言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

脅威

2011年03月14日 | Weblog
2011年3月11日、午後2時46分、一生忘れる事のない出来事が起こりました。
東日本大震災、マグニチュード9.0、最大震度7という世界観測史上最大級の地震です。

被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興と多くの安否不明の方々がどうかご無事であることを祈るばかりです。

大田市では、市長を本部長とする緊急連絡会議が開催され、島根県と緊密に連携を取りながら県全体で支援体制を整えることになっています。県内の市町村がバラバラに行動するのではなく、それぞれ役割分担をしながら被災地に対して最善の支援を行うことが求められています。阪神・淡路大震災の教訓が生かされているのではないでしょうか。また大田市消防も県を中心に緊急援助隊を編成され、職員4名が派遣されています。派遣された職員の活躍と安全を祈っています。

さて、この度の大震災においての政府の対応についてであります。
只今現在、救出・復興支援中ですので、政府の対応が迅速かつ的確であったかを評価するつもりはありません。ただ日本国政府として最大限努力していただくことと、また国民に支援の輪を広げるよう呼び掛けることをお願いしたいと思います。
各方面から義援金を呼び掛けられています。それは民間主導に任せておき、政府としては消費税を10%に上げる時限立法を直ちに成立すべきと考えます。つまり増税分の5%は被災地の復興支援目的税とするのです。
筆舌に尽くしがたい被災地の状況を見ますと中途半端な対応では救えるものも救えません。
全国民に大きな負担を強いる事になるかもしれませんが、思い切った政府の対応を心からお願いしたいと思います。