「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

今庄の宿場祭り

2012年09月18日 | 福井のミミより情報

昔の北陸道、北国街道の宿場町、南越前町の今庄でお祭りがあったので行ってみました。

関西・琵琶湖方面から、越前・北陸方面へ行くには、昔は、
敦賀と今庄との間にある、栃の木峠、木の芽峠、中山峠を越えなければならず、
いずれの道にせよ、ふもとにある今庄を通るため、宿場町としてここが栄えたそうです。

また、昭和30年代には、物資や人を運ぶ鉄道の北陸本線の峠越えのため、今庄に機関区が設けられ、
機関車が何台も配置されていたようです。ただ、北陸線が電化されて機関車が不要になると、
今庄の駅も、普通電車しか止まらない小さな駅になってしまい、往時の繁栄は見る影もありません。
雪が降ると、いまだに電車が不通になる難所の区間ではあるようです。

さて、お祭りでは、機関区があって栄えたころを偲んで、機関車など昔の鉄道写真が展示されています。
(鉄道ファンらしき立派なカメラを抱えた人もチラホラ…)

また、昔の本陣跡や旅籠、酒蔵など、昔の街並みが残る街道沿いでは、
炊き込みご飯や栃餅、赤飯、特産のソバなどを売る出店が並んでいます。

中には、名産の焼き鯖を丸一本焼いているお店もあります。
サバも、炎天下で焼いている人も、アツそう~。
ムカゴの胡麻和えがおいしかったです。

スタンプラリーや火縄銃の実演、チンドン屋さんの練り歩きもあり、
大人から子供まで、土蔵やうだつなどが残る古い街並みで、
ぶらぶら歩きを楽しむという、どこかほのぼのするお祭りでした。


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