「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

池田町で郷土料理体験

2014年10月19日 | 福井でのすろーらいふ

10月初旬の日曜日、農と食の町・池田町での郷土料理のワークショップに参加しました。

廃校になった小学校を利用し、郷土の伝統料理を次世代に伝えていこうという活動をしているおばちゃんたちから、お料理を教わります。メニューは、こごみの胡麻和え、茄子の辛し和え、ウドのきんぴら、ずいき(里芋の茎)の煮物など、地域の産物がたっぷり。
 

2歳の息子も、みんながやっていることをやりたがりました。包丁を使わせる訳にもいかないので、里芋の茎を割いたり、小豆ご飯を冷ましたりする作業など、息子でもできそうなことを地元のおばちゃんが見つけてやらせてくれました!
 

それでもさすがに1時間と持たず、調理室を飛び出し、おばちゃんたちに紛れて手持無沙汰だったパパも子供の相手に。廃校内をいろいろと体験し、音楽室の木琴を勝手に借りて鳴らしたりしていました。

そうこうしているうちにご飯が出来上がり、広い校庭を見下ろす音楽室をお洒落に衣替えしていただきます。郷土色と彩り豊かな食卓となりました。
  


久しぶりに越前海岸方面へ

2014年10月19日 | 福井でのすろーらいふ

昨日は、木々が色づき始めた越前陶芸村でのイベント開会式に出席した後、

 

あまりにも天気が良いので久しぶりに、海岸沿いの様子を見に行ってきました。まずは、越前海岸の飲食店で、様々な海鮮丼が食べられる「浜の活丼」シリーズ。

 

越前町漁協直営の食事処「えちぜん」では、小樟漁港を望みながら、獲れたての海の幸が楽しめます。この日の「浜の活丼」は、旬の真がれいがメイン。右上の白い真がれいの刺身をご飯にのせ、甘海老やイカとともにいただきます。真がれいの甘みと歯ごたえが美味しかったです。

途中の玉川観音にもお参り。ここは平成元年の崩落事故で、当時の国道305号線に巨岩が落下し、死傷者も出たところです。大昔から自然洞窟の中に霊験あらたかな観音様が祀られていたようですが、崩落事故の後はトンネルの中に観音様が安置されています。100円を払って線香とローソクをいただいて中に入るのですが、思った以上に立派でした…。

 

越前海岸を北上し、越前岬を過ぎると、大きな穴の開いた岩・呼鳥門が望める休憩園地に。ここには広くて豪勢なトイレの個室で有名なレストハウス有情があります。

さらに北上して福井市に入り、海岸沿いの雰囲気の良いカフェとして人気のMare(マーレ)に到着。ここは海沿いに開けたガラス張りの室内の先に、芝生に設けたテラス席もあり、海の眺めが抜群です。店内にはその日の日の入り時刻も書いてあり、夕日を眺めに来る人も多いのが頷けます。

 

先週は忙しかったこともあり、久しぶりに水平線をゆっくり眺めながらコーヒーと束の間の読書を楽しみました。

 

ちなみに、福井市街までの県道には、五太子の滝という滝があり、県道からもすぐ近くで豪快な滝が眺められます。ただ、人気がない山の中で、最近報道が多い熊の出没が怖くなり、早々に引き揚げました。

 


稲刈り!

2014年10月13日 | 福井でのすろーらいふ

台風が近づく中、天気の様子を見ながら今日は稲刈りです。

中山間地にもち米を植えたのでかなり遅い時期の収穫です。今年は天候不順もあり、手刈りするのに稲をつかんでも、分けつが進んでいないからか、細い束の稲しかつかめません。それでもやはり、黄金色に輝く稲穂を見ていると明るい気分になりますね。


いよいよ稲刈り開始。2歳の息子は、田植えの時は泥に入るのを嫌がりましたが、今日はじっとりとした泥地にもひるまず入りました。しかし、鎌を使いたがるものの危なっかしいので、結局稲を運んだりしてもらいました。本人は鎌を使いたかったようですが・・・。
 

地元の人たちのお手伝いをいただき、なんとか2時間弱で終了。水を抜くのが遅れたようで、足が抜けなくなるほどガボる(雪や泥にハマって足をとられること=福井弁?)のと、相変わらず手早く稲を束ねるのに苦労しました。

