みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

瓢ヶ岳

2016-08-13 | クラブ山行

クラブ報告

2016年8月11日(木)    天候 晴れ     参加者 26名 

      
CL 安田さん
 
今日は、今年から新しく制定された「山の日」という祝日。天気は快晴。こうした中で、瓢ケ岳清掃登山が計画されたのは本当に素晴らしい事だと感じました。
 
関市役所駐車場では、34名の皆様の清掃活動により、20袋という多くのゴミが集められ、すっかりきれいになりました。天気予報では「猛暑」の予報でしたが、さわやかなひと時でした。
 
清掃登山者26名は、関市役所出発後、道の駅でトイレ立ち寄り、林道登山口でストレッチ体操、デポ車の運転者到着を待って登山開始となりました。
 
草刈り機が6台用意されており、それを担いで登るのは、それだけでも大変だろうと思われました。 奥瓢ケ岳分岐点の少し上あたりからエンジン音が聞こえ、登山道整備が開始された事が分かりました。瓢ケ岳頂上へ到達したところ、既に周辺の笹が刈られており広々とした空間となっておりました。頂上からは霞の上より高い御嶽山・白山等が望め、まずまずの眺望でした。休憩・記念撮影の後、骨ケ平方面の登山道整備が再開されました。
 
草刈り機で笹を刈る人、刈られた笹を片付ける人、鎌で残った笹を刈る人、鉈で登山道へ出過ぎた枝を枝打ちする人、玄能で出過ぎた大釘を打ち込む人、猛暑の中での作業ではありましたが、参加者はそれぞれ役割分担を自覚して作業に励んだ結果、場所によっては笹が生い茂って足元も見えなかった登山道が、見違えるように歩きやすい登山道になりました。
 
骨ケ平で作業が終了となり、昼食を摂っての下山となりました。瓢の森駐車場へ到着したところ、一足早く下山した接待係の女性が用意された、お菓子・冷たいお茶・ジュース・コーヒー等が待っておりました。その他、Mさんの畑で出来たスイカが用意されていた事は望外の喜びで、美味しく頂きました。 いずれも、猛暑の中で大量の汗を流した後の「おもてなし」は本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 
諸役の皆様、参加された皆様、本当にお疲れ様でした。私事ですが、私にとっては初めて登った瓢ケ岳です。そして素晴らしい「山の日」になりました。ありがとうございました。
                           (記録担当 小瀬Sさんの報告より)

  コースタイム
関市役所駐車場清掃6:00~6:35
関市役所6:35==中美濃林道峠登山道口8:00・・・奥瓢ケ岳分岐点8:25・・・登山道整備作業・・・瓢ケ岳9:25(写真撮影)9:40・・・登山道整備作業・・・骨ケ平11:20・・・瓢の森駐車場13:00(接待)13:25現地解散

        
                                                      (写真提供 前田さん 水野さん)

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継子岳 摩利支天山

2016-08-11 | クラブ山行

クラブ報告

2016年8月7日     天候 晴れ     参加者 25人

              

