての建替えを決定しました。詳細は後述します。
②は、山陰道の一部開通に伴い都市計画区域を拡大し、旧大田市・仁摩町・温泉津町を一本化します。さらに商業地区の変遷により、用途地域を現状に合うように整理・見直しを行います。個人的には、長久地域の見直しにあたって、イオンタウン付近だけではなく、もう少し工夫があってもよかったのではと思います。今後、大規模店の出店が相次ぎそうですから。

夕方からは、川合小学校の全国交通安全協会会長表彰授賞祝賀会でした。
平素からお世話になっている地域の皆様や先生方を交えての盛大なお祝い会でした。
教育長・市議会議長・警察署長の祝辞では、川合町の活動は市内県内はおろか全国にも誇れる活動であるとお褒めの言葉を頂戴しました。
一昨年度は全国PTA会長表彰、昨年度は文部科学大臣表彰、そして、この度の受賞と地道な活動が評価されています。引き続き、地域力で頑張らなければなりません。

29日、PTAの研修部会とJCの委員会でした。
2月2日、サンレディ大田にて市P連の研修大会があります。
テーマーは「安全・安心」についてであり、川合小学校PTAは事例発表校ですので、日頃の取組みを紹介するつもりです。

30日、農業委員会の研修会が出雲市でありました。
島根県農業普及部の活動を各地の取組み事例を交えながら聞かせていただきました。
非常に参考になり、川合町のまちづくりにおいても取り入れる点が幾つもありました。


さて、新病院建設基本構想についてです。
大田市立病院は、今後も県央地域・二次医療圏の中核病院として存続し、自治体病院としてその責務を果たしていかなければなりません。
その第一歩が昨年4月の救急再開でした。
そしてこの度の基本構想では、急性期医療の提供と5疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病・精神疾患)5事業(小児医療・周産期医療・救急医療・災害医療・地域医療)および在宅医療と人工透析への対応、さらには、三次医療との病病連携、地域に密着した病診連携を明確にし、あらためて地域住民に信頼され、必要とされる病院を目指すことになります。
新病院建設にあたっては、概算で112億円という巨額の費用が必要となります。
確かに財政的に裕福ではない大田市にとって非常に厳しいものではありますが、市民の生命と身体の安心安全確保のために、そして大田市が県央の中核都市として発展するためには必要不可欠であると考えます。
我々は今回の決断に責任を持ち、この一大事業を見守っていかなければなりません。

内憂外患

2013年01月23日 | Weblog
新年会疲れなのか、少々体調を崩してしまいました。

インフルを怖れていたのですが、そうではなく一安心。

休養と栄養をとり早期回復しなければなりません。


アフリカ・アルジェリアでの外国人人質事件は、日本人7人の死亡を確認し、残る3人は依然不明という最悪の事態を迎えました。

日本政府は、人命最優先での対処をアルジェリア政府に伝えていたはずでしたが、聞き入れてもらえなかったようです。

反政府勢力によるテロへの対応が日本とは全く違うということを思い知らされた事件となりました。

テロリストには強硬な手段で立ち向かうことこそが最大の抑止力となり、常在戦場の国家の心構えなのでしょうか。

全く関係のない一般市民が巻き込まれたことは許し難く、犠牲者のご冥福を祈るばかりです。


一方、尖閣諸島問題は、鳩山元総理と山口公明党代表の訪中で危機を迎えようとしています。

政界を引退(追放)された鳩山氏が中国に媚を売るような発言を繰り返し、元総理としての自覚が全くないように見えます。

連立政権を担う片方が、逃げ腰・弱腰の発言で日中の関係修復で受けを狙おうとしています。

中国側の度重なる領空領海侵犯に対し、その都度海上保安庁は警備に出動しています。

鳩山・山口両氏はこの現実を知っているのか、危険を冒して日本の領土を守っている方のことを考えたことがあるのかと疑いたくなります。




地域力

2013年01月19日 | Weblog
思わぬ雪や凍結に見舞われ、出勤帰宅に支障をきたしたのではないでしょうか。

昨日は、私も慎重な運転で登庁しました。

さて、連休明けの今週は新年会が続きました。


15日、島根大田青年会議所の新年会に出席しました。
先輩との意見交換で貴重な提言をいただきました。
非常に面白いアイデアでしたので、是非生かしていきたいと思います。

17日、福寿会(老人クラブ)の新年会にお招きいただきました。
挨拶の中で、大田市立病院の新病院建設のこと、三瓶山の国立公園編入50周年記念のことの2つをお話しました。
50年前といえば、出席されている皆さんの青年期です。
これまで地域を支えてこられた皆さん、元気で今年一年過ごしていただきたいと思います。

18日、前回ブログでお知らせしたように総務教育委員会を開催しました。
議題は「空き校舎の利活用」についてでした。
午前中、旧湯里小学校、旧井田小学校、旧大代小学校の三か所をまわり、午後から委員会室にて協議しました。
旧湯里小学校は、湯里まちづくりセンターとして活用することとなります。
校舎の2階は、郷土資料館となり、直木賞作家難波利三記念館、銅メダリスト岡部幸明記念館も設けられるということです。

旧湯里小学校は、学校として10年余りしか使用されませんでした。
市町村合併直前に駆け込みで建設されたものです。
旧井田小学校も同じです。
地域住民には、その現実をしっかり見つめ直していただき、今後の施設運営に尽力していただきたいと思います。

