みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

上ヶ洞

2016-10-24 | クラブ山行

クラブ報告

2016年10月23日(日)    天候  曇り少し晴れ     参加者 22名

      

CL 永井Hさん
 「藪もない、ほとんどが自然林の素晴らしい山」「稜線はさながら〈トトロの森〉のよう」「超絶美林の山」・・・。先輩の方々が書かれたブログを拝見すると、こんな言葉がおどっています。超絶・・・とはちょっとオーバーじゃないの、という気がしないでもありませんが、考えてみると、このくらいの高度の美濃の山々を思い浮かべると、笹や灌木に覆われていて、人の立ち入りを拒むような所がほとんどであることを考えると、そうやなぁという気分にもなります。
 芋島の山神様横にある小広い空き地に5台の車を止め、登山準備やストレッチをした後、150mほど北側へ行った小谷を渡って、北西に立ち上がっている尾根にとりつきました。傾斜は平均で40度くらいか。自然林ではあるけれど、細い立木はまばらで、足元は落ち葉も混ざったザレ。だから登行には結構神経も使う有様でした。高度差にして約530mほど登りようやく主稜線に到達しました。
 ここから山頂まで、直線距離にして約1キロメートルの稜線がその超絶帯でした。山頂との標高差はたったの70mほどですが、もちろん紆余曲折やアップダウンがあります。稜線はわりと広く、目印の赤布は欠かせません。ブナなど広葉樹の大木も多く、シロモジも黄色くなり始めてはいましたが、全体として紅葉はまだこれからというところでした。
 すでにこの山の経験者も数人おられましたが、三角点への最後の詰めでは、「あっちだったかな」「こっちだったかな? 」という場面もありました。でもそこはみなさんがベテラン、予定していた時間よりだいぶ早く頂上に着きました。本来なら頂上からは北面に大きく川上岳が見えたり、稜線からは白山なども見えるはずなのですが、濃いガスに覆われていて展望はありませんでした。

 下山にかかると北面はいっそう小暗くなり冷たい風も吹いてきて、これは時雨れてくるのでは・・・と思うほどでしたが、稜線を離れて北西尾根の下りになるとまた少し明るくなり、お天気の心配はなくなりました。
 もっとも、この尾根は登りでさえ神経を使ったほどなので、みんな慎重でした。足がずるっとなって落石を起こす人もありました。この山にはきちんとした登山道どころか、踏み跡もあまりはっきりとはしていませんでした。ところが稜線にはこんなに明るく広々とした、大木もある所があるなんて。登山者として初期にこうゆう所へ立ち入った人たちはすごいと思いました。山登りを楽しむ原点がここにあると感じました。
 最後になりましたが、体調を崩されていたにもかかわらず、無理をし、がんばってCLの任務を全うされたNさんに、心からの敬意と感謝を申し上げます。
                                 (記録担当 澤田Zさんの報告より)

 コースタイム
関6:30=道の駅明宝7:30~7:40=馬瀬芋島・駐車場8:05~8:20日・・・東南より北西への尾根を急登し、主稜線1.165m地点へ10:05~10:15・・・上ヶ洞山頂11:10~11:50・・・駐車場13:45~13:55=道の駅明宝(休)=関15:50

 

    
                                  (写真提供 前田さん)

       
                                                                                                             (地図提供 前田さん)       

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労山山まつり

2016-10-21 | クラブ山行

クラブ報告

2016年10月16日(日)     天候 晴れ     参加者 18名    

   

CL梶谷さん・SL森川さん
 8月中旬から毎週日曜日が雨予想で、リーダーさんが山行をどうしようと悩ませた8月・9月だったが、今日はまったく雨の心配のない最高の秋日和の中、岐阜ケルンさんの当番で県連の山祭り行われました。みのハイクからは18名が参加。関市役所からは14名が、8時に集合の池田町の大津谷公園に向け出発。9時10分に到着し現地集合の4名と合流し、受付を済ませ、参加者の確認のち開会式が行われる。 県連理事長の長沢さんの挨拶、参加クラブ代表の一言を頂き、今日のスケジュールの説明後、ストレッチ体操行い、9班に分かれて9時40分登山口に向け歩道を進み、鹿の侵入を防ぐため設けられた防護柵のゲートを開け、森の中に入り一路 山頂を目指して登山道を進みました。10月中旬のこの時期のためか、花もなく、鳥の声も聞こえず、ただ黙々と前に進むのみで、ときをり木立ちの中から見せてくれる街並みを見ながら、目的地の池田の森・パラグライダー発進基地に到着しました。みんなで登頂の喜びと労いの言葉を掛け合い、山頂から眺める濃尾平野の絶景を楽しみました。昼飯はケルンさんが用意された豚汁をいただき、食後は気象台に勤めてみえる木村さんによる気象予報に関する講演あり、今まで知らなかった話が聞け参考になりました。天気のクイズでは、正解者には図書カードがもらえて有り難いとの声が聞かれ、和やかな中で終わりました。記念撮影後13時半過ぎに来た道を班ごとに下山開始し、14時50分~15時20分までに無事 大津谷公園に到着しました。閉会式後 解散しました。リーダーさん、役員さんご苦労様でした。   
                        (記録担当
 小林さんからの報告から)

   
                              (写真提供 池ケ谷さん)

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