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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

シートベルト着装違反

2008年05月24日 21時55分56秒 | Weblog
 変な夢を見た。私は車を運転していた。T字路で左折しようとしたけれど、向かうの道幅が狭い。カーブミラーがないから安全を確認するために、そっと前に出たけれど、左右が見えない。車を少し前に出し、シートベルトをはずして身体を乗り出すようにして左右を確認する。大丈夫だ。車のハンドルを左に切り、まっすぐになったところで、シートベルトを探り当て身に着ける。

 その時だ。右側の塀の向こうで、こちらを観察している目があった。次の瞬間、「ピー」という笛の音とともに旗が振られ、警察官が飛び出してきて、停車を命じられる。「シートベルト着装義務違反です」と警察官は言う。私は冷静だったが、「またか!」という気持ちだった。警察官とケンカするほど反体制的ではないが、理不尽はイヤだ。

 「あの、ズーとその陰で見ておられたのですよね。それならお分かりだと思うのですが、あの角を曲がるには身を乗り出さないと安全確認はできないですよ。そのためにシートベルトをはずしましたが、それで違反といわれては、納得できません」。

 若い警察官はお気の毒という顔をしたが、「私たちは規則に基づいて取り締まっていますので」と言う。そこへ上司らしい警察官が来て、「文句は裁判で言ってください」と言う。冗談じゃないよ。この国では自分の行為に釈明も許されないのか。シートベルト着装義務に違反すると言うから、シートベルトをしていたら安全確認ができないと説明しているのに、全く、聞く耳は持たないということなのか。

 「交通事故をなくすことが皆さんの仕事なら、どうして隠れているのですか。隠れてやるのは、取り締まることが目的だからではないのですか。だいたい、シートベルトを着装しないことと交通事故をなくすこととどんな関連があるのです?交通事故をなくすことに重点があるなら、ケイタイを使用しながらの運転の方がはるかに危険でしょう。シートベルトを着装しない人が事故にあった場合、死亡するケースが多いことは知っていますよ。けれど、それは自業自得であって、シートベルトをしないために危険運転をしたわけではないでしょう」。

 なんだか、私はだんだん理屈っぽくなってきていた。警察官はイライラして「我々は法に従って取締りをしている。文句は裁判所で言いなさい」と言う。私は絶句した。そこで目が覚めた。夢だったのか。それにしてもシートベルト着装義務違反で取締りを受けて以来、どうも素直になれない。SEXの夢を見たという人がいるが、ホントうらやましいね。
コメント
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