19日、恒例のリバース新年会。今年一年の地域ボランティア活動が決まります。
地域力の源であるリバースで頑張らなければなりません。

猫に小判

2013年01月15日 | Weblog
昨年末に携帯電話が破損し、とうとうスマートフォンに変えたのですが、半月以上経った今でも使いこなせず四苦八苦しています。

様々な機能が付いていて非常に便利なのでしょうが、その威力を発揮できずにいては宝の持ち腐れというものです。

自分は辛うじてデジタル人間の部類に入ると思っていましたが、残念ながらアナログ人間の方だったようです。


先週、総務教育委員会の河村委員長から「空き校舎の利活用」について委員会を開いてほしいとの連絡をいただきました。

早速、関係部署・担当者と相談し、18日(金)に委員会開催の段取りは決めたのですが、この案件は大田市にとって喫緊の課題であり、今後の「協働によるまちづくり」を大きく左右すると懸念しています。

現段階で利活用策が決定し予算化したのが一箇所、空き校舎が確定している箇所が3箇所、そして学校統合の進展により数箇所の空き校舎が予想されます。

地域のシンボルである「学び舎」は、地元民にとって思い入れが強く、学校としての存続こそが第一希望であると思います。

しかしながら、児童・生徒の教育環境を最優先にした結果、止むを得ず統合を決意された英断に頭が下がります。

それぞれが金太郎飴のようなことばかりしていては面白くありません。

校舎の利活用については、地域住民の叡智を結集して、新たなシンボル施設を創り上げてほしいと願います。


12日は、川合スポーツ少年団の練習始めでした。

最初に、物部神社に集合し、今年の安全と必勝を祈願しました。

寒い中ではありましたが、おしるこで身体を温め、元気よく初練習をしました。




経済財政諮問会議

2013年01月10日 | Weblog
安倍政権が本格的に始動しました。

その第一弾として、経済財政諮問会議を復活させました。

最優先課題とするデフレ脱却や円高是正に向けた具体策のほか、中長期的な経済財政問題についても議論し、今年半ばに政策運営の基本指針となる「骨太の方針」をまとめる計画のようです。

安倍総理は「日本にとって最重要で喫緊の課題は強い経済を取り戻すこと」と強調し、「日本経済再生と中長期の成長を実現する道筋を検討してほしい」と委員に指示しました。

さらに「日銀には安倍政権の意向を十分に踏まえて金融政策を行ってほしい」と述べ、2%の物価目標の導入などを改めて促し、政策的に日銀への介入を思わせるようであります。

この会議に、竹中平蔵氏が参加するという報道には危惧していましたが、それが見送られホッと一安心。

島根県民としては、コマツ会長の坂根正弘氏の登用を期待していましたが、そちらも残念ながら見送られる結果となりました。

以前のように「経済再生=都市再生」ではなく、「強い日本=地方復活」となるような議論を期待します。


さて、大田市においても、このような会議が設置できないものかと考えます。

地元経済の活性化と財政問題を民間を交えながら議論できる場の創設です。

そのためには、現在の庁議を発展させる必要があると思います。

市長の直属である官房長官と秘書官を兼ね備えた人材を配置し、秘書係の機能を独立し充実させ、庁議を大田市政策企画会議と昇華させ、執行部の議論を活性化させる必要があります。

その上で、民間人を交えた諮問機関を設置し、専門的知識と新しい発想を生かせる市政運営を目指してはどうでしょうか。

静まり返った御前会議では、大田市の現状を打開する力は期待できません。

大田市消防出初式

2013年01月07日 | Weblog
今日から本格的な仕事始めというところが多いかと思われます。

先週4日は、大田市新年賀会が市民センター4階で行われ、あわせて石見銀山世界遺産登録5周年を記念し、世界遺産登録に功労いただいた10名の方に対し感謝状の贈呈がありました。

続いて大田市成人式が行われ、激励のことばを川合町の酒本君が、新成人決意表明を川合町の中村君が堂々と務めてくれました。

中村君は、大田市の地域医療を守るために医学部で頑張っています。

地元の若い二人の壇上で若々しくも毅然とした姿に、大変感動しました。

6日は、大田市消防出初式でした。

日夜、大田市民の生命・身体・財産を守るために精励されている消防職員と消防団員の雄姿を拝見しました。


恒例の行事とはいえ、新年早々、式典の準備をされた皆様お疲れさまでした。

謹賀新年

2013年01月02日 | Weblog
あけましておめでとうございます。

平成25年の初春を迎え、新年のお慶びを申し上げます。

さて、平成という元号に変わり、四半世紀が経ちました。

当時の総理大臣は竹下登、平成という額を掲げた官房長官は小渕恵三。

私は高校受験の真っ只中でした。

あれから25年が経過し、孔子の論語を思い出します。

『子の曰く、吾れ
  十有五にして学に志す。
  三十にして立つ。
  四十にして惑わず。
  五十にして天命を知る。
  六十にして耳順がう。
  七十にして心の欲する所に従って、
  矩を踰えず。』

あれこれと迷わない齢40を迎えるにあたり、新年の抱負を述べさせていただきます。

今年は市議会議員2期目の最終年度となりますが、選挙で掲げた自らの公約を総括し、次期に取り組む政策課題を取りまとめなければなりません。

選挙ポスターや公報に記し、これまで2期目のライフワークとして取り組んできた「議会改革」と「子育て支援」は、まだまだ道半ばではありますが、着実に歩を進め、成果が見えつつあります。

今年1年は、次期に向けて種をまき、大きく育てなければなりません。

その政策課題は、農林水産業という大田市の基幹産業の発展を基本としながら、産業振興に力を入れ、活力ある大田市経済を実現することです。

一次産業は、それだけではバラマキ施策が中心となりますので、農業は「保健福祉(健康増進)」と「教育(食育)」という観点、林業は「環境(新エネルギー)」という観点で、水産業は「観光(まちおこし)」という観点で取り組みたいと思います。

さらに、企業誘致や観光産業に対しても積極的に提言していきたいと考えています。

本年も、有言実行「言うは易し、行うは靖」で頑張りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。