【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

円照寺、彼岸花

2020-10-04 | 花だより
円照寺
加古川市北西部の田園地帯に位置し、北には中世の城跡がある城山、北西に山陽自動車道の加古川北インターがあります。

1441年開基。旧本堂が老朽化したため、20年前に100m北から現在地に移転。
浄土真宗本願寺派。
お釈迦さまの教え、親鸞聖人の教えを大切にしながら、心が安らぐ、生きる元気が出るお寺にしていきたいと願ってられます。

花の寺でもあり、春はクリスマスローズ・ツバキ、夏はアジサイ・ノウゼンカズラ、秋は五色のヒガンバナの名所としても親しまれています。

9月24日訪れました。

田園風景が広がります。


草花を見ながら。

  


   
 
   


塀に沿って、ノウゼンカズラが顔を出しています。







チョコレート色の屋根の本堂が見えてきます。







本尊は阿弥陀如来像。



本堂の欄間


江戸時代後期の作、枠からはみ出してつながった巨大な龍の彫刻があります。



本堂の前に






鐘楼


梵鐘




豊臣秀吉が陣鐘として戦場で使い、中国大返しの際志方に残して行ったと、伝わっています。
「明応7年(1498年)周防国大和相秀」 作「富田保上野八幡宮(現山口県周南市)」の銘。
年齢516才。



梵鐘の足元に


境内のお花達。

<彼岸花(ひがんばな)>



別名、リコリスや曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれ、日本特有の「彼岸」の時期に咲く花として知られています。
水戸市植物公園の西川園長のお話を参考に・・・。

学名 Lycoris Radiata
科・属名 ヒガンバナ科・ヒガンバナ属
英名 Spider lily
原産地 日本、中国
開花期 7~10月
花の色 赤、白、ピンク、黄、クリームなど。

彼岸花は「まず花が咲き、後から葉っぱが伸びる」という通常の草花とは逆の生態をもっています。その葉と花を一緒に見ることがない性質から「葉見ず花見ず」と呼ばれ、昔の人は恐れをなして、死人花(しびとばな)や地獄花(じごくばな)などと呼ぶこともありました。
彼岸花の見頃の時期は、9月下旬あたりです。自生している原種は彼岸である秋分の日前後に花を咲かせますが、品種改良によって最近では夏〜秋の間に見頃の時期を迎えるものもでてきました。

その印象的な赤い花色から「情熱」「思うのはあなた一人」といった花言葉が生まれたといわれています。

リコリス・アルビフローラ(白花曼珠沙華/白彼岸花)
白い花びらをしていることから白彼岸花とも呼ばれる品種です。花が咲いた後に葉がでる。花びらの縁がゆるやかな波を打って外側に反る特徴があります。

オーレア(ショウキラン/ショウキズイセン)
黄色の花びらをした原種で、花が咲き終わった後に葉っぱが生えてきます。花びらが波を打って外に反り返る特徴があります。








<酔芙蓉>





<萩>
























説明文は公式サイトを参考にしました。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 葛川息障明王院(かつらがわ... | トップ | 眉刷毛万年青(まゆはけおもと) »
最新の画像もっと見る

花だより」カテゴリの最新記事