ブルーシャムロック

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出来杉を捕まえた

2022-03-21 06:32:37 | 逆襲の藤隆
「出来杉君、わかるかなー。君を捕まえたかった理由を。
今僕がやりたいのは別次元の僕のためにやっているんだ。
今僕が尽くせるのは、その別次元の僕。
誰かを助けたいと思って思いついたのが
別次元の僕なんだよ。君は一番救いたい人を
救うのを邪魔しているいけない男だ。」
えっくすしは、自分の研究室を訪れ、無神經なことを言った
出来杉英才は、えっくすしのセキュリティシステムを作動し
出来杉を捕縛したようだった。
「どんなに手を尽くしても、全く自分が返り討ちに
されることが多かったが、こんなにいとも簡単に捕縛できる
なんて・・。あの落ちざる要塞を落とせるのだが・・。
yちゃんと君が結婚した時、君がよせばいいのに招待状を
送るなんて、だめだよ。yちゃんも自分を気持ち悪がっていたし、
自分より出来杉の方がいいって考えていたのに。
幸い僕は行かなかったから、yちゃんに燃料を投下しなくてよかった・・。」
とえっくすし。
「僕は君のことを思って・・。」
出来杉は弁解したが、
「本心を言うと君を打倒するなんて考えていないんだ。だが、君の
無神經な行動が、絶対無比な聖人の君にしては餘りにも
人間のEGOを感じる。口には出さないけれども、君と君の一族を
滅亡に動いている生き物がいるけれども、そいつと同じで
滅亡に追いやってもいいんだぜ。」
とえっくすしは答えた。
「開放してくれ。」
出来杉は言う。
「今日のところは開放する。しかし次をやったら、君と君の一族滅亡に追いやる。
もしかしたら、別次元の僕はyちゃんと結婚するのかもしれない。
そして君が、外から僕らを眺めていそうだ。そういう状況になっても
僕は生き方を変えないのだろう。今ここにいる僕が生き方を変えても。」
えっくすしは悲しそうだった。


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