ブルーシャムロック

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春に君と_エピローグ

2014-04-25 07:10:15 | 逆襲の藤隆
「このexamsystemの話題を誰かに話すべきか。」
桜も散り終わり、近所の川縁のSakuraも葉っぱだらけになった時、
私は旦那様に質問してみた。
「このことは、誰にも話すべきではないかもしれない。もしかしたら、実の娘だと
思っている人がショックを受けるだけだ。」
旦那様は厳しくそういった。
「そうね・・・。」
13歳の時に、旦那様のお家に養女として引き取られてから、あまり旦那様と共同研究者
の間のことは詮索しないようにしている。
「そのことは、話さない方がいいのかもしれない。徳島のお家もアルビノだった
女の子を引き取ってきたわけだし。」
この乱れた〈物語〉は、ただ春の桜のごとしか。
おわり
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