言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

全員協議会

2015年08月17日 | Weblog
最近、日曜日の楽しみは夜9時からのテレビドラマ「ナポレオンの村」です。

休日の最後に、明日から一週間の「元気・やる気」を貰っていると言っても過言ではありません。

「大袈裟な!」と思われるかもしれませんが、本当です。

ご存知の方も多いでしょうが、ドラマの内容は、やり手の公務員(都庁職員)が、限界集落の再生・立て直しのために孤軍奮闘しながら活躍する物語です。

主人公の決め台詞である「役人は人の役に立ってこそ『役人』」と同僚職員・住民に言いながら、周囲の人々を「その気」にさせていく様子を描いていて、原作は高野誠鮮さんの「ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか」だそうです。

「所詮はドラマだから・・・」と思うのか、「自分も頑張ろう!」と思うのか、観る人によって捉え方は違うかも知れませんが、少しでも共感してくれる職員がいてくれたら嬉しいなと思います。


お盆休みが終わり平常を取り戻した本日、全員協議会が開催され、議題は「大田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」についてでした。

過去にも何度かブログで取り上げてきましたが、これは人口の現状と将来の姿を示し、今後目指すべき将来の方向を明らかにした「長期人口ビジョン」とこれを踏まえた中長期の目標や施策の基本的方向、具体的施策をまとめた「総合戦略」を自治体ごとに策定するものです。

これまで庁内はもちろんのこと、市内の事業所や個人・団体にも出向きヒアリングを行い、現状での総合戦略の考え方を報告されました。

「大田市独自」で「キラリと光るモノ」と言葉では簡単ですが、それが何であるのかが分かれば苦労はしません。

内部の者では到底思いつかないから現状が現状であるとともに、もし気づいていたとしても余計な仕事は増やしたくないのかもしれません。

確固たる突破口があればいいのでしょうが、そのヒントは「よそ者」が握っていると考えます。

とりあえず「よそ者」だけで構成した組織を立ち上げ、徹底的に議論をしていただき、その結論・報告を真摯に受け止めることが必要ではないでしょうか。

ドラマのようにはならないかもしれませんが、一考の価値はあると思います。

また、総合戦略のターゲットを「女性」に絞った施策を重点的に進めるべきと考えます。

6月定例会の一般質問でも取り上げましたが、日本社会における最大のマジョリティは他ならぬ「女性」です。

会議となると必ず出てくる頭の固い団体長(男性)の意見ばかりではなく、もっと女性が自由に意見できる環境を整える方が面白いと思います。

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