『マザーハウス』の社長兼デザイナーである
山口絵里子さんのトークショーが、新宿でありました。
山口さんは、先日紹介した、
「裸でも生きる」の著者であり、
発展途上国であるバングラデシュで
高品質のバックを製造しています。
バングラデシュの責任者であるモイン氏と
副社長も交えたトークショーだったのですが、
バングラデシュのモイン氏が
社長である山口さんと全く同じ言葉で
『マザーハウス』という会社の良さを語る姿に
目頭が熱くなってしまいました。
●必要なのは、「支援」ではなく、「仕事」である
●バングラデシュでもトップクラスの労働環境である
●見向きもされなかった地元の素材に注目が集まった
●「理念」とは、実行しなければ、意味がない
後半には、H.I.S.とのコラボレーションで実現した
発展途上国の可能性を見つける旅の話も・・・。
バングラデシュの工場でエコバックを作ることで
現地の人たちと触れ合う機会があるほか、
グラミン銀行が支援する農村や
ストリートチルドレンの自立支援施設にも行くそう。
社会貢献のメッセージを強く発信しつつも、
それに全く甘えることなく、
ビジネスとしてしっかり持続させていこうとする
真剣な姿勢に改めて感心しました。
マザーハウス