正念場は歌舞伎用語だった。

うぎゃ!電子書籍書き下ろしの詳しい内容のメールがさっき来た。3月の第一週に原稿を頂戴できれば・・・とのこと。ツーことは、これから二週間で書かねばならない。しつこくて申し訳ないが「ウギ゛ャ!」といいたくなる気持ちをご理解いただけるだろうか。

物を書いていると、年に何度か正念場のような時期がある。「正しく念じる場面」という文字だが、辞書によると次の二つの意味があるだけで、「念じる」などというニュアンスはない。

①歌舞伎・浄瑠璃などで、主人公がその役の本質的性格(性根)を発揮させる最も重要な場面。

②その人の進化を問われる大事な場面。重要な局面。

もちろん「正念」だけなら、仏教では、「邪念を離れて真理にいたろうとするいう心を持つこと」「極楽往生を信じ、一心に思念すること」「浄土真宗で、他力の救済を確信すること」の意味がある。--今の私には、他力には頼れないし、念じている暇はない。自力で書くしかないからである。

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