友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

高校野球が始まった

2008年03月22日 20時28分21秒 | Weblog
 高校野球が始まった。入場行進を見ることがなかったが、たまたま今日は選手宣誓を中京大中京高が、また開会式の進行を光が丘高の女子高生が、そしてカミさんの友だちが住んでいる町から成章高が特別枠で出場するというので、テレビをみんなで見ていた。入場行進を見ていたら、ほとんどの選手がゲンコツ握りで行進していた。中には肩の高さほどに上げているチームもある。

 選手宣誓もそうだけれど、これが今の高校生の流行なのかと理解した。知り合いの息子も今度高校生になるというのだから、まだ中学3年生なのだが、学生服のズボンを腰骨の下までにずらして穿いているそうだ。顔はまるで女の子のように可愛いから、どうみてもバランスが悪い。母親が「そんな風に下げて穿くなら、いっそのこと股下を浅くしたら、ちょっとは足が長く見えるんじゃない」と言っても、全く聞く耳を持たないそうだ。

 私たちの高校生の頃はどんな学生服が流行していたのだろう。私の幼な友だちは、学生服を標準よりも丈を長くして、裏地に竜を使っていた。私の娘たちが高校生の頃は、ロングスカートが流行していた。いつの時代でも、子どもたち、特に自分を意識し始める頃には、何らかの形で自分をアピールするもののようだ。私はできるだけオーソドックスに徹することでお洒落を意識していた。学生服の袖口から1センチくらいワイシャツが見えるとか、靴下は黒か紺しか履かないとか、ハンカチは白、学生帽はきちんと被る、それが自分のお洒落だと決めていた。

 高校野球はやはり清々しい。見ているとキリがなくなるので、外に出てチューリップに肥料をあげたり、雑草を抜いたり、バラの鉢植えを移し替えたり、お昼を除いて朝から夕方までずっと外にいた。重い鉢を移動した時、腰を痛めないように気をつけたのに、長い時間前かがみになって作業をしていたために、腰痛になってしまった。筋肉の衰えに勝てなくなってきたことが情けない。

 農作業ほどではないのに、やり始めるとなかなかこれでよしと言うことにならない。やってもやっても次々とやることが生まれてくる。おそらく嫌なことならすぐにでも、これでいいだろうとやめてしまうのに、好きなことというのは時間が苦にならないから不思議だ。好きな本を読んでいる時も、好きなことを書いている時も、時間の経過を忘れていることがある。好きな人にでも会っているなら、もっと時間を忘れてしまうことだろう。

 人は夢中になれることがあるから、幸せなのだろう。さて、明日の朝も作業を続けようか。腰が痛くなければよいのだが、どうかな。
コメント (2)
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