言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

麻生太郎総裁誕生

2008年09月22日 | Weblog
 本日、自民党総裁に麻生太郎先生が当選されました。4度目の挑戦でした。4度とも応援していた私としては嬉しいし、厳しい現状を打破していただけると期待をしています。
 今後のスケジュールは、党役員人事、首班指名、組閣という流れになりますが、問題は臨時国会の日程です。一部では、冒頭解散と言われていますが、私はきちんと補正予算を組み景気対策をし、通常国会で来年度予算を成立させてから、解散するべきと考えています。選挙に勝つために総理大臣になるのではなく、国民のため、国家のために力を尽くすことが総理大臣の責務であります。
 地方を取り巻く環境は厳しさを増すばかりで、景気、医療・福祉など様々な問題を処理することを一番に国会運営をしていただきたいと思います。外交・防衛問題についても、しっかりとした国家観をもって対処してほしいです。
 

決算委員会

2008年09月18日 | Weblog
本日より平成19年度の決算委員会(一般会計、特別会計)が始まりました。一昨年策定した大田市総合計画を実行する初年度の決算です。私は、メンバーから外れてしまったので傍聴してきました。そこで、一つ気になることがありましたので報告します。
大田市の市税徴収率です。昨年と同様で県内8市では最下位です。非常に残念な結果でした。関係部課においては、いろいろな手段で努力しているようですが、結果が伴いません。滞納理由はさまざまでしょうが、どんなに生活が苦しくても、きちんと税金を納めている市民がほとんどであります。そんな中、悪質な滞納者はもちろん許せませんが、納税は国民の義務であるのですから、できる限り滞納者を増やさないようにしなければなりません。減免措置もあるのですから。

9月議会報告

2008年09月12日 | Weblog
昨日で一般質問も終わり、今日は議案の総括質疑があり、それぞれの委員会に付託されました。本会議終了後、全員協議会があり5つの案件についての説明がありました。
1、中期財政見通しについて
2、普通会計財務4表について
3、ケーブルテレビについて
4、人権尊重都市宣言について
5、大田市観光計画 三瓶山関連について

1については、平成21年度に15億円の財源不足になり、実質公債費比率も21.1%と最高になるとのことでした。より一層の歳出カットも必要ですが、それより税収並びに税外収入等自主財源確保など歳入の見直しにも力を注ぐべきではないでしょうか。
2については、今までの自治体の会計制度ではなく、民間企業などと同じ観点からの会計制度を取り入れ、貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書を作成することになりました。今後これらの4表をしっかり見守りながら財政運営をしなければなりません。
3ケーブルTVについては、音声告知端末が標準設置となり、懸案であった有線放送や防災無線の代替施設としての機能をもつことになりました。
5については、三瓶保養公社の今後の取り扱いのために、観光計画を策定し順次整理を行っていくことになりました。動機はどうあれ、近年、大森ばかり重点を置かれた観光分野で、今まで大田市の観光を牽引してきた三瓶に改めて力点を置くことは喜ばしいことです。

9月議会スタート

2008年09月08日 | Weblog
昨日8日より29日までの会期でスタートいたしました。
昨年まで、公営企業会計の決算は9月、一般会計・特別会計は12月としていましたが、財政健全化法により、いずれの決算も9月に行うこととなり、慌ただしい今議会ということになります。

9月議会の議案は
議案第273号 平成19年度一般会計及び特別会計決算認定
 〃 274号   〃  水道事業決算認定
 〃 275号   〃  病院事業決算認定
 〃 276号 平成20年度一般会計補正予算
 〃 277号   〃  介護保険事業特別会計補正予算
 〃 278号   〃  病院事業会計補正予算
 〃 279号 大田市認可地縁団体印鑑条例の一部改正
 〃 280号 石見銀山拠点施設の設置及び管理に関する条例の一部改正
 〃 281号 武家屋敷の設置及び管理に関する条例の一部改正
 〃 282号 損害賠償
 〃 283号 損害賠償

