「抜く手は見せぬぞ」

東京の夜は久しぶりの雨。しかしながら、雨でも犬を散歩に連れ出さねばならぬ。で、ウキウキしながら手にしたのは、すでに用意の侍アンブレラ(把手だけ刀のつかの形)。50半ばのお寺の住職が、昼間こんな傘を持って歩いていたら恥ずかしいから、夜分限定の品である。散歩中、怪しげな人物が眼前に躍り出たら「名を名乗れ。さもないと抜く手は見せぬぞ(あっという間に切っちゃうぞの意)」と言おう心して歩いたが、結果は、たんに、犬がずぶ濡れになっただけだった。どはははは。あなたのおうちにも是非一本、雨の夜が楽しくなります。浅草とか、日光で一本1500円くらいで売ってます(持って帰るのが恥ずかしいけど・・・)。

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