みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

入笠山

2015-08-26 | クラブ山行

クラブ報告

2015年8月23日(日)   天候 曇り     参加者 31名       
CL 藤村さん
 暑かった夏も朝晩涼しくなり、関市役所にはいつもより皆早く集合している。体験参加の若い女性の紹介があり、車6台31人で定刻より5分早く出発する。恵那SAと諏訪湖SAでトイレ休憩し、諏訪南ICから沢入登山口の駐車場へ向かう。
 
ストレッチを済ませA ・B・C3班に分かれ出発すると間もなく、黄色のマルバダケブキが出迎えてくれる。ハナイカリが笹の中に目立たないが咲いている。湿原の入り口の立ち入り防止柵を通ると、マツムシソウ・ワレモコウ他 秋の気配を感じられるお花畑が待っていました。クサレダマ(草連玉)という変わった名前の黄色の花が咲いていた。男性のカメラマンは、あざみの?花(タムラソウ)にとまるアサギマダラの蝶にと、皆お目当ての花にカメラを向け花の百名山に満面の笑顔。
 ロープ柵と頑丈な出入口の柵を通り、今日一番の急登岩場コースをから天気よければ、360度大展望の山頂へ到着。集合写真を撮影し予定より早い昼食 曇で展望悪いため方位盤で山の方角を確認する。下山は古くからの伝説にある首切登山口へ下山し林道を通り、山彦荘に到着トイレ休憩し沢入登山口へ下山する。ゆ~とろん水神の湯に入り体験山行・新入会者・久しぶりに参加の方の感想を聞き、入会される事期待して、諏訪南ICから予定より40分以上早く帰路につく。運転手の方長距離運転有り難うございました。山頂の大展望が見られなかったのが残念でしたが、たくさんの花に出会えゆったりと花山行、帰りも予定より早く帰れ、ボランティア協会があり入山料無しで、得したような楽しい山行でした。リーダーさん・諸役の皆さん 有り難うございました。                                                                                                       (記録担当 細江さんの報告より)

 今日出会った花   牛乳・お土産を買うと貰える冊子に載っていました。
丸葉岳蕗 花碇 秋の麒麟草 草連玉 黄釣船 山蛍袋 野薊 松虫草 釣鐘人参 細葉鳥兜 蝦夷竜胆 沢桔梗 下野 小鬼百合 柳蘭 吾木香 犬胡麻 車花 釣船草 田村草 曙草 梅鉢草  美山梅草 鋸草 山母子 他 

  コースタイム
関 5:55=富加関IC=恵那SA 6:45=諏訪湖SA 8:10=諏訪南IC 8:35=沢入登山口8:45~9:15…入笠湿原10:20~11:00…山頂11:45~12:45首切登山口13:05…林道…山彦荘13:20~13:40…沢入登山口着14:25 水神の湯 14:45~15:50 諏訪南IC=富加関IC=関着18:20

        
                                                                               (スライド写真提供 水野Oさん)
            

 

             

                                                                               (スライド写真提供 須田Kさん)

 

            
           この地図は地理院地図を加工し掲載しました               (地図提供 須田Kさん)  

