早大院生と考えた文章がうまくなる13の秘訣 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2010-01-25 |
ジャーナリストを志望する学生に向けて行われた講義を
題材として構成されています。
講師は、毎日新聞の論説委員、
サンデー毎日の編集長を歴任された方。
文章がうまくなるノウハウが書かれているのですが、
語り口(?)があまりに素晴らしかったため、
途中からそういったノウハウは
どうでもよくなってしまいました・・・。
文章を書くに当たっては、
真摯に人生と向き合おうとする姿勢こそが
何よりも大切なのだと思いました。
数多くの作家の文章を引用しており、
その文章のどこが優れているかを丁寧に教えてくれています。
この講義を受けた方々はきっと
素晴らしいジャーナリストになると思います。
●文章の良し悪しは視点で決まる
●小さな不幸の先に共感を用意しよう
●情景をしてその心を語らしめよ
●たくらめば書くのが楽しい
●「人プラス物」の化学反応は強烈
引用されていた中で、気になった映画や本。
●運動靴と赤い金魚(イラン映画)
●ポトスライムの舟(津村記久子)
●桜田門外ノ変(吉村昭)
最近、『文章』関係でうれしかったニュースが
「茨城県教育広報・NIEコンクール」。
昨年まで広報委員をしていた中学校PTAの広報誌や
学校の先輩が表彰されていました。
(おめでとうございます!)