何度でも同じこと

 お正月に向けて植木屋さんが入ってくれた。
 三日間で、境内の木々はこざっぱりとなり、清々しい。

 手入れされた木を見ると、どうしてこんなにバランス良く枝を整えられるのだろうと、植木屋さんの仕事に感心する。

 そう言えば、15年も前に同じことを思って、立ち寄った本屋さんで『植木の手入れの仕方』という図解入りの本を買ったことを思い出した。パラリと見ただけで本棚にしまったら、なんのこたぁない、この十五年ぜんぜん見ていない。

 やはり植木の手入れはプロに任せたほうがよさそうだから、あの本は捨てようと思って、先ほど本棚をさがしたが見当たらない……

 そう言えば、二年前に本棚を整理していて「やはり植木の手入れはプロに任せたほうがいいから、この本はもう見ないだろう」と、捨てたのを忘れていた。

 なんだか、私は同じことを何度も繰り返しているようである。

 こりゃ楽しいワイ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


« 作家だからね 一月聲明ライブ »


 
コメント
 
 
 
私もプロの端くれで~す。 (ミッシェル)
2007-12-21 18:03:59
8年前ぐらいでしょうか。
国の資格取得補助政策を利用し、1年間の通信教育で「植木屋さん」講座を優秀な成績で終了しました。
機会がありましたら、今度、私にも・・・・・
ガウディー風に仕上げて見せましょうぞ。
 
 
 
すごっ! (和尚)
2007-12-22 11:14:49
へぇ、すごいですね。高校時代の友人の中で、そんな資格を持っているのは、きっとあなただけですぞ。てぇしたもんだねぇ。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。