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烏帽子岳

2015-08-12 | クラブ山行

クラブ報告

 2015年8月9日(日)       天候 晴れ     参加者 17名      

CL 圓戸さん
関市役所でCLの挨拶後、5:00に4台の車に分乗して出発。恵那SAで休憩後、松川ICで下り鳩吹峠へと向かう、車窓からタマアジサイとサワギキョウが目に付く。
10台以上は止められる駐車場に3台位は止まっていた。一段上の駐車場には簡易トイレが設置されていた。ストレッチ後、紙面上では班分けはなかったが、CLが早い人と普通の人に、分けて行動すると言われ、SLが先頭を行くことになり、自己申告で早い組に入ったので、下山後まで早い組のコースタイムを記載しました。(8人)普通の組(9人)、登山口には案内図の看板があり箱の中には「烏帽子岳・念丈岳・大島山・本高森山」登山ルート図がありました。
 滑りやすい登山道から始まり笹の茂った道をジグザグに登って行く、まもなくすると小八郎岳の分岐に着くが、帰りに登るとCLからの説明を受けていたので、左へと進んで行く。笹の間にはアキノキリンソウ、ホトトギス、ホタルブクロが咲いていた。鳩吹峠から山頂まで10分の3と書かれた紙が付いていた。まだ先は長いと汗を拭う。笹が深くなり一段上がるのが高く、よく見て行かないと足を踏みはずしそうになる。木々の間から白い岩が見え出した。少し落ちるような感じの細い登山道で、そこからは急勾配を登ると飯島ルートの案内板があった。ここは10分の7だ。笹の登山道を下りて急に登り出すと「セキナギ」と言われる所へ出た。
下を見ると怖い、ぞっとする。石がキラキラ光っている。「ダイヤモンド取って来て」と誰かが言っていた。南アルプスが雲の間から顔を出している。塩見岳は確認出来た。辛さも忘れ感動したのもつかの間、厳しい登りが待っていた。時折谷から吹き上がってくる涼風も嬉しかった。大きい段を何度か登ると、大きな岩が見えてきた。SLが全員この岩を登り頂上まで行くと決めた。ストックを片づけ慎重に登って行く。頂上かと思ったらもう一つ向こうに見えたここからの眺めも良く、南アルプスもさっきと同じ様に目に入る。転がっている岩のかけらは、キラキラ光っている。一旦下りて登った所が頂上だ。お初だったので先に行かせてもらって三角点にタッチした。標柱はグラグラしてどうにか建っていた。日陰が無い頂上からは、中央アルプスが眼前に、山肌が削られている空木岳、南駒ヶ岳、前山で見えないが念丈岳、大島山があそこくらいかな?と他の登山客とも話した。
 後続隊を待っていたが携帯もつながらなくて、30分経過したのでSLが食べようと言われ、昼食を取っている所へ7人が登って見えた。一人が飯島ルート分岐でリタイヤされ、救護の方が一緒に付き添っているらしいと言われた。SLともう一人は先に下山された。昼食後集合写真を撮り下山となった。岩は通らず笹の中を通るルートだが、下山モードになっている足は少しの登りでもきついと感じる。飯島ルートの分岐まで来たら、メモ書きで4人は先に下山すると名前が書いてあったので、マジックでそれをなぞり6人は小八郎岳へ行くと後続に伝えた。上り下りを2回ほど繰り返し、小八郎岳の頂上に着いた。四等三角点にタッチして東屋で小休憩、烏帽子岳が大きく見えた。整備された頂上にはマツムシソウ、ネジバナ、シモツケソウが咲いていた。
 
小学生がここまで登山するらしく、良く整備された登山道にはママコナが沢山咲いていた。ここからは登る事もなくジグザグに下りて行く、大井川鉄道の、SLか解らないが時折汽笛が聞こえて来た。飯島ルート分岐の4人は14:10に下山されていて、6人は14:35下山しました。小八郎岳へ登らなかった2人は15:40に登った組は15:55に下山しました。CLの挨拶後解散となりまっすぐ帰った車は18:20関市役所に着きました。色々反省する事が多い今日の山行でした。
CLはじめ諸役の皆様お疲れさまでした。
帰ってから調べたのですが全国に烏帽子と名が付く山は100座以上有るそうです。今日登った烏帽子岳は、2001年に飯島町から山名変更を受け「ヶ」を省き今の名前になったそうです。

 出合った花 
タマアジサイ、サワギキョウ、オカトラノオ、ホトトギス、マツムシソウ、
ネジバナ、シモツケソウ、
クモキリソウ、ママコナ、アキノキリンソウ、シオガマ、
ホタルブクロなどでした。
                                                                                                                  (記録担当 渡辺Aさんの報告より)

 コースタイム
関5:00=恵那SA5:55~6:15=松川IC=鳩吹峠P7:20~7:35・・・小八郎岳分岐8:00・・・飯島ルート分岐9:35・・・セキナギ9:52・・・頂上11:07~12:20・・・飯島ルート分岐13:08・・・小八郎分岐1:54・・・小八郎岳14:04~14:10・・・小八郎分岐14:22・・・鳩吹峠下山14:35=関18:20

        
                                                                                               (スライド写真提供 圓戸さん)

 

        
                                                                                 (地図提供 前田さん)

