浮島、という名前のデザート。メレンゲを固く焼いたものがカスタードクリームソースに浮いています。なかなかインパクト大。
結局、肌寒い日だったこともあり、また入ったことがなかった「サッポロ・ラーメン」でみそラーメン(10.5€=1.400円)を食べました。まあ、可もなく不可もなく、という感じ。
ジュネーブのシンボル、レマン湖の大噴水。
ジュネーヴからベルンに向かうレマン湖沿いの風景。ぶどう畑の斜面が山梨を思い出します。
スイスの首都ベルンは旧市街地が世界遺産に登録されており、現代風のショッピングモ―ルや個人商店が6kmにもわたって続くアーケードの軒に入っていて、通りにはトラムやトロリーバスが通り、飲用可能な噴水も街中にいくつもあるなど、歩いていて楽しい街です。
スイスが世界に誇る「時計」塔もあちこちに。
もちろんスイスなので、公共交通も発達していて利用しやすいです。
国会議事堂前の噴水もリズミカルに噴き出して子供たちが遊んでいました。
大聖堂や国会議事堂裏の高台から見下ろすと、ベルン旧市街が川の蛇行に挟まれた台地にできたことが分かります。中世の雰囲気を残す茶色い屋根の建物が目立ちます。
川向いから旧市街地を見渡すと歴史を感じさせる茶色い建物が広がる旧市街、そこに聳え立つ大聖堂・教会の尖塔と、アルプスの雪解け水が流れるエメラルドグリーンの川が対照的。
川を挟んだ高台にあるローズ公園からは旧市街を一望。
その後、スイス国鉄に乗ってVisp駅でマッターホルン・ゴッダルト・バーン(MGB)鉄道に乗り換えてマッターホルンの麓、ツェルマットへ向かいます。MGBは、車窓も大きく雪山が見えるほか、窓際の机にも沿線の山々の案内が描かれていて、アルプスに向かう気分が盛り上がります。
山岳リゾート地・ツェルマットは、ホテルが立ち並び、街には旅行者と旅行者目当ての土産店・飲食店があふれていてにぎやかです。町自体は、排気ガスを出すガソリン車乗り入れを禁じているので、小型の電気自動車と馬車(馬の落とし物に注意!)を見かけます。
街や宿からもマッターホルンの雄姿が拝めました。
ちなみに、マッターホルンを抱えるツェルマットは、富士山を抱える富士河口湖町と姉妹提携しているようで、ツェルマットの駅に、それを示す看板がありました。
ツェルマットから、ゴルナーグラート鉄道で2200mまで登ったリッペルアルプから見たマッターホルン。アルプスの少女ハイジがいました。
ゴルナーグラート展望台まで登った時にはマッターホルンは厚い雲に覆われていましたが、氷河が目の前に見えます。
翌日、スネガ展望台から望むマッターホルン。池に映る逆さマッターホルンも!
グリンデルワルドの街から目の前に見える荒々しいメッテルホルン。
グリンデルワルドから、ヨーロッパ最高地点にある鉄道駅・ユングフラウヨッホへ。真夏でも雪と触れ合えます。
ユングフラウ鉄道から見る車窓の風景はアルプスの少女ハイジの世界。
フランスの隣国、スイスに行きました。パリのリヨン駅から約3時間、TGV Lyriaに乗るとジュネーブに到着します。駅から10分歩くとレマン湖。プチトランで街を一周したかったのですが、日本語のガイドはなかったので、レマン湖で船に乗って大噴水を間近に眺めました。
その後、一流のブランドショップが並ぶ旧市街地を通って大聖堂へ。
プロテスタントが生まれた宗教改革が始まった地なので、近くに宗教改革博物館もあるようです。ジュネーブは乗り換え合間の散歩だけで3時間の滞在。スイス国鉄のインターシティでベルンに向かいます。
車体にかわいい絵が描いてある子供向け車両があったので入ってみると、車内に滑り台など遊具コーナーがあり、周りには、大人がそれを見守れるようなソファタイプの席もあってびっくり。子供は大喜び。自転車マークがあるドアから入ると、自転車を固定する置き場があったり、とにかくスイスの鉄道は便利・快適・機能的です。
レマン湖とブドウ畑を見ながら走ります。斜面にブドウ畑が広がる風景は、山梨を走る「あずさ」のようです。
1時間45分ほど首都のベルン着。ベルンは快晴でした。
一日目の宿はベルン郊外のB&B。首都からトラムで15分ほどで、緑豊かな静かな住宅街のかわいいらしい宿に着けました。町自体がコンパクトです。
ル・アーブルの街は英仏海峡に臨む港町としてポーツマス行きのフェリーが発着していますが、この町は第二次大戦の終盤、ドイツ軍が英国侵攻の拠点を置いていたために、連合軍による大規模な爆撃を受け、焦土と化したそうです。
戦後、市街がコンクリート中心の建物によって建築家オーギュスト・ペレの手で計画的かつ整然と再建され、今ではその都市計画による街並みが世界遺産に登録されています。町の中心にある教会も、コンクリート造りで教会とは一見思えませんが、中のステンドグラスも現代的です。
四角柱と長方形で作られた市役所、格子状の窓枠には白い点のように見えるたくさんのハトが、と思いきや、微動だにしません。まさかとは思いましたが…無数のハトの置物でした。これも都市計画?
街は計画的に作られているので、モネが絵の題材にした運河にある噴水も見ごたえがあり、街路や公園も広々としています。
こちらはパリからの列車が発着するLe Havre駅。目の前からトラムが、側面からはバスが発着する機能的なつくり。
トラムの終点は海(停留所の名前もLa Plage 「海岸」)小石が広がり水温は低いですが、石浜に座って水に体を浸しているおばあちゃんや、本格的に海での泳ぎを楽しむ人もいました。水温19度でしたので、さすがのうちの子供たちも足を水につけるだけでしたが。
日本人から見たら、遠浅の砂浜とは程遠い急に深くなる石浜で、海水浴には適さないように見えますが、ヨーロッパ各地から観光客が訪れるビーチリゾートのようです。