水戸梅日記

水戸・いばらき

プロフェッショナル進化論

2007-06-23 | 読んだ本
プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる
価格:¥ 840(税込)
発売日:2007-04-19

 

 

 「プロフェッショナル進化論

  -個人シンクタンクの時代が始まる-」

 

 私の好きな 田坂広志さん の本です。

 

 先日紹介した 「フューチャリスト宣言」 と同じような見解を

 前提として書かれていると感じました。

   

●これから すべてのプロフェッショナル は

 「個人シンクタンク」 へと進化していく。

 

●「知識社会」とは、知識が価値を失っていく社会。

 価値を持つようになるのは、言葉では表せない「智恵」。

 

●プロフェッショナルに求められる能力は、次々と進化。

  言語知 → 暗黙知

  分析知 → 統合知

  個人知 → 集合知

  管理知 → 創発知

  理論知 → 行動知

 

●個人シンクタンクへの進化 「6つの戦略」

  ・インターネットを自分の知的創造の場にする。

  ・良き影響力を持つ「自分だけのメディア」を育てる。

  ・自分の経験の智恵を語れる専門分野を定める。

  ・人々の智恵が集まるコミュニティを創り出す。

  ・人々の行動を集めて「ムーブメント」を創り出す。

  ・自分の「パーソナリティ」を発信する。

 

●最も大切なこと(最高の戦略)とは、「心得」。

 「心得」とは、「信頼」である。

 信頼は、「ブランド」につながっていくものであり、

 その本質は、「仕事において、何に 『こだわって』いるか」。

 (究極は、「自分らしさの発見」 )

 

 

 プロフェッショナルにさえ、なかなかなれないというのに、

 それを進化させていくというのは・・・、

 かなりハードルが高すぎるような気がします。

 (普通に生きているだけで、既に遅れていくような感じもするし。)

  

 でも、結局は「心得」に帰ってくる・・・ということには、納得です。

 

コメント
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