ブルーシャムロック

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西方残務録_4

2009-03-25 21:39:15 | 菊の名前異聞
竟に、細倉さんの小説が連載を開始した。
連載をしたのは、比較的分厚い保守系のOpnion誌である。
内容としては、徹心と良庵となのる2人の僧が
大和国の山中にある山寺にやってくる。
道すがら、有る老女に謎かけのような言葉をはかれる。
菊の名前・・・。あとは長いから忘れた。
作品のことを考えると、後醍醐天皇でも絡むのだろうか。
満員電車の中、連載している雑誌を読みながらそう言うことを考えていた。
徹心はもともと侍だったという設定が出てきた。
読み進めて、陰惨な殺人事件が起こる。
もともと、討幕側と幕府側で揺れていた寺だったからだ。
次々興る事件を徹心は解いていった。
以前、古典の太平記を読んだことがあるけれども、その難しさだ。
読み終わって、何とも言えない後口の悪さが残った。
最後のページで徹心がムジナーと叫んだのが気になるのだ。
この後、連載はどうなるのか、自分も分からなくなっていた。
おわり


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