みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

漆洞山

2012-04-20 | 準山行
2012年04月19日

クラブ準山行 (平日山行  木曜日)
漆洞山  1320.5m        3等三角点   2.5万図 夏厩
(桑崎山から転進)

CL 山田Mさん                天候 晴       参加者 18名

 春に三日続きの晴れはない。今日は今週最後の好天、北アルプスの展望に胸を膨らませて集合。CLより簡単な挨拶をもらい、予定時刻より少し早目に出発。高速IC飛騨清見で降りて、一路、卯の花街道を山吹峠へと舵を切る。双六川沿いの林道に入る手前に「山吹峠は通り抜け出来ない」との立て看板があったが、通行止め柵の脇を通り抜け、そのまま先を急ぎ前に進む。山吹峠の鞍部が前方の視界に入り峠の間近を感じたその頃、林道には雪が積もったまま我々の前進を阻む。全く除雪の痕跡がないので、これより先に車では進めないことが分かった。悔しいが、まだ峠は3、4km先だろうか、前に進むことを断念する。
 CL、SLさん達で転進先について検討中、その間我々は道路脇の蕗の薹の収穫に余念がなく、各自の袋を満たしていく。転進先は流葉山とか、15分程の山菜採りを楽しんだ。第二の目的地へ向かう道程、道の駅宙(スカイ)ドームに立ち寄る。ここで現在の時間、所要時間等を考慮して最終的に漆洞山に転進と確定した。
 再び今朝通った卯の花街道を戻り、彦谷川に架かる切越橋の袂に駐車する。手元の時計は10時を少し超えていた。ここが漆洞山の登山口、ここの駐車場周辺にも、沢山の蕗の薹が群れを成している。各自が登山準備、体操をして出発体制を整える。10時23分、班編成無しでいざ出陣、彦谷川の支流の車進入止めの柵の横を右手に林道に入る。すぐに猪臥山との分岐であったが、ここを谷川沿いに右手に林道を進み目的地の漆洞山に向かう。林道の分岐で小休止、これより尾根に取り付くことになる。笹の上に中途半端に積もっている雪、足を取られながら、もう少し雪が深ければ楽に登れるだろうと思いつつ、笹や木の枝を必死で掴み藪漕ぎに入って行く。尾根に上がれば藪漕ぎはない、右手後ろを振り返るとヤッター、白山が真白く光って木立の間から望めた。あまり視界の良くない尾根を進み最後の藪を潜り抜けると漆洞山の山頂に到着、三等三角点にハイタッチ。正面に北アルプスの山々が白銀に輝いている。右手には御嶽山も薄らと望めた。皆さんそれぞれに北アルプスを正面にして、その展望を楽しみながら1時間余りの昼食をとる。芽吹き前だがブナ林の小枝が視界を遮るので、少し下まで降りて笠ヶ岳、槍ヶ岳、焼岳、穂高連峰を瞼に焼き付けた。北アルプスをバックに集合写真を撮って13時丁度に下山開始。帰り道は尾根道が過ぎてから藪漕ぎを避けて少し右手に進路を変更、針葉樹林帯を下山。林道に入ると蕗の薹目当てで急に皆さんの歩調が速くなった。皆さんの目残しを摘み取りながらブナ林を歩く。秋なら紅葉が美しいかも・・・と思いつつ、駐車場に到着。各車毎の現地解散となった。
(記録担当 松尾Tさんの報告より)


  山頂パノラマ


笠ヶ岳、槍ヶ岳方面

 
  漆洞山三角点

コースタイム
関5:55==美濃IC6:05==道の駅古川いぶし7:20~7:31==山吹峠手前3.5Km地点8:25~8:40==道の駅宙(スカイ)ドーム9:01~9:12==漆洞山卯の花街道登山口10:02~10:23 ・ ・ ・林道分岐10:50~10:56 ・ ・ ・漆洞山山頂(昼食)11:50~13:00 ・ ・ ・林道出合13:35 ・ ・ ・登山口14:02~14:25(現地解散)


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芦倉山

2012-04-16 | クラブ山行
2012年04月15日

クラブ山行
芦倉山 1716.7m     3等三角点  2.5万図 二ノ峰

CL 泉谷さん        天候 晴            参加者 11名

関を車3台で出発。郡上にさしかかった頃には東の空が明るくなった。中居神社到着後、CL、SLの挨拶、ストレッチを終えてスタート。朝日添川までの道は雪が無く、フキノトウが顔を出していた。林道は緩んだ雪で歩きにくい。時々雪を踏み抜きながら尾根を登って行くと、木の間越しに野伏ヶ岳、小白山、薙刀山が望まれる。喘ぎながら登った頂上は、抜ける様な青空と雪のコントラストが素晴らしい。北アは劔岳まで望め、中ア、白く光る富士山などの眺望を堪能した。この芦倉山でクラブ推薦青葉30山達成されたKさんをCL手作りのアップルパイで祝った。
 好天候、タイムも順調なので時計回りで下山。尾根上部は笹や木の枝に掴まりながらの急坂。林道に出会ってからも2時間程の雪道となったが、全員無事中居神社に帰着できた。
 仲間が準備された暖かい飲み物で疲れを癒し、CL挨拶後現地解散となった。 
(記録担当 中島さんの報告より)