昨年は田んぼに「はざかけ」をしましたが、今年は時間も手間もないので近所の方の脱穀機を借りてすぐに脱穀。この後しばらく乾燥させることが必要とのこと です。息子は疲れていたものの、機械が出現したので興味深そうに見て、脱穀する稲を手渡した後も機械の傍から離れませんでした。
 

こちらの田んぼでは昨年の半分程度の収量になりそうとのこと。道端に落ちていた種もみを指で剥いてみたら、茶色がかった玄米が出てきました。脱穀後に乾燥 させることにより、玄米の状態でももっと白くなるといわれました。美味しいお米をいただくまでには手間がかかっているんですね・・・。
 


サツマイモ掘り

2014年10月13日 | 福井でのすろーらいふ

台風が近づく中の秋晴れの一日、福井市郊外の農家さんで、サツマイモ堀をやらせてもらいました。

5月にみんなで植え付けたムラサキイモを掘り起こします。今年は夏の天候不順で不作のところもあるようですが、こちらではまずまずの出来のようです。


まずはお父さんチームが蔓きり、マルチはがしをして場を整えてから、子供たちが掘っていきます。土の中から赤紫色を見つけて子供が土をかき分けて・・・と なるはずですが、2歳の息子は土いじりに熱中して、せっかく赤紫の芋が見えているのに、面白がって土をかける始末。芋ほりというよりは土いじりをしていた 感じです…。
 

それでも、芋をとれたよーと嬉しそうに持ち上げていました。ふかしたての芋も美味しそうに食べていました。
 

帰りには、近くにある宮ノ下コスモス公苑に行きました。九頭竜川沿いの休耕地17haに揺れる色とりどりのコスモスは壮観です。


神社で朝のお清め

2014年10月08日 | 福井でのすろーらいふ

福井県は人口10万人当たりの神社仏閣数が日本一とのことで、うちの周りにも神社がたくさんあり、しかもきちんとお祭りが季節ごとに行われています。

その中でも、福井県護国神社は、子供の泣き相撲大会やキャンドルナイトなど、様々な取り組みを行っているところです。そこで、毎月第一土曜日に、朝参りというのが行われているので、行ってみました。

神社に着くと、拝殿の中に通されて、神主さんがやがてお祓いを始めました。一連の儀式では、参列者が一度にお祓いを受けた後、老舗昆布店のご協力で、無料朝粥の会をやっています。

朝粥の朝食をいただいた後は、近所の鍼灸師の先生による健康講座。お灸のすえ方やツボの押し方など、みんなで言われるとおりに体験しました。

護国神社の無料のお祓い会ということで、もっと崇敬会のようなものに入りましょう、的な勧誘があるかと思ってびくびくしていたのですがそれもなく、全くさわやかな会でした。まあ、こういう会合を通じてファンを作り、七五三などの行事をやってもらおうということなのでしょうか。。。マーケティング手法としては悪くないと思いました。


森のようちえん

2014年09月24日 | 福井でのすろーらいふ

昨日は、自然保護センターのイベント、森のようちえんに参加しました。奥越の六呂師高原で、森林インストラクターとして子供向けのプログラムを提供している「やまんば」さんと森を歩くイベントです。2歳の息子にとっては、自然体験プログラムデビュー!?です。

 

天気も良く、色づき始めた木々の木陰を歩くのは気持ちよかったです。クリが落ちていたり、ご飯に炊きこんじゃおうと「むかご」を拾ったりしながらのんびり散策しました。

息子は参加者の中でも一番のチビスケでしたが、いろんな人に見守っていただきながら、斜面を登ったり、落ちているフンをつついたりと、積極的になんでも取り組んでいました。とくに、5歳のおねえちゃんと気が合ったようで、二人で手をつないでずっと一緒に歩いていました。

午前中も散々遊んだ上に、午後に1時間以上の山歩きでは、さすがに後半疲れたようで、お姉ちゃんにも気遣ってもらいましたが、途中はさすがに「疲れた」と言ってパパに抱っこしてもらいました。それでもまた復活して、最後はみんなで一緒にゴールして遊びました。

久しぶりに森の中に入って体を動かすのは気持ちよかったです。また、息子もすぐにバテるのではとおもっていたので、自然の中でみんなで一緒に遊ぶとこんなに頑張るんだーと意外な発見をしました。

