「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

セーヌ川河口の港町Le Havre ②

2021年07月27日 | パリから足を伸ばして

ル・アーブルの街は英仏海峡に臨む港町としてポーツマス行きのフェリーが発着していますが、この町は第二次大戦の終盤、ドイツ軍が英国侵攻の拠点を置いていたために、連合軍による大規模な爆撃を受け、焦土と化したそうです。

戦後、市街がコンクリート中心の建物によって建築家オーギュスト・ペレの手で計画的かつ整然と再建され、今ではその都市計画による街並みが世界遺産に登録されています。町の中心にある教会も、コンクリート造りで教会とは一見思えませんが、中のステンドグラスも現代的です。

 

四角柱と長方形で作られた市役所、格子状の窓枠には白い点のように見えるたくさんのハトが、と思いきや、微動だにしません。まさかとは思いましたが…無数のハトの置物でした。これも都市計画?

街は計画的に作られているので、モネが絵の題材にした運河にある噴水も見ごたえがあり、街路や公園も広々としています。

 

こちらはパリからの列車が発着するLe Havre駅。目の前からトラムが、側面からはバスが発着する機能的なつくり。

トラムの終点は海(停留所の名前もLa Plage 「海岸」)小石が広がり水温は低いですが、石浜に座って水に体を浸しているおばあちゃんや、本格的に海での泳ぎを楽しむ人もいました。水温19度でしたので、さすがのうちの子供たちも足を水につけるだけでしたが。

 

日本人から見たら、遠浅の砂浜とは程遠い急に深くなる石浜で、海水浴には適さないように見えますが、ヨーロッパ各地から観光客が訪れるビーチリゾートのようです。



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