「般若」(はんにゃ)と塔婆

--五大、同体、同じだい--
昔インドの人は考えた。世の中に存在するものの共通点は何じゃろうか?出た答えがおおよそ…
①精神 ②動くもの ③温度 ④湿度 ⑤固さ
人間も、地球も、宇宙も、そして仏さまも
み~んな、この5つで出来ている。これを称して五大(ごだい)。これを言葉で言ったのでは分かりにくいので、形と色であらわしました。
①精神(白) 宝形(武道館の屋根の上についているやつ。タマネギ形)
②動く(黒) 上が平の半円。
③温度(赤) 二等辺三角形。△
④湿度(青) ○
⑤固さ(黄) □
お墓で時々見かける五輪塔はこれをつなげた形。つまり仏さまと同体です。これを平らにしたのが塔婆です。何かの供養のために、仏像を一体奉納する功徳と、同じだい!ということです。
(「冷蔵庫通信36」より)

--ということで、「ごんべいどうさん」からのコメント上での質問に答えまして・・・ベ、ベンベンベン。
上記のような共通認識があって「塔婆を建立(こんりゅう)する」「塔婆を建てる」なんていいます。
 また数え方も、一本、一枚ではなく、一体(いったい)が正式かもしれませんが、私はあまり気にしてませんです。わはは。

 さて「般若」というご詠歌。歌詞は、
 もろもろの 苦厄を除く 般若船(はんにゃぶね) 光の岸に 共に渡らん
 というもの。

 でっかい船です。大乗仏教というのはそこからきてます。それに対して「小乗仏教」という言い方は失礼にあたるので、「上座仏教」なんて言い方をしすま。

 今日は、宗派の布教研究所の会議。これで、宗派の事務所に連続3日通ったことになります。明日は一日おいて、再び明後日、ご詠歌の講習ですから、今週は4日間行くことになります。まるで通勤しているみたいです。 ぎゃははは。
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