ブルーシャムロック

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読者モデル

2015-06-02 11:43:59 | 逆襲の藤隆
「私はこの人のファンなんだ。」
私、平賀知世も親友である、有村佐和子が贔屓にしている雑誌を見て
或女性を指す。
「どの人?」
私は有村が、指した写真みた。
「田能村真澄」
という名前らしい。
「彼女は、私服の写真を見たけれども、なんとも男の子っぽい感じなんだって。
それがメイクしたりすると、こんなに女の子っぽく化けるから気に入っているんだ。」
モデルの女性は、幅広の帽子と長めのワンピーススカートに身を包んでいた。
ばっちりメイクした感じが艶かしい。
「もしかしたら、男の人に好かれそうな感じっぽい。」
有村は、少しあほで売っている腰までの長い髪の女性アイドルみたいな口ぶりだ。
「うん。」
私は田能村真澄のファンじゃないけれども、ボーイッシュより女性っぽさで彼女は売って
おいたら
正論だと思うのだ。
「女性に好まれるのは有村さんだと思うけれども。」
私は意地悪そうに有村をみた。
「そうなんだねぇ。」
有村は、おどけて見せた。
いろいろある。だが、それでいい。
おわり
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