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雄山・別山・奥大日岳

2015-08-03 | クラブ山行

クラブ報告

2015年7月26日~28日(日~火)    参加者 20名

    
CL 永井Hさん

1日目 (26日) 天候 晴れ
 超低速の気まぐれ台風の進路が定まらず、立山の雄山から大汝岳、真砂岳、別山、奥大日岳、大日岳を巡る大縦走の実施が危ぶまれたが、参加者の強い願いが届いたか、当日早朝はなんと星空の幕開けとなった。
 集合した参加者の期待に満ちた弾む声と笑顔のもと、CLから挨拶・連絡があり4台の車に分乗し出発する。
 日曜日のため駐車場は何処も満車状態であったが、運よく川岸に数台分の空きを見つけた。立山ケーブルカーに乗って美女平に向かえた時に、やっと立山縦走の実感と期待が沸々と沸き上がってきたのは私だけだったであろうか?
 弥陀ヶ原を縫って走る車窓からは、沢山のニッコウキスゲの花が青空の高原に眺められた。室堂でゆっくり高度順応の時間をとり、Kさんによるストレッチの後に登山を開始する。
 数箇所で真っ白な残雪の上を渡るが、足からの感触が実に心地いい。一の越山荘は特に行き交う登山者で大渋滞、頂上の混雑はここは山頂かと訝しく思ってしまう位の状況だ。先ずは日本三霊山で知られる雄山神社に参拝し、小石の敷かれた社殿の前に腰を下ろし、神主によるお祓いを受けお神酒を戴く。打ち鳴らされる太鼓の響きに、周囲に聳える多くの峰々の景色の中で、不思議に神秘的な心境を味わった。一等三角点「立山」にタッチし、円形の山名板で景色を堪能しながら昼食を楽しんだ。
 最高の好天に恵まれ、雄山から大汝山経由の稜線歩きで右に後立山連峰や黒部湖、左に室堂方面の残雪の美しい風景を眺めながら歩け、今夜の宿の内蔵助山荘手前の真砂岳では天を衝くような巨大な岩峰の剱岳が待っていた。
 夕食前の歓談は大盛会で笑い声が絶えず、夜半の満天の星空は感動的であった。
                                                      (1日目記録担当 西口さんの報告より)

 コースタイム
関若草プラザ4:00=ひるがのsa4:55-=城端sa5:55=流杉p6:50=立山ic7:00=
立山駅7:35~8:20美女平駅8:45室堂ターミナル9:30~10:00・・・一の越山荘11:15・・・雄山12:50~13:35・・・大汝山14:05・・富士ノ折立14:25・・・真砂岳15:20・・・内蔵助山荘15:25{宿泊}

       
                                                                                                     (スライド写真提供 渡辺一さん)

2日目(27日) 別山 奥大日 大日岳
 昨晩早くから、床に着いたためAM4時には、殆どの人が起床する。
朝、日の出の予定がAM4時44分だという事で、日の出の見える絶好のポイントへと集まる。
 身を切る様な強風の中、日の出を待った。予定より3分遅れて4時47分鹿島槍と五竜との間に素晴らしい日の出!思わず手を合わせて、今日の登山の無事を祈願した。
 回りを見渡すと殆どが、みのハイクの仲間達だった。「最高の日の出で良かったね」と言葉を交わし山荘へ戻る。
 朝食タイムはAM5:00 全員が要領よく食事と支度が済み予定より25分早く山荘を出発する。
緩やかな下りが有り、その後はだらだらとした登りが続く、別山に到着、記念写真を撮り小休憩して出発。
 目指す大日岳まではまだまだ遠い!でも同じ歩いていても、とても展望が優れているので心が癒される。
東を見れば別山、西の方には大日岳、南は薬師岳、北の方は剣岳と360度の素晴らしい眺めである。
 足元には、数々の高山植物が一杯咲き乱れていて、疲れた体を癒してくれる。
お花に詳しい仲間が数人いて、次々に出会う花の名前を教えて下さったが、自分には聞いても、本当に特別な花しか頭に残っていない、
 時期的に本当に沢山の花に出会ったが!情けないけど、記憶に乏しい、でも満足しました。
長い道のり、下界では見られない多くの花のお蔭で疲れた足も前に進む。
 ようやく奥大日岳へ到着、又々剣岳の展望が素晴らしい。A班が少し早く到着したのでB班の到着まで
10分程待ち揃った所で昼食となる。全員で記念写真を撮り、大日岳を目指して出発する。
 山頂から短いクサリを使って岩場を下る、軽くアップダウンを繰り返し進む、短いクサリの付いた岩場を超えるとすぐになだらかになる。
 しばらく歩くと、木道が敷かれ歩きやすい、大日小屋が見えて来た!ヤッターという気持ち、その上本当に運が良い、なんと雷鳥のつがいに出会えたのだ、愛くるしい姿で出迎えてくれてA班の殆どの人達が出合う事が出来た。
 大日小屋に着きB班の到着を待ってザックを置いて大日岳へとピストンした。
ロングランの道のりを制覇出来満足、夕食の時間まで山荘の外で仲間達と飲み会、お酒の苦手な人も他の飲み物で付き合って下さり、和気あいあいと楽しいひと時を過ごした。
 大日小屋、ランプの小屋というイメージを残す小屋、剣岳の展望に恵まれ静かな雰囲気が味わえる山荘。
 夕食はPM5時と早い時間だったが疲れて早く床に着く人が大半、元気の良い人は談話室にて童心に返りトランプをして楽しまれた。
 自分も今回は歩くのが精一杯というのに記録という大役を受けてしまい半分気が重く帰ったら又、大変という事が頭からはなれず楽しさが半減しました。
 でも無事に立山三山制覇出来た事に感謝しています、ご一緒して下さった皆様お世話になりました。
有り難うございました。
                                                     (2日目記録担当 藤村さんの報告より)

