仏の時間

亡き人のことを西洋では故人の誕生日で、東洋では亡くなった日(命日)で思い出すといいます。今日12月21日は年の最後の弘法大師の亡くなった月命日(祥月命日は3月21日)なので、通称「納めのお大師さま」とか「しまい弘法」と呼ばれます。「仏さまの真似をしてごらんよ。こんな時、仏さまだったらどうするだろう、どう言うだろう、どう考えるだろうって。それができたその時、その場では、あなたは仏さまだよ」--そんなお大師さまの教えを夕方、改めて反芻して、居間で洗濯物を畳んでいる家内に「今日の夕飯は俺が作るよ」と言った。もちろん、家族のために洗濯物を畳んでくれている家内も、洗濯物を畳んでいる間は仏さまと同じである。ぐはは。きれいな月夜の東京です。

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