昨日、病院に行ってきた。医師は私が持参した血圧計の記録を見て、「やはり薬を飲んだ方がいいですね」と言う。「薬をやめて2ヶ月近くなったのですが、やはりもとのようには戻らないのですか?」と尋ねると、「血管をやわらかくするような薬はまだ開発されていないので、仕方ないでしょう」と答える。
私が人間ドックの結果について、もう少し慎重になって、他の医院で再度診察を受けてみればよかったのだが、医師が言うのだから間違いないだろうと、血圧を下げる薬を何の疑いもなく飲み続けてしまったために、高血圧症を自ら招いてしまった。とはいえ、決断したのは自分なのだから、医師のせいにすることはできない。
あの時、ああしなければよかったのにということは人生にはいくらでもある。けれども、その時、決めたのは他の人ではなく自分自身である。だから、全てを受け入れる以外にはない。そこで、自暴自棄となって、どうでもいいやと考えるか、それでもなお、前向きに生きようとするかでは、大違いだと気が付いた。
私のブログを読んでくれた人が「そんなに自己中心とは思わなかった」と、感想をポロリと言ったことがあったけれど、私が自己中心的な人間であることは間違いない。私は何よりも自己を大事に思ってきたから。自己なくして民主主義はないと考えてきたから。けれども、自己を大事に思うことはそれ以上に他者も大事に思っていることでもある。なぜなら、幸せは自分ひとりでは成り立たないから。
私が幸せだと思う時は、他者がいて、その他者と自分が一体と感じるような時だ。人の幸せは人と人との間にしか生まれないと思う。私が生きていけるのも、私を必要と思ってくれる人がいるからで、誰からも必要に思われなければ、生きている意味も価値もないように思う。死ぬまで、自分の幸せを求めて生きていくことが人の務めと思えるようになった。
私が幸せになるためには、私以外の人たちも幸せでなくては、私は幸せを受け止めることができない。だからこそ、大量殺人を目的とするような戦争を許すことはできないし、争いごとは嫌いだ。また、いつかキチンと書かなくてはいけないと思っているが、NHKブックス『暴力はどこからきたか』を今日、読み終えた。
以前、「ライオンは同じライオンを殺したりしない」と書いたけれど、オスのライオンは子どもを殺すことがあるそうなので、訂正しなければならない。オスのチンパンジーも子どもを殺すことがあるそうだ。いずれも、新たにボスとなったオスが、自分のタネでない子どもを殺してしまうケースだ。自分の子孫だけを残すための行為だという。
この本では、メスはいじめることはあっても、決して殺すような行為はしない。人間だけがメスもオスと同じように殺しをするようだ。動物のほとんどが同種を殺すことがないのに、人間だけが殺人を犯すし、戦争をすると思っていたが、チンパンジーのオスたちも群れを成して他の群れを襲うことがあるそうだ。
人の暴力がなぜ生まれたのか、しかも大量殺戮をなんとも思わないのか、人間は誠に不思議な生き物のようだ。
私が人間ドックの結果について、もう少し慎重になって、他の医院で再度診察を受けてみればよかったのだが、医師が言うのだから間違いないだろうと、血圧を下げる薬を何の疑いもなく飲み続けてしまったために、高血圧症を自ら招いてしまった。とはいえ、決断したのは自分なのだから、医師のせいにすることはできない。
あの時、ああしなければよかったのにということは人生にはいくらでもある。けれども、その時、決めたのは他の人ではなく自分自身である。だから、全てを受け入れる以外にはない。そこで、自暴自棄となって、どうでもいいやと考えるか、それでもなお、前向きに生きようとするかでは、大違いだと気が付いた。
私のブログを読んでくれた人が「そんなに自己中心とは思わなかった」と、感想をポロリと言ったことがあったけれど、私が自己中心的な人間であることは間違いない。私は何よりも自己を大事に思ってきたから。自己なくして民主主義はないと考えてきたから。けれども、自己を大事に思うことはそれ以上に他者も大事に思っていることでもある。なぜなら、幸せは自分ひとりでは成り立たないから。
私が幸せだと思う時は、他者がいて、その他者と自分が一体と感じるような時だ。人の幸せは人と人との間にしか生まれないと思う。私が生きていけるのも、私を必要と思ってくれる人がいるからで、誰からも必要に思われなければ、生きている意味も価値もないように思う。死ぬまで、自分の幸せを求めて生きていくことが人の務めと思えるようになった。
私が幸せになるためには、私以外の人たちも幸せでなくては、私は幸せを受け止めることができない。だからこそ、大量殺人を目的とするような戦争を許すことはできないし、争いごとは嫌いだ。また、いつかキチンと書かなくてはいけないと思っているが、NHKブックス『暴力はどこからきたか』を今日、読み終えた。
以前、「ライオンは同じライオンを殺したりしない」と書いたけれど、オスのライオンは子どもを殺すことがあるそうなので、訂正しなければならない。オスのチンパンジーも子どもを殺すことがあるそうだ。いずれも、新たにボスとなったオスが、自分のタネでない子どもを殺してしまうケースだ。自分の子孫だけを残すための行為だという。
この本では、メスはいじめることはあっても、決して殺すような行為はしない。人間だけがメスもオスと同じように殺しをするようだ。動物のほとんどが同種を殺すことがないのに、人間だけが殺人を犯すし、戦争をすると思っていたが、チンパンジーのオスたちも群れを成して他の群れを襲うことがあるそうだ。
人の暴力がなぜ生まれたのか、しかも大量殺戮をなんとも思わないのか、人間は誠に不思議な生き物のようだ。