ブルーシャムロック

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リゾートタウンの數日間_11

2022-10-09 04:30:35 | 逆襲の藤隆
「うん。錬金術師、頑張ったね。」
平賀知世は、リゾートタウンのお姉さんの自室にこもりながら、錬金術師の
自信作の水着用布をみていた。
その時僕、朝岡蓮次はお姉さんの彼氏くんの部屋にいた。
「この柄が、妖精の国の伝統柄なんだ・・。」
と、知世は花柄の水着用布をみていた。
「いつも、知世さんが任意の柄をプリントする布も作ってくれたみたいだよ。」
それは、樹皮が合わさっているようにも感じた。
お姉さんはなんだか安心していたとあとで知世に聞いた。
「今日はこれで私の友達の水着と、売るためのビキニを作ろうと思う。
もちろん、お姉さんと私と、彼氏くんと蓮次くんのやつも作る。」
とティーカップに入ったコーヒーを知世は口にした。
「錬金術師さんにも、礼を言わなければね。」
とお姉さん。
「うん。結構早いスピードで作ることができる。」
と知世はいう。
「あなたの水着、評判いいのよ。雑に作らないでね。」
とお姉さんが釘を差した。
水着は、夜が明ける前にできたようだった。

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