  コースタイム
内蔵助山荘発 5:35 …… 別山 7:10 …… 北峰往復 7:30 …… 新室堂乗越 9:15……室堂乗越 9:45 …… 奥大日岳 11:10 昼食 11:50 …… 大日小屋 14:10{ザックデポ}…… 大日岳山頂 14:35 …… 大日小屋15:00{泊り}

      
                                                                                           (スライド写真提供 渡辺一さん)

3日目 (28日)
 夜間に激しい雨音を聞いた(1~2時頃)。4時頃には、大方全員起きていた。外は小雨。5:30からの朝食が待ち遠しかった。全員カッパを着てA班から小屋を出発した。道は雨水が流れる中歩く。小屋の人から「下の方の谷の水は増えているので注意して下さい」の言葉に渡渉の心配がつのる。石ガラ岩の急坂の九十九折りの下山中にもキヌガサソウ・ニッコウキスゲの群生にワ~と声があがる。8時過ぎ霧雨も止みカッパの帽子脱ぐと涼しい。最後の大きい谷の渡渉をSさんの先導・見守りで全員無事わたり安心する。
 スマホ見た方より9時にはあがる・聞いていた通りだった。大日平の木のテーブル・椅子有る所で全員カッパを脱ぐ。Hさんのとんちと冗談に皆大笑いしながら、青空に日差しガスも消えると広大な阿弥陀ヶ原が見渡せた。ラムサール条約・・云々の看板あり、笹が一面と言う感じで花を見つけるのは容易でなさそう。新しい木道の路は長い。古い木道を新たにする木材が脇に積まれていた。やがて、急下降が始まった。梯子・ロープ・急段々は一足ごとに要注意だった。牛ノ首で予定より1時間遅れていると解る。
 坂なれども少し広い所で休憩をとる。登りの登山者にも数人と会った。少しなだらかになった所で荷運びの人とすれ違う。もう、バスは間に合わない為、運転者4人に先に降りてもらいタクシーで車を取りに行ってもらう。昨夜、男性方で遅れた場合の話し合いが出来ていた。坂で休んだ時に左先方に見えていた滝はいつか後方になっていた。薄茶色の広い舗装道路に出たら登山口だった。Wさんが電話され約1時間あると解りザック置いて称名滝へ歩く。近づくと滝からのしぶきが涼しい。橋を渡り石段を登りつめると滝の全貌が見えた。ここまで来ないと見られないんだ・と解る。凄い水量であった。車を取りに行かれた4人はこれを見てないと思うと申し訳なかった。登山口に戻り更に十数分道路歩きレストラン・Pがある所でソフトクリームを食べて待つ。やがて車到着、分乗して予約のホテル森の風立山へ、やはり予定より1時間遅れで着く。風呂で3日分の汗を流し遅い昼食でみんなの無事下山を祝った。そしてここで、解散とした。
 11年前クラブで参加された人の内4人が今回も参加されていた。又今回2泊3日の山旅は初めての方も数名あり、少し高山病になったり足場の悪い道や9時間以上の歩きの日もあり大縦走だったから、自信になったのではと思う。反省点も有りますが、和気あいあいの中、お互い気遣いしあい協力し無事に終れたのは、有り難く嬉しかった。役目を果たして下さった方々初め皆さんに心からお礼申し上げます。本当に有難うございました。
                                                      (3日目記録担当 永井Hさんの報告より)

 コースタイム
大日小屋6:15出発・・大日平8:56~9:06・・大日平小屋9:13・・木道終9:50・・牛ノ首1010・・猿ヶ馬場10:40・・登山口11:28・・称名滝展望台11:50~54分・・道路歩き・・レストラン・バス
P、12:22~12:35車分乗出発12:43==ホテル森の風立山・13:00~入浴~昼食~解散14:45(車毎の時間)~車出発14:55=城端SA16:37~16:51==松の木峠P17:43==美濃IC18:44==関18:53。 

                 
                                                                                                   (スライド写真提供 渡辺一さん)

  
                                              (地図提供 前田さん)

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