言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

定例会を前に・・・

2011年03月02日 | Weblog
いよいよ明日から3月定例議会が開催されます。

平成23年度予算を中心とする審議が始まります。

開会初日には、市長による施政方針と平成23年度予算の提案理由があります。その中で、新年度に向けての考えや予算編成に対する思いなどが聞かれると期待しています。

議会としては、昨年9月に小林決算委員長が指摘した6つの指摘事項を新年度予算にきちんと反映させたのかどうかを先ずは見極めなくてはなりません。

①21年度導入された滞納管理システムばかりに頼ることなく、各部署間で情報交換を行い、きめ細かい市民への対応と、公平公正な観点から、税、料の収納対策に精励されることを求める。また、税収だけでなく、有効な財産処分、観光分野などでの諸収入など、自主財源についてもあらゆる方策をもって努めるべきである。

②市民との協働によるまちづくりについては、現在の7ブロック体制の検証も含め、各地区の現状と地域の声を聞く中で進められるべきである。

③大田ふるさとセンター、ロード銀山の運営に関しては、大田市における土地取得による市有財産化、国における道の駅指定という流れの中で経営改善が見られる中、その自主性を尊重する観点から、貸付金については廃止されるべきである。

④観光振興は大田市の主要施策であり、世界遺産石見銀山、国立公園三瓶山はその中心である。活性化のため多額の投資が行われ、その成果として、税及び税外収入の増加、民間への経済波及効果が厳しく問われている。今後、施策を展開する上で、官民の役割を明確にすることはもちろん、観光協会の透明性と自立化、観光プロデューサー制度の活用などを推進されることを望む。

⑤山村留学事業は、その理念、意義は十分理解するものの、事業開始6年を経過する中で、社会状況の変化と当初計画との大きな乖離をかんがみると、経営形態等すべての面で見直しをされたい。

⑥入札に関しては、一般、指名とも市民の立場から公平公正を欠くことのなきよう努められたい。

上記の6つの指摘事項に対して、誠意ある説明がなければ断固として追及しなければならないと考えています。