【折々の花だより】

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大佛鐵道記念公園

2023-03-21 | 花だより
「大仏鉄道」は、明治時代の鉄道会社「関西(かんせい)鉄道」の加茂と奈良を最短距離で結んだ、約10キロの路線の愛称です。
この路線は、明治31年に加茂駅から大仏駅(奈良市法蓮町、明治40年に廃止)の区間が開業。大仏駅は東大寺の大仏詣で多くの人々が利用して、同社の花形路線となりました。
翌年、奈良駅まで路線を延伸しましたが、明治40年に加茂駅から木津駅を経て奈良駅へ至る平坦なルート(現在のJR関西本線)が開通すると、黒髪山など急坂の難所を抱えているこの路線は廃線になりました。
営業期間はわずか9年で、当時の資料がほとんど残っていないことから、同鉄道は「幻の大仏鉄道」と呼ばれています。


旧大仏駅の南側にあたる奈良市法蓮町の住宅街にある小さな公園が「大佛鐵道記念公園」です。
機関車の動輪モニュメントがあり、3月から4月にかけ、枝垂れ桜が咲きます。

3月20日、通りがかりに車の中から撮影しました。










平成26年度、奈良市と木津川市が共同で作成した「幻の大仏鉄道 遺構めぐりマップ」



多くの方が楽しんでいらっしゃるようです。


説明文は奈良市ホームページより


  

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