胸臆(きょうおく)に牢籠(ろうこ)す(銘文その3)
--密蔵院ではめずらしく、今日は法事が3軒。
鹿骨(ししぼね)では、多くの家が8月のお盆。新盆を迎える家のご近所や親戚は、8月1日に「新盆見舞い」と称して、お参りにうかがいます。
ですから、今日は家内も隣組の方と一緒に、隣組内にある二軒の新盆のお宅にお参りしてきました。
私と長男が法事をしている間、娘がアタフタしながら、留守番を勤めていました。がははは。お寺の住職の娘のくせに、アタフタというところが、情けねぇ話でごごいさます。
さて、弘法大師が、お師僧さまのために、書いた碑文の続きです。
修多与論:修多(しゅた)と論と ※修多は「お経」のこと。論は「お経の解説書」の意。
牢籠胸臆:胸臆(きょうおく)に牢籠(ろうこ)す
〔経蔵と論蔵は、その胸のうちにしまっている〕
四分秉法:四分(しぶん)に法を秉(と)り、
三密加持:三密加持す
〔戒律の根本教典の一つである四分律に規範をとり、密教の教えを実践らされた〕
国師三代:三代に国師たりて、
万類依之:万類これに依る
〔三代の皇帝から信頼を請け、すべての人々は彼を頼った〕
下雨止雨:雨を下(くだ)し 雨を止(とど)む
不日即時:不日(ふじつ)にして即時(そくじ)なり
〔雨をふらせたり、やませることに関しても、たちどころに効験があった〕
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
胸臆(きょうおく)に牢籠(ろうこ)す---いい表現ですね。ちゃんとしまってあるからいつでも、取り出せるけど、人前では滅多にひけらかすようなことはしない---そうなれれば、粋ですねぇ。
明日は「浪曲の広場」。13時から15時30分。四人の浪曲師が、二人の曲師の三味線にのせて、唸ります。ライブの浪曲を、義理人情の話芸を、お楽しみください。お誘い合わせの上どうぞ。
鹿骨(ししぼね)では、多くの家が8月のお盆。新盆を迎える家のご近所や親戚は、8月1日に「新盆見舞い」と称して、お参りにうかがいます。
ですから、今日は家内も隣組の方と一緒に、隣組内にある二軒の新盆のお宅にお参りしてきました。
私と長男が法事をしている間、娘がアタフタしながら、留守番を勤めていました。がははは。お寺の住職の娘のくせに、アタフタというところが、情けねぇ話でごごいさます。
さて、弘法大師が、お師僧さまのために、書いた碑文の続きです。
修多与論:修多(しゅた)と論と ※修多は「お経」のこと。論は「お経の解説書」の意。
牢籠胸臆:胸臆(きょうおく)に牢籠(ろうこ)す
〔経蔵と論蔵は、その胸のうちにしまっている〕
四分秉法:四分(しぶん)に法を秉(と)り、
三密加持:三密加持す
〔戒律の根本教典の一つである四分律に規範をとり、密教の教えを実践らされた〕
国師三代:三代に国師たりて、
万類依之:万類これに依る
〔三代の皇帝から信頼を請け、すべての人々は彼を頼った〕
下雨止雨:雨を下(くだ)し 雨を止(とど)む
不日即時:不日(ふじつ)にして即時(そくじ)なり
〔雨をふらせたり、やませることに関しても、たちどころに効験があった〕
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
胸臆(きょうおく)に牢籠(ろうこ)す---いい表現ですね。ちゃんとしまってあるからいつでも、取り出せるけど、人前では滅多にひけらかすようなことはしない---そうなれれば、粋ですねぇ。
明日は「浪曲の広場」。13時から15時30分。四人の浪曲師が、二人の曲師の三味線にのせて、唸ります。ライブの浪曲を、義理人情の話芸を、お楽しみください。お誘い合わせの上どうぞ。
今日は東京にいたのですが、とんぼ帰りで
ございました。
アタフタなみさきを見にいかなくて良かった笑
また、寄らせて頂きたいです。
出版楽しみにしてます☆
PSお参り楽しみにしております。
南無さんのコメントレベルが高すぎて『?』が有ります。
今月の末には、弊社に中学生が二人『職場体験学習』で5日間働き(学び)に来ます。
働く事は、昔なら親の背中を見ながら自然と身についてきたのでしょうが、仕事の専門性と分業化で親の仕事ぷりを一緒に体感できない時代にとっては、学校では学べない事をどう学んでもらえるようにするか(ハードル上げすぎ)
南無さんも『職場体験学習』なるものは体験されましたか?もし仮に、体験されてそのときに思ったこときずいた事があれば教えて頂ければ幸いです(ほんとは興味深々です)
南無さん>うん、そうなるには、あと30年くらいかかります。ぐははは。
プラケアさん>南無さんは、今日から5日まで「勉強合宿」だそうです。おわって帰ってきたら、密蔵院で遊びに来るそうですから、伝えておきます。
PS今日はよろしくお願いします。