ブルーシャムロック

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リゾートタウンの數日間_2

2022-09-24 05:44:43 | 逆襲の藤隆
咎人市に住んでいる田所笑美が、リゾートタウンのお姉さんの
ショップに遊びに来た。
「お姉さん、この草なんだけれども、昔の咎人市地方の住民が織物に使っていた
くさなんです。絹も高価だったし、まだ木綿も存在しない時代に
重宝されたのですが、今となっては放置されて単なる草になっています。」
と、笑美はのべる。
「ああ、こんな草私にどうすればいいの。」
お姉さんは多少怒っていた。
「お姉さん、色々取り扱っているじゃないの、これを再利用できれば
なんとかなるのではないかと私になりに考えたのです。」
と笑美は話を続けるのだが、お姉さんは困ってしまった・・。
田所笑美が去ったあと、妖精の国に住む錬金術師が現れた。
「お姉さん、なにか困ったような感じで見ていますね。」
と、錬金術師はお姉さんを見た。
「友人がかつて織物に使っていたという雑草をおいていったのです。」
と田所笑美がおいていった、ビニール袋をみた。
「ああ、これ使えそうです。」
と錬金術師は答えた。
「えっ。私もどうするべきか困っていたので錬金術師さん、もらっていってよ。」
とお姉さんは答えた。
「喜んで」
錬金術師は答えた。

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