友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

金曜日の夜は

2010年03月12日 23時48分27秒 | Weblog
 金曜日の夜は、今度の選挙に向けてスタッフ会議を行なっている。私はほんの少しお手伝いをするつもりでいたが、いつの間にか責任が重くなってきていて往生している。私が以前、一緒に会派を組んだことがあるから手伝うことにしたわけではない。彼は、私を裏切って相手側に寝返った人で、それを知っている私の支持者は彼を嫌っている。私が応援をしなくてはならないと決めたのは、私を応援し続けてくれた90歳近くになる女性から、「あなたが応援しなければ誰が応援するの。ぜひ、力になってあげて!」と言われたからだ。彼女には本当にお世話になった。恩返しが出来るものならと決意した。

 けれども、選挙は誠にイヤなものだ。彼女は私に「あなたが声をかければもっとたくさんの人を集めることが出来るのだから、表面に出て声をかけて」と私に迫るが、人の関係はそんな生易しいものではない。私の支持者が即彼の支持者にはならない。そういうことを彼女に説明するのだけれど、なかなか分かってはもらえない。この女性は、市議選ではこの候補を、県議選ではこちらの、国会議員の選挙ではこの人と、どの候補にも一生懸命で人集めをする。こんなことを言っては叱られるけれど、選挙が好き!なのではないだろうかと思う時がある。

 今日も「事務所の開所式では、もっとあなたが前面に出てやってくれないと人が集まらない。来てくださった人も安心できない」など言われる。彼の選挙の主体となっているのは同窓会だ。同窓会の人たちを差し置いて、私が前面に出れば、同窓会の人たちは引いてしまうだろう。まず同窓会があって、それに協力する形でなければこの選挙はうまくいかないだろう。私や私の友だちが出すぎれば、私たちの発言権は増すだろうけれど、それだけの仲間を動員できるかとなると疑問だ。そんなにスッキリ割り切ってやってくれる人が何人いるのだろう。それに、正直なところ私自身にもそれでいいのかという気持ちがある。

 こんな風に、金曜日の夜は鬱陶しい気持ちになる。さて、明日の夜は、久しぶりの誕生日会だ。そんなわけで、このブログはお休みにする。
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