水戸梅日記

水戸・いばらき

早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣

2010-03-04 | 読んだ本
早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣 早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2010-01-25

 

 

 ジャーナリストを志望する学生に向けて行われた講義を

 題材として構成されています。

 

 講師は、毎日新聞の論説委員、

 サンデー毎日の編集長を歴任された方。 

 

 文章がうまくなるノウハウが書かれているのですが、

 語り口(?)があまりに素晴らしかったため、

 

 途中からそういったノウハウは

 どうでもよくなってしまいました・・・。

 

 文章を書くに当たっては、

 真摯に人生と向き合おうとする姿勢こそが

 何よりも大切なのだと思いました。

 

 数多くの作家の文章を引用しており、

 その文章のどこが優れているかを丁寧に教えてくれています。

 

 この講義を受けた方々はきっと

 素晴らしいジャーナリストになると思います。

  

  ●文章の良し悪しは視点で決まる

  ●小さな不幸の先に共感を用意しよう

  ●情景をしてその心を語らしめよ

  ●たくらめば書くのが楽しい

  ●「人プラス物」の化学反応は強烈

 

 

 引用されていた中で、気になった映画や本。

  ●運動靴と赤い金魚(イラン映画)

  ●ポトスライムの舟(津村記久子)

  ●桜田門外ノ変(吉村昭)

 

 

 

 最近、『文章』関係でうれしかったニュースが 

 「茨城県教育広報・NIEコンクール」。

 

 昨年まで広報委員をしていた中学校PTAの広報誌や

 学校の先輩が表彰されていました。

 (おめでとうございます!)

 

 

コメント
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