小白山、野伏ヶ岳、薙刀山

もうすぐ頂上

  別山、白山方向
( 写真 MYさん 談話室投稿より)
コースタイム
関4:30==白山中居神社6:20・・・朝日添橋6:30・・・牧川出合7:00・・・保川林道870m地点7:30 7:50・・・林道1030m尾根取付8:05 8:20・・・1320m急登取付9:48・・・芦倉山12:35 13:20・・・保川林道出合15:15・・・保川林道870m地点16:25・・・朝日添橋17:15・・・白山中居神社17:30


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岩岳

2012-04-09 | 準山行
2012年04月08日

クラブ準山行  若葉30山登ろう会
岩岳 999.5m
 
    3等三角点           2.5万図 谷合

CL 西井Sさん             天候 晴        参加者 14名

快晴で暖かく、桜も一気に開花しそうな陽気になった。国道の尾並坂峠は道が狭いので県道79号線経由で樽見に向かう。東板屋へ入り上葛谷林道路肩に駐車。上葛橋まで戻りストレッチを終えてスタート。植林の急坂を登り600m辺りの樹間から北西に真っ白な能郷白山や磯倉が見えて来た。足元にはイワウチワの蕾も見られたが未だ早い。頂上までの急登は枯葉などで滑らないように木に掴まりながら行く。山頂には50㎝程の残雪。三角点を探したが雪の下で判らなかった。東には御嶽山、乗鞍岳が望まれ、雪の上でゆっくりと昼食を摂った。下山はストックを収納し木に掴まりながら滑らない様に気をつけた。登りに気になっていた登山口の空き缶などのゴミも回収した。帰りは武芸川のカタクリ鑑賞、高富のデコポン購入など車ごとに分散して関へ帰着した。                 
(記録担当 長谷川さんの報告より)


岩岳                             山頂標識


山頂にて

  能郷白山                        
(写真提供 須田さん 花咲人さん)

コースタイム
関8:00==林道駐車9:00・・・登山口上葛橋9:25・・・山頂12:35 13:25・・・登山口15:10==関17:00



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竜ヶ岳

2012-04-02 | クラブ山行
2012年04月01日

クラブ山行
竜ヶ岳   1099.3m       2等三角点        2.5万図 竜ヶ岳

CL 須田Kさん              天候 曇            参加者   26名

平成24年干支の山「竜ヶ岳」の山行が年度初めに行われた。当初計画のホタガ谷登山道が荒廃して歩きにくいため遠足尾根登山道をピストンすることに変更。林道を20分程歩いて登山口に到着。1時間程スギ林をジグザグに登る。スギ林を越え尾根へ出ると、アセビの花が咲いていた。樹林帯を抜けるとなだらかな熊笹の尾根となり、天候が雪、風、あられとなりとても寒い。しかし雲の動きが早く時々眺望が開け、あちこちに雪景色が見られた。遠足尾根を1時間程登るとホタガ谷登山道との分岐。ホタガ谷道側に15m位の雪崩の跡があり木が2、3本なぎ倒されていた。この頃は少し青空も見え、頂上を望みながらしばらく登ると、シロヤシオの樹氷があり、この時期に思いがけない光景に出会えて感激した。頂上近くになると強風で帽子も飛ばされそうになり、頂上はガスで何も見えず真冬並の寒さのため、記念写真を撮り急いで下山した。15分程下った笹原の中で、風を避けて短時間で昼食を摂る。そこから少し下ると、たくさんのシロヤシオの樹氷が一面の笹原の中に桜が咲いたように点在し、雑誌に出てくるような美しい景色であった。シロヤシオが咲く5月には草原の中に羊の群れがいるように見えるとか。遠足尾根から北に藤原岳、南に釈迦ヶ岳、御在所岳等の山々、眼下には木曽三川、遠くかすかに伊勢湾が見えてすばらしい展望であった。登山道がぬかるんでいて靴が泥まみれとなり大変だったが、無事下山できた。  
 
(記録担当 清水さんの報告より)

                              

 
  釈迦ヶ岳遠望

 

 
写真提供 須田さん 山田さん




コースタイム
関6:00==養老SA6:40~6:50==関ヶ原IC6:55==宇賀渓駐車場7:50~8:15 … 遠足尾根登山口8:35 … 分岐11:00 … 頂上11:40~11:55 … 昼食12:10~12:30 … 分岐13:0 … 登山口15:05 … 駐車場15:30~15:50==関ヶ原IC16:40==関17:50



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