この調子でアウトドア体験を重ねていきたいものです。

ちなみに、さすがローカルな福井県。この活動に、すべての(といっても3つだけ)のTV曲が取材に来ていて、晩のニュースでさっそく流れていました。

http://www2.fbc.jp/news/news_13310369.html

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054691291.html

 

 


畑には夏の名残が…

2014年09月21日 | 福井でのすろーらいふ

そろそろ夏野菜を片付けて秋まきの野菜の植え付けをしようかと2週間ぶりに畑に行きました。

さすがに真夏と違い、前回来た時に雑草を片付けて以来、いくぶん畑がすっきりしています。もう夏の雑草に悩まされることはないと思うとホッとします。

しかし、やはりオクラは何本か巨大化していました。それでも食べられそうなオクラも5,6本ゲット。シソ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、ゴーヤーなどを夏の名残として収穫。まだいくつか実をつけているものもあったので、結局これらの片づけは先延ばし、かぶと水菜の種を撒いてきました。

 


250年続く神社の祭り

2014年08月19日 | 福井でのすろーらいふ

夏は盆踊りの季節。よく目の前を通る神社で、七日踊りという夏祭りがあると聞いて、わざわざ仕事の後行ってみました。

福井駅東口からもほど近い杉社白髭神社は、見た目もそれなりに立派な歴史ある神社です。こちらでは、約250年前から、五穀豊穣、無病息災を祈願して、真夏に七日連続で氏子たちが踊りを奉納したようです。気になっていた神社の古い祭りなので、思い切って行ってみました。

広い境内にはやぐらが組まれ、太鼓などもなく、やぐらの前に歌い手が立ち、その周りは20人ほどの近所の方と思しき方が、歌に合わせて踊っています。太鼓や鐘もなく、出店といえば近所の人がやっているようなお菓子の店のみ。寂しいくらいですが、この踊りを粛々と250年も続けてきたという、ふだんの生活に何気なく歴史が潜んでいるところが、都に近い福井の「さすが」だと思います。

 

 


西山公園

2014年08月18日 | 福井でのすろーらいふ

鯖江の西山公園は、日本の歴史公園100選にも選ばれており、また5月のつつじを筆頭に、桜、紅葉も楽しめる公園です。こちらには無料のミニ動物園もあり、レッサーパンダが人気を集めています。

夏のある日に行ってみたら、さすがに暑くてレッサーパンダはバテテいました。

 

その後は、すぐ近くにあるコミュニティカフェ・ここるへ。地産池消にこだわっていて、店ものんびりできます。福井のブランドミニトマト・越のルビーを使ったカレーと、日替わりランチをいただきました。

 

散歩の最後は、フルーツなどをたっぷり使ったジェラートが美味しい近くの洋菓子屋へ。メロンを丸ごと1個使ったデザートがあり、連れがすかさず購入していました。かなりボリュームたっぷりですね。太りそう…。


花火

2014年08月05日 | 福井でのすろーらいふ

いつもアパートに住むご近所さん同士、2~4歳くらいの子供たちの面倒を見ながら遊んでくれています。先日はみんなで夜、花火を持ち寄って花火大会しました。

うちの2歳半の息子、自分で手に持って花火をするのは初めてで、最初は怖がっていましたが、最初の花火をやると面白いと思ったようで、「もっとやる」と積極的 になりました。花火を上に向けないように、とか、ほかの子供たちの火に気を付けて、とか、なかなか目が離せなかったですが、本人はかなり楽しめたようで す。

次の日は福井の夏の風物詩、福井市内のど真ん中で行われるフェニックス花火へ。町中の足羽川河原で打ち上げるので、大きな花火玉は打ち上げられませんが、アップテンポな音楽と花火の競演が間近で見られるのは悪くありません。


2年前に福井に来た時は、招待席をもらって行ったのに、大きな音にびっくりして泣いてしまいましたが、さすがに2歳も年を取ったので、夢中で花火を楽しんでいました。
 

都会の大きな花火大会は1時間半から2時間もあるので間延びしてしまいますが、こちらの花火は45分くらい。この程度が子供も大人も飽きなくていいのかもしれません。(沖縄は祭の最後に10分ほど、のことが多いですね)