保健福祉の現場から

感じるままに

アミヴィッド、ビザミル

2024年05月21日 | Weblog
R6.5.23共同「血液検査で認知症判別 無症状、早期の診断期待」(https://www.47news.jp/10958286.html)。

R6.5.20「【薬価収載情報】RSウイルス感染症予防薬「ベイフォータス」など(5月22日収載予定)」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=24328)ではいずれも注目されるが、「アミヴィッド静注(一般名:フロルベタピル(18F))」(https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/651410_4300453A1028_1_01)、「ビザミル静注(一般名:フルテメタモル(18F))」(https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/530359_4300454A1022_1_01)の効能・効果は「アルツハイマー病による軽度認知障害又は認知症が疑われる患者の脳内アミロイドベータプラークの可視化」である。「レカネマブ(レケンビ®)」(https://medical.eisai.jp/products/leq)について、R6.5.8産経「レカネマブ、想定上回り投与拡大 医療機関250カ所が採用、来年3月までに累計7千人」(https://www.sankei.com/article/20240508-K7DYWGA5ZRITPHTEG7ELVGP6XE/)が報じられているが、厚労省「認知症施策」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html)に掲載される「アルツハイマー病の新しい治療薬について」は随時更新されても良いように感じる。また、東京都「認知症抗体医薬「レカネマブ」投与可能都内医療機関について」(https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/zaishien/ninchishou_navi/soudan/iryou_kikan/rekanemabu_touyo/index.html)のような自治体の投与可能機関リストともリンクされても良いかもしれない。認知症施策推進関係者会議(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ninchisho_kankeisha/index.html)のR6.3.28資料(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ninchisho_kankeisha/dai1/siryou4.pdf)p3では、今年秋頃「認知症施策推進基本計画閣議決定」、来年「都道府県・市町村計画作成」とあるが、認知症治療について打ち出されるであろうか。なお、PMDA「最適使用推進ガイドライン(医薬品)」(https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/p-drugs/0028.html)のR5.12.19「レカネマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドライン」(https://www.pmda.go.jp/files/000265887.pdf)p11「投与対象となる患者」は「要件すべてに該当するアルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の患者」であり、早期診断がポイントであるのはいうまでもない。ところで、R6.5.8産経「レカネマブ、想定上回り投与拡大 医療機関250カ所が採用、来年3月までに累計7千人」(https://www.sankei.com/article/20240508-K7DYWGA5ZRITPHTEG7ELVGP6XE/)の「薬価は患者1人あたり年間約298万円。患者負担には上限があり、70歳以上で標準的な収入なら年間14万4千円となる。」は高額療養費制度(https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf)のことであるが、「全世代型社会保障構築会議」(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/index.html)の「全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)」(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/pdf/20231222_antore.pdf)p17「高額療養費自己負担限度額の見直し」の行方が注目される。
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