バレンタインのお返し

バレンタインデーのお返しを考えねばならぬ週になった。家内は楽しみにしているようだが、私はここ数十年のこうしたプレゼントに少々辟易している。私がプレゼントしたものはあまり着たり、持ったりしないからだ。「あなたからもらったものは、どう着こなしたらいいのかわかんないのよ」と家内は言う。そこで、今日の夕飯後の後片付けをしながら言った。「あのね、お前の魅力を一番知っているのは俺なんだ。お前は自分で自分の魅力がわからないから、自分と結婚したいと思わないだろう。俺はお前が自分で気づかない魅力を知っているから結婚したんだよ」--我ながら名言だと思って、そばにいた娘に「今の名言だったな」と言うと「うん、名言だね」と同意してくれた。娘にはとびっきりのホワイトデーのプレゼントをしようと思った。わははは。

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コメント
 
 
 
Unknown (しみず)
2015-03-10 20:06:32
素敵な娘さんですね。自分の知らない魅力を知っている人生の伴侶。自分磨きとはまた違った視点で、相手の心に自分の魅力が映るのでしょうか。
 
 
 
Unknown (胡麻猫)
2015-03-10 22:18:27
うーん、確かに名言ですね
と言うことは先生の魅力を一番わかっておられるのは奥さまですね
 
 
 
Unknown (kako)
2015-03-11 07:18:59
いつもお二人の仲の良さに癒されています。

胡麻猫さん”すごい”の一言です。
私もそう思います。
 
 
 
凄い! (寿人)
2015-03-12 08:40:42
失礼な言い方かもしれないけど、和尚さんの年代で、ストレートにそんな事言えるなんて、凄い素敵です。感動物です。自分が女子だったら、涙が出てくると思う。
 
 
 
サンキュです。 (和尚)
2015-03-15 22:17:55
しみずさん>好きになる人は似たもの同氏ということもありますが、違うところに惹かれるもの事実。発見と再確認の結婚生活です。うははは。

胡麻猫さん>家内は私が気がつかない魅力について多くを語りませんが、きっとそうです。そうじゃなければ、うまくいくはずがありませんものね。

kakoさん>私自身がいやされたことしか書いてないんです。どはははは。

寿人さん>私は昭和33年生まれですが、私の世代以降の人は、結構言えてる気がするのですが、私の認識不足でしょうか。ちなみに、家内は泣きませんでしたが、感激はしてたみたいです。うははは。
 
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