言うは易し、行うは靖

三浦 靖の成幸者をめざす

擦れ違い

2011年03月07日 | Weblog
前原外務大臣の辞任が決定的となりました。
理由はさておき任命権者である菅総理の責任問題は政権維持を危険水域に陥れました。
これまでも主要閣僚の辞任問題は当事者と任命権者である総理との様々な擦れ違いを露呈してきました。

ちなみに執行部の任命権者は市長です。ただし、議会の同意が必要な場合もありますので、お忘れなく。


さて、3月3日から開会いたしました大田市議会定例会は、初日に市長の施政方針と平成23年度予算案を中心とする上程議案の説明がありました。
13件の予算、8件の条例、6件の一般案件です。
また、開会前のブログに書きました決算時の指摘事項に関しての調書がきちんと執行部から示されていました。
議会に対しての真摯な態度と捉え、議会側もそれに応えるべく、予算書と見比べて検証しなければなりません。
明後日の上程議案に対する総括質疑がその舞台となりそうです。

今日と明日は一般質問です。
9名の質問者ですが、今回の一般質問は、通告内容が偏り過ぎていて同様の質問が続きます。
それは仕方ないとしても、質問と答弁の擦れ違いには困ったものです。
執行部には長々と答弁をせずに明快にズバッと答えていただきたい。やるのか、やらないのか。やるなら、その時期と事業費やその方策を、やらないのなら、その理由を答えればいいのです。
質問する側の議員も、持論の展開は結構ですが、ダラダラと主張や要望を続け時間を浪費するのではなく、論点を明確に整理して、簡潔に質問してほしいものです。
議事を進行する議長は、それらを見極めなければならないので大変な職務です。
あらためて敬意を表します。
また、傍聴している市民、銀山テレビを視聴している市民に分かり易い議会でなければなりません。
議会改革では、質問の在り方についても取り組むことになっています。