友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

ビールでも飲みながらテレビでも見よう

2009年06月03日 20時23分57秒 | Weblog
 ひとりでいるのだからのんびり出来るだろうと思っていたが、なかなかそういかなかった。電話が入ったり、人が訪ねて来たり、そうかと思えば頼まれていた資源ごみを出しに出かけたのに、お話を聞くことになったりして、家の外に出ることが面倒になる。今日のつまずきは、早朝にあった。マンションの大規模修繕工事のために、我が家の車と長女の車を移動させなくてはならない。ところが指定されている番号にはすでにセルシオが駐車している。番号間違いか、時間をつぶせということなのか、そう思ってショウブを見に出かけた。

 帰ってきてもセルシオはまだ駐車している。隣の番号と間違えて駐車したのだろう。仕方ないから隣に駐車しておこうと思って車を停めた。しかし、なんとなく不安が残る。管理事務所へ移動先を指定した文書を持って行き、事情を話して「隣に駐車してきたけれどいいかな」と聞いてみた。事務所の人が調べてくれたが、その番号のところはセルシオの人ではないと言う。セルシオの人は今朝、移動しなくてはいけないのだが、そう伝わっていなかったようだ。そこで別の駐車場へひとまず入れておいて欲しいと言う。

 やはり、気にかかることはハッキリさせておいた方が良いようだ。あのまま、勝手な思い込みでセルシオの隣に駐車しておいたなら、その番号の持ち主に怒鳴られたに違いない。そんなこんなでいろいろあったけれど、駐車場の件は解決した。電話2件も一応解決した。次は私自身のことではないけれど、人間は難しい存在だなと思った友人のことだ。

 音楽をこよなく愛している彼に突然、楽音が聞き取りにくい症状が生まれた。耳に近いところの音ほど聞き取りにくいらしい。「フルートをやめろということなのかな」としょげて言う。彼はフルートの他にマンドリンも弾くしピアノも弾く、また男性合唱団の指揮も行なう。マンドリンやピアノはフルートほど聞き取りにくくはないそうだけれど、聞き取ることが出来ないのに指揮は出来ないと言う。適当に過ごすことは全く彼の辞書にはない。

 運動をした方がいいと言われれば、「毎日5キロは歩くようにしている」。生真面目な人は何事も時計の振り子のように、正確にやり遂げ積み上げていく。「横道に逸れても、それもまた人生なんだと気ままになれれば、きっと病気も治るのでしょうが、そうできないところがつらいところですね」と冷やかすが、私の知人は徹底して健康管理に気をつけ実践していたが亡くなった。亡くなる時は必ず来る。それは神様が決めているのだから、罪深い私たちはそれに従うしかない。生真面目な人にやめたらと言ってみたところでやめられるものではない。怠け者にまじめになれと言っても難しい。

 さて今晩はひとり、誰にも邪魔されないからビールでも飲みながらテレビでも見よう。
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