強制終了の謎

今日は寺の住職をしていた叔父の葬儀。最後の喪主の挨拶の前にお寺の親戚筋代表による謝辞。この顛末が傑作だった。普段から話がくどく、長いらしい住職が「今日の私の謝辞には制限時間がないと昨日お聞きしました」と始まった。よくある二世代前からの因縁話からスタートしたのだが、4分ほどたった時、いきなりおっしゃった。「ただいま、私の袂(たもと)に入ってるマナーモードにした携帯電話がブルブルと鳴っております。きっとどこかにいる家内からの『早くやめろ』との合図だと思いますので、このへんで謝辞にもならぬご挨拶を終わらせていただきます」。アッパレである(もちろん、奥さんが)。柩の中で叔父も大笑いしていたことだろう。

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