であります。主な補正予算の内容は、地域サポート施設整備事業850万円、山村留学センター防火水槽整備事業490万円、中学校耐震度調査790万円など総額6985万円の追加補正であります。
第280・281号は、世界遺産センターが10月20日にフルオープン予定なので、それに合わせて休館日や開館時間を利便性を高めるための条例改正です。
 
明日10日からは、一般質問です。私がトップバッターを務めます。3番目には石田議員さんが教育問題について質問されます。傍聴に来てください。







YEG中国ブロック大会

2008年09月07日 | Weblog
 商工会議所青年部中国ブロック大会が、山口県の周南市(徳山)であり参加してきました。来年は、大田市で中国ブロック大会が開催されるということで、そのPRに仲間たちと参加しました。式典の後、4つの分科会に分かれ研修を行いました。 私は、フェリーで大津島に渡り、回天記念館に行きました。「回天」とは、第二次世界大戦末期、日本軍が開発した人間魚雷のことです。”天を回らし、戦局を逆転させる”という願いを込めて命名されたものだそうです。この大津島には、全国から20歳前後の若者が祖国を守るために集まり、回天に乗り込んで出撃していきました。当時の彼らの気持ちを想うと心が苦しくなり、現在の日本は、間違いなくそんな英霊の基に発展を遂げたのだと思い、手を合わせて帰りました。
 
 青年部の活動は、経済人としての地域の発展に貢献することです。我々が故郷のために、どんなに頑張っても命まで採られることはありません。回天で出撃した若者が祖国を想ったように、我々も故郷・大田を想い活動しなければなりません。

トップの責任

2008年09月04日 | Weblog
 昨日は福田総理の辞任のことを書きましたが、日本のトップとしての無責任さをマスコミなどで批判されています。

 ところで、角界の方では違法薬物の使用が次々と発覚して大問題になっています。いずれもロシア出身の力士でありますが、日本の法律で禁止されている大麻を使用するなど言語道断。絶対にあってはならないことです。礼節・品格が最も重んじられる角界でありながら、相次ぐ不祥事は根本から相撲界を叩き直さなければなりません。そこで、相撲界トップ北の湖理事長の責任問題ですが、今までは各部屋の親方の責任として不祥事から逃げていました。今回は、自分の部屋からの不祥事です。当然、親方として理事長として責任をとることになるでしょう。遅過ぎる辞任ではないでしょうか。
 日本のトップは無責任に辞めてしまい、日本の伝統のトップは責任の取り方を知らない。ちなみに、島根県の教育界の不祥事は誰が責任をとるのでしょうか。

福田総理退陣

2008年09月02日 | Weblog
 昨夜、突如、福田総理が辞意表明しました。私は9時前よりニュースを観ていましたが、「9時半から総理の記者会見がある」と伝えられた時にピンっときました。
 さて、今回の退陣劇ですが、昨年の安部前総理のことをすぐに思い出しました。無責任、投げ出し等と批判を浴びるのは仕方がないことではありますが、就任当初から福田総理は、自らの言葉の重みを感じさせず、国民目線と言いながらそれとは程遠い政治を行ってきていたと思います。強いリーダーシップを発揮されることなく終末を迎えましたが、そもそも自民党総裁に就任する過程から福田政権の短命は決まっていたような気がします。ただ、安部前総理との違いは、臨時国会を開会し所信表明する前だったということは、せめてもの救いではなかったのではないでしょうか。
 そこで、大田市政に置き換えて考えてみますと「市民との協働によるまちづくり」というキャッチフレーズを謳って市民参画、市民目線を強調しています。市長、議員は言葉に重みをもって責任ある行動しなければならないと痛感しています。誰かさんのように「無責任・投げ出し」と言われないように。

 最後に後継人事について。小池百合子さんはダメですよ。