盆栽教室
「カフェ清ら」さんにて、盆栽教室。
講師は、“奏でる盆栽”の加藤文子さん。
加藤さんは、四代続く盆栽一家の生まれだそう。
(さいたま市盆栽町出身で、現在は、那須に在住。)
お話は、植物の育て方(光・水・肥料)に始まり、
那須から持ってきた盆栽を用いてのポイント・レッスン。
育成期間20~30年というものや、自然の発芽に任せているもの。
それぞれの鉢が、ひとつの世界として完結してます・・・。
鉢からだして、お皿の上に置くのが、「根洗い」。
(カッコいいです。)
加藤さん曰く、最近、「こうじゃなきゃいけない」という気持ちが薄れ
その時の植物の調子に合わせるような感覚になってきたそう。
毎日見る、やさしく接する、負担をかけない、など、
植物についてのお話だったのですが、
人(子育て)について、思い至ってしまうことが多く
結果は、20~30年後かと・・・。
あうりんこ no こ(加藤文子さんを紹介するページ)
http://www.geocities.jp/aurinkonoko/
2時間ほどのお話の後、ティータイム。
黒胡麻のチーズケーキに、黒豆茶。
(ものすごくリフレッシュできました・・・。)
いただきました。
『澤田屋』というお店の
「元祖 くろ玉」。
昭和4年の発売以来
80年も親しまれているそう。
えんどう豆の餡(鶯餡)を丸めたものを、
羊羹仕立ての黒糖包んでいます。
“信玄餅”以外にも、
美味しいものがあったなんて・・・。
甲斐の菓子処 澤田屋:くろ玉
偶然にも、黒い玉。
中野菓子店(新荘)の
「あんこ玉」です。
小さな求肥が
入っています。
うーん・・・。和菓子が美味しすぎる
季節になってしまいました。
園芸家12カ月 (中公文庫) 価格:¥ 520(税込) 発売日:1996-03 |
チェコの文学者 カレル・チャペック
(“ロボット”という言葉を作った方)が
こよなく愛した「園芸」と
毎月“格闘”する様子を描いたエッセイ。
じっさい、園芸家になってこそ「思いやりのない寒さ」とか、
「強情な北風」とか、「ひどい霜」とかいったような、
いささか新鮮さを失った月並みな文句や、
これに似かよった文学的な毒舌を、
しみじみと身にしみて味わうことができるのだ。
園芸家自身は、もっとずっときれいな、
文学的な表現をつかう。
たとえば、「ちくしょう、ことしの冬はまったく、
糞いまいましい、罰あたりの、べらぼうな、
途方もないひどい冬だ」などと。
園芸家になるには、庭があることはもちろんですが
人間がある程度、成熟している必要があるそうです。
参考:カレル・チャペック(花菜ガーデン公式サイト)
http://www.kana-garden.com/about/karelcapek.html
人は、,なぜ約束の時間に遅れるのか 素朴な疑問から考える「行動の原因」 (光文社新書) 価格:¥ 798(税込) 発売日:2010-08-17 |
何気なく読み始めたのですが、
取り上げるテーマが身近で面白く
日常の様々な思い込みを、「そういえば、そうかも!」
という感じで、軽~く覆していただきました。
約束に遅れるのは、だらしないからではなく
その前の行動を分析していくことで、対処が可能。
→ ある人がとる行動については、原因は一つではなく
複数あると考えることが、『行動の思考術』。
血液型は、A型はこう、B型はこう、という思い込みが
それぞれの行動を強化し、それが更に、その思い込みを強める。
→ 日常的に自分や他人の行動に名札(レッテル)をつけるのは、
それによって、納得できたり、他者から同意が得られるから。
傘を忘れるのは、忘れるという行動が起こったのではなく
持って行くという行動が起こらなかったため。
→ 傘を忘れるのは、記憶力や注意力の問題ではない。
持って行くという行動を起こさせる随伴性が必要。
著者によると、人が公衆マナーを守れなくなったことも、
災害から逃げ遅れてしまうことも、「視考」できるとのこと。
政策立案にあたっても、使えそうな本だと思いました。
例えば、「なぜ、中心市街地に人が集まらなくなったのか」とか。
人々の「行動の視考」し、「行動の随伴性を強化」できるか、
が、ポイントになります。(←言うのは、簡単。)
「ひめゆり 平和への祈り」 -沖縄戦から65年-
核兵器廃絶平和都市宣言25周年記念特別展として、
9月19日から10月24日まで開催。
学徒が自決した海岸で、戦後64年目に発見された
小さな「校章」から、展示がスタート。
先日、ひめゆりをテーマにした「cocoon」というマンガを
読んだこともあり、ものすごく身近に感じてしまいました。
水戸市立博物館
http://business4.plala.or.jp/shihaku1/