 CL 清水さん
 「あ~今日も登れるかなぁ~」少し肌寒い朝。テントのチャックを開けるとすがすがしい朝の森の空気がフワーッとテントに入ってきました。
前日、今回参加の3名と近くの小坂で自山行を行ったため、キャンプ場でテント泊。バタバタと片付けをして登山口へと急ぎます。
 今回の継子岳と摩利支天山は 剣ヶ峰を主峰とした御嶽山の外輪山で、五つの火口湖があり二の池と三の池は常時水をたたえた雄大な山です。しかしご存知のとおり2年前の噴火で多くの人が犠牲となりました。亡くなられた方へ心よりご冥福をお祈りいたします。
 関市役所を出発したメンバーと、御嶽小坂登山口駐車場で合流。CLの挨拶、準備体操後7時20分登山口を出発しました。登山口を通ると100m毎に五の池小屋まで42枚の標識があり、途中休憩をとりながら高度を上げて行きます。登山道の脇にはカニコウモリやモミジカラマツ、アキノキリンソウなどが咲いて、息を上げてハァハァ言っている私を励ましてくれます。途中のぞき岩避難小屋を通過した頃から1班の皆と離れていき、どうにもペースが上がりません。登りの苦手な私はどうしようもなく重い体を何とか少しでもと必死に登りましたが、やはり迷惑を掛けてはいけないと2班に入れてもらい今日の自分のペースを見つめつつ登りました。いつもの体調と違うどうにも辛い気持ちをとりあえず五の池小屋まで行こうと自分の世界に入り込み黙々と歩きました。気付くと森林限界を越し見上げると五の池小屋がポツンと見えています。「あと少し・・・」と2班の班長さんを確認しながら何とか10時20分五の池小屋までたどり着くことができました。小屋の手間ではイワツメクサやコマクサ、イワギキョウが「頑張ったね」と声をかけてくれているようで嬉しかったです。しばらく休憩していると次々とクラブの皆さんが「フー。ヤレヤレ・・・。よかった~!!」などと言いながら額に汗を流し登ってきました。きっと辛かっただろうなぁと思いましたが、皆さんとても嬉しそう。そんな姿を見て頂上を諦めかけていた私ですが、目の前に摩利支天がドンとそびえ「あと少しだよ~」と言っている皆さんの言葉にまた励まされ「よし、あと少し頑張ろう!」と気持ちを切り替え10時40分Bコース摩利支天組出発。その後に続いてAコース継子組も出発しました。摩利支天に向かう途中三の池が見えます。その色は透き通ったコバルトブルー。とても神秘的でした。摩利支天乗越まで20分ほど急登を行くと、先ほどまでどっしりとしていた山の形が横側からはナイフのような岩の山になり、その横を少しのアップダウンを繰り返しながら歩いていきます。ふと見上げると1班の皆や2班の班長さんが「お~い!もうすぐだよ~!」と頂上から手を振っています。最後の岩場を登ると11時20分そこはもう頂上。「やった~!!」とても辛かった分ちょっぴり涙がでてしまいました。その後しばらく景色を眺め、山頂の風を感じていると向こうの方に3班の姿が・・。
「ヤッホー!」とWさんの声に「おーい!!」と答える3班の皆さん「なんだか仲間っていいなぁ~」と思う瞬間でした。3班到着後昼食を食べながら、中央アルプスや御嶽山の雄大な景色を思う存分堪能し12時下山開始。Aコース継子組と五の池小屋で待ち合わせ、ちょっと一息していると小屋の中から電子ピアノの音色が・・・山の上でピアノ??と思いつつ小屋の中に入って聴いていると私の大好きなジブリの曲が!!またまた感動。そして心和ませてくれました。
 継子組も小屋に到着し、皆で記念撮影。「ねぇ、きれいに撮ってね。あれ逆光じゃない?」と皆さん汗まみれになっているのにそこは大切! ワヤワヤ言いながらとても楽しい撮影会でした。
 さあ下山。ザックを背負ってふと見るとKさんがベンチに座ってちょっと悲しげな顔。今日は足の調子が悪く五の池小屋まで来たものの自分の体をいたわり頂上を断念されていました。Kさんは私の父と同じ年でなぜかとても心配になりました。「大丈夫ですか?」と声をかけると「下山のほうが大変だが自分のペースでゆっくり行けば大丈夫」と言われ、何もできない私ですがそっとKさんの膝をなで「気を付けて下りてくださいね・・・」と声を掛けさせてもらいました。「さぁ自分も気を引き締めて下りなきゃ」と深呼吸し13時15分五の池小屋を後に長い下りを楽しみます。班長の速いペースに付いていくのが大変で「待って~~」と心の中で叫んでいましたが容赦ありません。皆がポイントごとで待っていてくれるのですが私が着き、一口飲むと「もういいね」と言ってまたすぐ出発。「え~!私まだ休んでないよ~」と思いつつ下山は何とか心臓も付いていけそう。下りの勢いに身を任せ転ばないよう必死に下りると15時ジャスト登山口無事下山。その後も各班が無事下山。心配していたKさんも私が下山してから20分後に表情明るく下山され「よかった~本当によかった。」肩の力をなでおろしました。
 下山した班から順に濁河温泉市営露天風呂で汗を流します。”アブに注意!!”と張り紙がしてあり「えー!!裸んぼになるのにどうすればいいの~~」と思いましたが、たくさんの人がいるのになぜだか私だけが”チクリ”・・・アブの餌食となりました。
その後、露天風呂の駐車場でCLの挨拶後現地で解散し帰路につきました。

 今日もまた一つ頂に立つことができました。CLさんSLさん班長さん、そして一緒に登ってくださったみのハイの皆さん本当にありがとうございました。またこれからも宜しくお願いします・・・

  入会してまだ5ケ月。そして初めての記録係、文章力のない粗末な感想ですが最後まで読んでくださりありがとうございました・・・
                             (記録担当 佐藤さんの報告より) 

 コースタイム
関4:00 = 飛騨小坂 = 県道437号 = 濁河温泉 = 駐車場7:00・・登山口7:25・・仙人橋7:40・・のぞき岩避難小屋8:50・・お助け水〔8合目〕9:20・・飛騨頂上・五の池小屋10:20~10:45・・Bコース 摩利支天山11:20~12:00(昼食)・・飛騨頂上・五の池小屋(A・Bコース全員集合)12:30~13:15・・8合目14:15・・のぞき岩避難小屋14:25・・湯の花峠14:20・・仙人橋14:20~14:50・・駐車場15:00~15:40 = 濁河温泉市営露天風呂15:30~17:00 = 関20:00

                        
                                 (写真提供 前田さん)

           
                                                                                                    (地図提供 前田さん)

 

 

 

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